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投稿者名:A.SE
投稿日時:(02/ 7/25)
くるりと舞って黒髪短く揺らめき
白い頬を少しだけ涙で濡らして
君は微笑み 別れの言葉も無く
暗く虚ろな夜に消え去ってしまった
嵐の朝に君は闇から生まれ
炎の中に細い指を躍らせ…
笑顔と戦いの陰に憂いを隠し
瞳は過ぎ行く世界に心を託す
時は移ろい 惹かれゆく想いに
光る剣の影が深く突き刺さる
儚げな光は一夜に燃え立ち
命の鎖をためらわず絶ち切り…
逃れ走る果てにもさだめは忍び寄り
幸せはつかの間の幻と消えゆく
引き裂かれた夢 ただ一つ残る願い
全てはもう最期の夕暮に戻らない
空に嘆きと苦痛の歌が渦巻き
死を求める腕が大地をかきむしり…
くるりと舞って黒髪短く揺らめき
白い頬を少しだけ涙で濡らして
君は微笑み 別れの言葉も無く
暗く虚ろな夜に消え去ってしまった
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今までの
コメント:
- なんだか彼女の一生を言葉に起こしただけの様になってしまいましたが、実を言うとこれは僕がルシオラのテーマにふさわしいと(勝手に誰の同意も無く)信じている、J.S.Bach 作曲 ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 BWV1060 という曲の第一楽章主題に合わせるイメージで作った詞なんです。http://member.nifty.ne.jp/yrz/midi/midiroom.htm にそのMIDIがあるのでもし興味がれば聴いてみて下さい。ただ、正直電子音では著しくムードに欠けるので、機会があればオリジナルの演奏を(更に贅沢を言えばなるだけ小編成の楽団で)聴いてみて下さると嬉しいです…。 (A.SE )
- う、うおおおん!(感想←ダメ) 彼女の儚く短い生を非常に上手く表現していたと思います。敢えて具体的な事柄を明記せずに「光」「陰」と言ったキーワードで場面場面を表している点がスゴイです。蛍の化身たる彼女に相応しい詩でした♪ う、うおおおん!(冒頭繰り返し) 「彼女」じゃなかったらごめんなさい(汗)。 (kitchensink)
- ↑あ、A.SEさんのコメントを読まずに書いたものですから、少し意味不明になってますね(汗)。最後の文の「『彼女』じゃなかったらごめんなさい(汗)」は気にしないで下さい。 (kitchensink)
- おおお、素晴らしい!
今学校のパソコンでやっているため音が聴けないのですが、家のパソコンがネットにつながり次第聴いてみようと思います。しかし、詩とは・・・ライスさんといいあなたといい皆さん多才ですね〜。羨ましい・・・ (ヨハン・リーヴァ)
- ルシオラのテーマ……赤とんぼ…かな?
正しく、彼女を連想させる序盤でしたが、最後の最後で余韻を残しすぎカナ?って気もします。
何はともあれ、素晴らしい詩には変わりないので賛成です。 (魚高)
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