ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(10)〜たった一人の闘い〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 7/31)

メドーサの両目が不気味な光を放った途端場の雰囲気が変わった。
「ど・・・どこだここは!?」
「あたしが結界を張ったのさ。」
「結界?」
「あんたと1対1で勝負をつけようと思ってね、誰も手出しでき
ないようにしてるのさ。まあ、どっちにしても小竜姫はあんたを
助けてくれないだろうけどね。」
「どうしたらこの結界は消えるんだ!?」
「当然あたしが結界を解くか、死ぬかで結界は消えるのさ。」
「じゃあ、お前倒して小竜姫様に誤解を解かないとな。」
「できるかな?」
メドーサは愛用の武器(名前知らないので教えてください)を使っ
て、三連突きをする。さすがメドーサその攻撃は早く完全にはよ
けれず、右肩をかすめてしまった。
「こんなもんじゃないだろ?横島!!以前あたしを倒した時はこん
なもんじゃなかったろ?」
俺は『剣』『盾』『鎧』『兜』を文殊で出した。
今の俺の姿はDQ1の勇者の格好そのものだった。
「そんなの付けて強くなったつもり?あたしもあまく見られたね〜」
メドーサは武器を斜めに傾けて突っ込んでくる。
この戦法はすごいとしかいいようがなかった。
なぜならうまくよけたとしても武器そのものでたたきつけてダメージ
を負わせることができる。
が、俺は盾の丸みを利用しそれを受け流し剣でメドーサの右足を斬る。
「ぐっ!やるね〜横島!!そうこなくっちゃね〜。」
「今すぐ結界を解けばこれ以上怪我をしなくてすむぞ?」
「もう勝った気でいるの?忘れた?あたしには超加速があるのをね!」
メドーサは超加速に入った。
だから俺は文殊を使って超加速をする。
『超』『加『速』
はあ〜、こんなとこで文殊全部使ってしまった。
これで決まらなきゃ死ぬな・・・
嫌だ〜!こんなとこで死にたくない〜!!
「何ぶつぶつ言ってるのさ!?」
「俺は死なない!!」
それは一瞬で決まった。
俺はメドーサのに剣が当たった時全力で霊気を叩き込んだ。
それでメドーサはふっとんだ。
「ぐっ!かはっ!!はあ、はあ、さすがだね〜横島・・・やっぱあたし
が思った通り・・・いや・・・それ以上の力だね・・・」
「何が・・・言いたいんだ?メドーサ?
「横島・・・あんたこの上の階に行くつもりだろ?どうだい、あたしと
この塔にいる間だけ手を組まないか?」
「メドーサ・・・」
「どうだい?」
「何で俺がお前と腕組んでこの塔を歩かなきゃいけないんだ!?」
「あんたバカか!ってバカだったね、簡単に言えば同行してやるって
言ってるんだよ?」
「つまりこの塔にいる間だけ一緒に闘ってくれるってことか?」
「フン!あたしも上に行く目的があってね、上にはあたし以上の魔物も
し、あんたと小竜姫二人がかりで勝つのが困難な奴もいる。」
「本当か?」
「実際あんた文殊全部使ったんだろ?文殊出すには大量の霊気が必要
だし、この先どう進んでくか考えてる?」
見抜かれてる・・・
「わかった・・・とりあえず手を組もう・・・」

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