ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(7)〜探せ!ガルーダの弱点〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 7/29)

『ケーェェェ!ホワイッ!!』
ガルーダの素早い蹴りが俺を襲う。
「なんて力任せで強引な攻撃なんだ。」
いくら霊気の膜で身を守っていてもまともに食らえば痛い目にあうのが十分に分かった。
『ワチャチャチャチャ〜!!』
次にガルーダは連続で素早いパンチを連続でする。
「くう〜(こういうの相手にするのは俺じゃなくて雪之丞だろ〜!!)」
俺はガルーダの攻撃を防ぎながらそう思った。
「肉弾戦は好きじゃないがやるしかない!!」
俺はガルーダの右ストレートを左手でタイミングよく受け止め右肘でガルーダの顔面めがけて右肘でエルボーを食らわした。
だが、その攻撃はガルーダに簡単に防御されてしまった。
そして俺はしゃがんで足払いをしてガルーダの体勢を崩そうとした。
けど、ガルーダは鮮やかといっていい程のバク転をして体勢を整えた。
「このガルーダ強すぎる〜!!」
「横島さん・・・。」
いつのまにか小竜姫様が俺の後ろに立っていた。
「横島さん、聞いて下さい。」
「小竜姫様・・・こんなとこで愛の告白っスか!困りますよ!でも、小竜姫様〜!俺も前からあなたのことが・・・でっ!!」
「そんなんじゃありません!!」
俺は小竜姫様にどつかれてしまった。
しかし小竜姫様〜!そんなんって言い方ひどいっスよ!
でも、顔赤いっスよ?
「せっかくガルーダの弱点を見つけたのに、やっぱ言うのやめますか・・・。」
小竜姫様はまだ頬を赤くさせたままそんなことを俺に言ってくれた。
「ガルーダの弱点!!一体何なんですか!?」
「あのガルーダは離れた所から見ると攻撃の時隙があるんです。」
「す・・・すきって、小竜姫様あのガルーダに惚れたんスか!何ですか!?」
「そのすきじゃありません!!それに私は・・・私は・・・」
小竜姫様・・・
その時俺は頭のなかからすっかり消えていたガルーダが俺と小竜姫様に突進してきた。
その攻撃に対して俺は小竜姫様の肩を引き寄せて後ろに飛び退いた。
その状態のまま小竜姫様はガルーダ対策の方法を説明してくれた。
「私がガルーダの注意を引き付けます。その隙に横島さんがガルーダに重い一撃を食らわせて下さい。そのために、横島さんこれをあなたに渡しておきます。」
「こ・・・これは!?」
「ガルーダ!私、小竜姫が横島さんに代わって相手をします!!」
ガルーダは小竜姫様に狙いをさだめて攻撃をしてきた。
「竜神閃光体!!」
小竜姫様から出た眩しい光がガルーダの視力を奪う。
「今だ!!」
俺は右手におもいっきり霊気を集中させてガルーダの顔面を殴って殴り飛ばした。
え?なんで俺の目が眩んでないかって?それはさっき小竜姫様が俺に渡してくれたこの
サングラスがあったからだ!
それにしても小竜姫様なんでサングラスなんかを・・・


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