ザ・グレート・展開予測ショー

過去へ・・・・・・3


投稿者名:ハッカ
投稿日時:(02/ 8/ 3)

『よーし、次のグループ』
俺らは審査員に言われて審査会場に入っていった。
『諸君の霊力を審査します。足元のラインにそって並んで霊波を放射してください!』
『では始めて!』
「はーーーッ!!」
俺の周りの皆が霊波を出した。俺はこっそりと作っといた文殊で封印していた霊力を解除した。
『15番、25番、42番、37番!失格だ!帰っていい!』
「く・・・!!」
ドンドン人数が減ってきた。
「だんだん人数が減ってきたな・・・・・!!13番のバンダナがものすごい霊波を!!」
審査員の1人が13番の霊波計を回りに見せた。
「何だ!?このものすごい霊波は!?霊波計が振りきれたぞ!!」
と審査員の席でザワザワとしている時、受験者も皆横島を見ていた。
「横島さん!!!凄い霊力だ・・・!!!吹き飛ばされそうな感覚だ!!」
本人も気付いて少し霊力を出しすぎたなと思い、少し霊力を押さえた。
「13番の霊力が急に弱くなったな・・・見間違いか・・・?いや・・・気のせいではない・・・たしかにすごい霊波を出していた。」

一方、変装している美神は・・・
(・・・・何だったの?あの霊力は・・・?横島君があんな霊力を出せるはずがないわ!!小龍姫様と同じ位の霊波だったわ。気のせいよね?)
と気のせいと思いこんでいた。
『よーし、そこまで!!9番、44番、28番、7番、13番!!君達は合格だ!二次試験会場へ向かってくれ!』
「横島さん!!!」
ピートとタイガーが俺のところへ駆け寄ってきた。
「横島さん、ものすごい霊波が出てましたね。何であんな霊波が出せるんですか?」
「・・・・それはいえない。」
「まあいいですけど・・・でもその時バンダナに目が開いてましたよ。」
「バンダナ・・・!?あっ・・!!」
そういえばこのバンダナがあったから余計な霊力が出ちまったんじゃね−か?そう考えていたらバンダナから急に火が出て、焼けてなくなった。
「うあちゃーーーーー!!!!!!!!あっ!!バンダナが・・・!!」
バンダナが焼けたのにまあいいかというような顔をしてピート達を飯に誘おうと思ったとき、後ろから声をかけられた。
「行きましょ!試合前にお昼食べないと・・・」
俺はその人が美神さんと分かっていたが、それを隠してこういった。
「地獄の果てまでお供させてください!!!」
そして近くにある喫茶店へ行った。
試合の話しを聞いてる時つい調子に乗りすぎたら、あんのじょう殴られた。
「あんた、まだ気付かないの?」
「へ!?」
「私よ、横島君。わ・た・し(はあと)」
「えっ!?美神さん!?」
「横島君にばれないなら大丈夫ね!」
「そんなあああああああああああああひどいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!」




一方外では・・・
「どう、雪之丞?あたし達の敵になりそうなのはいた?」
「まあな。女とバンパイアハーフ、もう1人は・・・よく分からん。・・・だが、いずれにせよ首席合格は俺達がいただく!GSのエース!おいしい・・・!おいしすぎるぜっ!!
「ホッペにご飯粒ついてるわよ、雪之丞!」


一方ピート達は・・・
「悲しいですね・・・・・・」
「ほんとじゃのーーーー・・・・・・・」
2人で悲しく弁当を食べていた。
タイガーにいたっては、梅干にご飯という悲しい弁当だった。

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