ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(5)〜いきなりピンチか!?動く石像ガーゴイル〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 7/28)

俺と小竜姫様は試練の塔の前まで来ていた。
「いよいよですね、小竜姫様。」
「気を抜かず戦いましょう。」
そして俺達は入って行った。
部屋の中には中央に鳥人間の形をした石像が置いてあるだけだった。
「何もいませんね、小竜姫様。」
「気を抜かないで下さい、この中には各フロアごとに魔物が一体だけいます。」
「えっ?一体だけなんスか?だったら複数の魔物相手にするより楽なんじゃ・・・」
「確かにそうですが、霊力の使いすぎには気を付けて下さい。傷の回復はできても霊力の回復は簡単にはできませんから。」
そういった会話を小竜姫様と交しているうちに石像を通り越した。
小竜姫様はその石像がどうも気になっているようだった。
「横島さん・・・。」
「はい。」」
「あの石像、どう思いますか?」
「怪しいですね・・・」
「ですが、魔気は感じられません。」
「どういうことっスか?」
「多分、何か仕掛けがあるのかもしれませんね。」
「仕掛け・・・スか・・・」
俺は何かを踏んでこけてしまった。
「ってー!!なんでこんなとこに石があるんだ!?」
それはま〜るい石だった。
すると、後ろから視線を感じた。
俺と小竜姫様は同時に後ろを向いた。
なんと石像が動いていた。
「ミーターナー!!!」
「思い出しました。あれはガーゴイルです。」
「ガーゴイル?」
「横島さんがさっき踏んだ石はガーゴイルを封じている石なんです。」
「もしかして、俺がその石踏んで壊したからガーゴイルが襲ってくるんスか?」
「そういうこになります。」
ガーゴイルが石の剣で俺に斬りかかって来た。
どうでもいいがなんで俺なんだ?
ひょいっとかわして右手に霊力を集中させる。
「見てて下さい小竜姫様!俺がこんな石像叩き壊してみせますよ!!」
「待って下さい横島さん、ガーゴイルは・・・」
と小竜姫様がそんなことを俺に言ってくれたが、俺は最後まで聞かず、ガーゴイルに殴りかかった。見事命中!!
が・・・しかし・・・
「いって〜!!」
「ガーゴイルはゴーレム並の硬さがあります。だから、殴り掛かったら拳を痛めてしま・・・って、もうそうなってますね・・・」
「そういう事はもっと早く言って下さいよ!」
「すいません。・・・ですがガーゴイルの硬さは並じゃありません私の神剣で斬れるかどうか・・・」
「大丈夫っスよ!俺に考えがあります。」
俺は右手に大き目のサイキックソーサーを作った。

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