ザ・グレート・展開予測ショー

アシュタロスを継ぐ者〜三章(その2)〜


投稿者名:ゆうすけ(侍)
投稿日時:(02/ 7/21)

それから三日が経った・・・・・・・。
隊長の言う人はまだ現れてない。
隊長も不安の色を隠せないようだ・・・・・・・・。
まあ今は唐巣神父とチェスをしているが・・・・・・・・。
みんなが修行に専念している間、俺達(横島・美神・タマモ・エミ・タイガー)は・・・・・・・・・・・・・暇だった。
「あー、・・・・・・・・・・待機って言ってもこー何もしてないと体がナマってしょうがないわねー」
「それにしてもいつになったら隊長の言ってる人が来るんですかね?」
「あたしが知ってるわけないでしょ!?」
   バキッ!
「ぶ、ぶたなくてもいーじゃないですか・・・・・・・」
痛いのー。
「しかし・・・・・・・あれよね」
「へ?」
「一体、私たちに何をさせたいのかしら?ハッキリ言って私と横島クンの合体技は私達にとってこれ以上ない武器だと思わない?」
「じゃあその合体技をパワーアップさせるんじゃないんスか?」
「どうやって?」
「いや、俺に言われても・・・・・・・・・」
うーん、・・・・・・・・・・・・確かにどうやるんだろう?
合体技のパワーアップで一番手っ取り早いのは本人たちの霊力アップなんだけど・・・・・・・・・・・でも美神さんはもうピークを過ぎてるって言うし・・・・・・・・・・・俺だけパワーアップしたんじゃ合体技自体が出来なくなっちゃうし・・・・・・・・・・。
うーん、・・・・・・・・・・・。
「そういえばなんでアンタまで待機なワケ?」
エミさんがタマモに聞いた。
「えっ?修行する相手がいないから」
へ?
「相手がいないって?」
今度は美神さんが聞いた。
「だからー、私も小竜姫様が相手してくれるならパワーアップも出来るんだけど・・・・・・・・小竜姫様はシロの相手をしてて・・・・・・・・・・ゴーレムやカトラスじゃ相手にならないから」
「そ、そうなの・・・・・・・・」
タマモってそんなに強かったんか・・・・・・・・。
   ゴワーン!ゴワ−ン!
その時、辺りに夕食の時間を告げる銅鑼の音が鳴り響いた。
今日の料理はおキヌちゃんが担当。
「あ、みんな帰って来たよ」
タマモが指さす方向にはボロ雑巾のように疲れきった連中がいた。
まあ実際、本当にボロ雑巾みたいなのはシロだけだが。
あとの連中は、身なりは割と普通なのだが表情がやたら疲れきっている。
まあ何をしていたのかは容易に想像できるけど。
「シロちゃんもまだまだですねー♪」
「ううう・・・・・・・・・・なんで一太刀もあたらんでござろうか・・・・・・・・?」
「ちっ、もうちょっとなんだがなー」
「何言っとるんじゃ、てんでなってないわい!」
   ポカッ
ハヌマン様が杖で雪ノ丞の頭を叩いた。
「!ってーな!だからそれやめろって!!」
「や、やっと夕飯か・・・・・・・・・でも気が抜けない・・・・・・・・ううう」
ハハハ!西条は苦労してるみたいだな。
?ピートは黙り込んでいるな・・・・・・・・・・。
「まだ掴めてないみたいね」
美神さんがニヤニヤした顔でそう言った。

   パタパタパタ・・・・・・・
おキヌちゃんが台所から出てきた。
「みなさーん!ご飯出来ましたよー♪」
やっぱりエプロン姿が似合うよなー♪
「ほらっ、横島さん!今日のは自信あるんですから早く♪」
おキヌちゃんが俺の腕をグイグイ引っ張りながら嬉しそうに言った。
可愛いなー♪
さて、飯にするか!








ああ!!視線が痛い!!!?

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