ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(18)〜伝説の魔獣ヤマタノオロチ〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/ 3)

「ぐぬ〜、メドーサの奴まだ寝てやがる。」
「魔力はもう回復しているはずですから、これはおそらく昼寝でしょう。
「ひ・・・昼寝!もうガキそのものじゃねーか。」
俺は今メドーサを背に乗っけて先を進んでいる。
つまり、俺はメドーサをおんぶしてるのだ。
シクシク・・・ガキの体やから柔らかな胸の感触が全くせん!!
「どうにかなりませんか?」
「こういったことは竜神族始まって以来なかったことなのでわかりません。
ですが、ヤマタノオロチの血なら・・・・・・」
「ヤマタノオロチ?」
「日本の神話に出てくる竜神です。と言うよりもむしろ魔獣と呼ぶほうが正確です。」
「そいつの血でなんとかなるんスか?」
「わかりません。こんな事に使われる事はありませんでしたから・・・
けれど、ヤマタノオロチの血はあらゆる状態異常を治せることができるんです。」
「可能性はあるんスね。」
「ヤマタノオロチを倒す事は難しいですよ。
天照大神さんの弟君で、剣の腕が超一流のスサノオさんがやっとのおもいで倒した程ですから・・・」
「小竜姫様がそこまで言うならそうとう強い怪物っスね・・・」
「はい・・・正直言って私と横島さんの二人掛かりでも勝てるかどうか、
メドーサが加わったとしても・・・おそらく・・・」
!!!!?
「横島さん気付きました?」
「は・・・はい・・・何んスかこのすごく息苦しく感じる霊波は?」
「ヤマタノオロチ・・・」
「なっ・・・メドーサ、起きとったんか、だったら俺の背中から降りろ!」
「お前の背中なかなか寝心地が良かったからついな・・・
それにこの霊波を感じて動じない程強くもなく、愚かじゃないさ。」
俺達の前に現れたヤマタノオロチという魔獣が不気味な程静かに立っていた・・・

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