ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(17)〜チビメドちゃん大活躍〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/ 2)

「なーメドーサ。」
「なに横島?」
「なんで俺の頭に乗っかる!?」
「い〜じゃんか、そんなの気にすんな。」
「気にするわ〜!いいから降りろっ!!」
あたしは横島がそう言ったのでしぶしぶ降りる。
「だいたいどうすんだメドーサ!?」
「さ〜、わかんないや。」
「わかんないってな〜!そんな小さい体じゃ魔族とかと闘いにくいだろ!」
「う〜ん・・・まっいいじゃんか。あたしの事なんだからあんたにゃ関係ないだろ?」
「そりゃま〜そうだけど、なんて言うか・・・」
「へ〜、心配してくれんの?やっぱあたしん事惚れてんの?」
「なわけねーだろっ!!」
「じゃ、なんで心配すんのさ?」
「えっ?」
「だからなんで心配んのか聞〜てんの。」
「そりゃ・・・ほら、ここにいる間だけだけど仲間じゃんか、仲間の事心配すんのは当然だろ。」
「(仲間・・・か)でも、この塔から出たらまた敵同士になるよ。」
敵同士・・・そういや元々敵同士だったんだよな俺達・・・
「ちょっと、横島さん!何二人の世界作ってるんですか!周り囲まれてるんですよ!」
と言う小竜姫様の声で気が付くと周りは魔物に囲まれていた。
30体はいる。今回初めての団体のお出ましだった。
「レッサーデーモンか・・・あたしに任せな横島。」
「ちょ・・・メドーサ無茶すんな!」
俺がそう言うとメドーサ両手に魔力を集中させてそれを一気に放つ。
すると俺達の周りを囲んでいたレッサーデーモンは消し飛んだ。
はっきり言ってあっけなすぎ!レッサーデーモン何しに来たんだ?
「見たろ横島。今のあたしでも十分ザコ魔族は倒せんだ。あたしの心配する必要ないよ」
と言ってメドーサは倒れた。
「て言ったそばから倒れてるぞ!」
「ZZZZZZzzzzzzz・・・・・・・・」
「寝てんのか!」
「ところで横島さん・・・」
「何スか小竜姫様?」
「メドーサの事心配してたのは本当に仲間だからですか?」
「そうっスよ。」
「何でです?」
「無茶して闘ってほしくないんスよ。もう仲間を失うとこ見たくないから・・・」
「そうですか・・・(でも横島さんメドーサはまた敵になるかわかりませんよ)」
「小竜姫様・・・」
「・・・・・・えっ?」
「無茶して死なないで下さいね、俺きっと耐えられない、小竜姫様に死なれたらきっと・・・きっと・・・耐えられない・・・」
「横島さん・・・約束します!」
「小竜姫様・・・」
「私は横島さんを残して死んだりしません、絶対!!」
・・・・・・・・・
「死ぬ時は一緒です!」
俺は胸の中が熱くなるのを感じた。

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