図書館星ビブロスターズ!(1)
投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(02/ 7/20)
美神 「さーー追い詰めたわよ!」
エミ 「覚悟するワケ!」
二人は初っ端、拳をポキポキと鳴らして身構えました。
その御二方の真剣な顔が、奇面フラッシュのようにフラッシュバックしてより一層、怖さと凄みを出していました。
しかし、その相手はといいますと――――――
ビブロス 「ほーーーっほーーーーっほっほーーーー!
よくあの本をクリアしてきたわねえ。
さすが、私のカオスの愛妻一号・二号に成り下がっただけあるわ。」
美神 「誰が一号よ、あんなハゲジジーの!」
エミ 「二号になった覚えはないワケ!
……オタクも、よくこんなのに好かれて良く平気ね?」
カオス 「余計なお世話じゃ!
まさか、地獄炉を逆流して再戦してくるとはな。」
マリア 「信じ・られない・事です。」
さうです。
カオスの真の愛人・ビブロスは再び現世に舞い戻ってきたのです。
しかもこの妖怪は、妖怪の中でもきわめてアシュタロスクラスに近い、超ド級レベルの妖力を持っているのです。
ビブロス 「じゃあ、今度はこっちの本へいざなって上げるわー−−。
ほおーーーーっほおーーーーーっほほーーーーーーーーーー!」
じゅびじゅばびゅん!
パイパーのように金色の梁を輝かせ、美神たち4人をある本に封印させました。
その本の内容を忠実に従ってクリアしない限り、本からの脱出は不可能なのです。
そして封印された本の内容はと言うと――――――――
……………
…
どちぃぃん!
突如、エミと美神は何も無い空間に落ちました。
しかも美神の上に、エミの体が乗っかる態勢でした。
エミ 「い、いったーーー…この本の内容は何なワケ?」
美神 「それよりさっさとどいてよ、この無駄に育った女は?」
エミ 「誰がよ!」
美神 「あんたよあんた、この皮膚癌女!」
エミ 「そーゆーおたくは何なワケ?
グラヴィトンに呪われたのはどなたさまだったワケ?」
美神 「ワケワケって五月蝿い、このワキガ女!」
エミ 「シリコン女!」
美神 「じゃあアンタは美形に弱い尻軽女!」
エミ 「っくく〜〜〜、この……」
魔人ブウ 「うるさーーーーーーいいいいい!
どこかで見たことあると思ったら、以前俺にボロボロにされた奴等じゃねーか。」
なんとまたびっくり。
飛ばされたのは、どうやらドラゴンボール(Z)の魔人ブウ編だったようです。
美神 「てことは、やっぱ…あたしたちが悟天と」
エミ 「トランクスを演じないと本から出られないわけね。」
そこまで言い切ると、神様の神殿の中にある『時と精神の部屋』にいることを確認しました。
ある程度の距離をとらなければならないことを察したのです。
美神 「フューーー」
エミ 「フューーー」
一度距離をとったエミ達は再度近づき寄って、手と足の指先を正確かつ的確に付き合わせていきました。
美神 「…ジョン!はっ!」
エミ 「…ジョン!はっ!」
呼吸もぴったり合い、まるで鏡のようなポーズを取るのに成功しました。
…が―――――……
どっがががん!
ぐわぁあぁぁあぁぁん!
突然、煙とともに爆発が起きて二人は真っ黒焦げになりました。
何故か、合体してないのです。
美神 「…な、なんで……」
エミ 「……合体出来ないワケ………?
おたく、余計なこと考えてからじゃないの?」
美神 「なによ。あんたの方こそタイガーの事考えてたんじゃないの?」
エミ 「なんですってぇ、言わせておけば‥‥!
オタクこそ、『横島さん…』だなんて考えてたんでしょーが!」
美神 「だっだれがあんなバカを。何時何分何曜日?言ってみなさいよ!」
エミ 「ものの例えよ例え、そんな事も分からないのこのノウタリン!」
美神 「五月蝿い、このコーラ色女!」
エミ 「コーラじゃなくて小麦色よ、このワガママ女!」
美神 「じゃあゴキブリ色でいいわね、性格も御似合いだわ。」
エミ 「ヤメタランス女!」
美神 「スカイドン女!」
エミ 「ユニタング女!」
………
しだいに、口ゲンカに発展していきました。
和やかだったブウを飲み込んで、純粋な悪に戻りきったブウは直ぐに怒って攻撃してきました。
でも――――――
魔人ブウ 「もーー怒った!こっちから攻撃してやる……ぞぐう!」
エミ 「邪魔すんじゃないワケ!」
美神 「あんたは引っ込んでなさい!」
ばぎゃぎょ……ずぁおぉうん!
二人の突っ込みが、ブウを一気に消滅させてしまいました。
魔人ブウ 「…が、合体しなくても強いじゃネーか……。」
が、いまだケンカしている二人には聞こえていなかったそうです。
その頃、カオスはと言うと………
カオス 「ま、待て!このリモコンで停止させ…のわーーー……」
マリア 「いちいち・五月蝿いです・ドクター・ゲロ……
ロケット・アーム!」
人造人間編の方で、18号に心臓を貫かれていました。
でもどうせ、この男は死なないわけで、シナリオどおりに進められないままでした。
この後、4人は永久にこの本から脱出できなかったそうです。
合掌。
今までの
コメント:
- オチが・・・・!!
まあいいや。楽しいから。
前作のレスが長くなったのでこちらに書きますが、
ぱっとんさん。三遊亭楽栄さん。
あなた達のコメントには「〜しましょう。」「〜べきです。」などの語が多すぎるように思います。
語調なんて自分の勝手、と仰るかもしれませんが、読み手の気持ちをもう少し考えてもらえると
とても助かります。場も荒れませんし。 (S・R)
- それと、他作品を元ネタにした「展開予測」は、当然ながらそれを知らない人には
何が何だか分かりません。
そういうリスクを理解した上でやってもらわないと、
>百合子の折檻の理由とか、ラストのオチが全く違うのに気が付いてないのですか?
このような悲しい結果が待っているわけです。私にはさっぱり分かりません。
自分の常識は必ずしも他人の常識でないのです。努々注意して
>奇面フラッシュ
>魔神ブウ編
>人造人間編
などの語を使ってください。お願いします。 (S・R)
- >S・R さん
>あなた達のコメントには「〜しましょう。」「〜べきです。」などの語が多すぎるように思います。
確かに、他人に意見を押し付けるような感じになってしまいました。
が、この場合は「楽しい」なら「楽しい」で止めておいた方がいいと思います。
「C−WWWのディスカッションという項目に『元ネタ大作戦』等と一緒に入って
いる以上、それ系の知識を幅広く得ていればオチ以外にも楽しみは拡がる。」
というのがあたしの考えです。(ゴルティーさんに幾つか影響を受けてます(^^))
あとは、この機会にうろ覚えにするかどうかは貴方次第だと受け止めてください。 (三遊亭楽栄)
- >S・R さん
>私にはさっぱり分かりません。
そもそも貴方は、どのくらい書いてあることを理解しようとしましたか?
理解しようとするなら、曖昧なままにせず、掲示板やメールで尋ねたり検索をつかったりして調べるのは当たり前。
ですが、理解しようともせずに分からないと書くとすれば……当然、失礼(無礼)な発言となります。
もしもそう思わないのであれば……あなたは向上性の全く無い人間ですね。
こちらとしては、向上性の無い人は相手にしたくありません。 (三遊亭楽栄)
- 検索しなきゃわからないような内容を書いておいて、
わからないなら検索してでも理解しろ
っていうのは、ちょっとどうかと思います。
内容としては、今までの三遊亭楽栄さんの作品から比べれば結構良かったと思います。
というか、普段からこのぐらいのレベルを書いていれば、
あれほど他の方から反感を買うことは無いのでは???
この作品については内容(元ネタ)も判るのですが・・・
GS美神のSSとしてはちょっとどうかと(^^;)
わたし的にはぎりぎりセーフって所かな?(結構きわどいです)
面白い事は面白いですけどね。
ただ、今までが今までなだけに私も先入観を持ってしまうので、
純粋に楽しめなかったかな?(←わたし的にちょっと反省点です)
これからは、もっとGS美神らしいSSを書いてくださることを希望します。 (tomo)
- 強いな。 (トンプソン)
- >>あなた達のコメントには「〜しましょう。」「〜べきです。」などの語が多すぎるように思います。
>確かに、他人に意見を押し付けるような感じになってしまいました。
この言葉の意味は分かってますよね?その上で
「当たり前」
「当然」
という言葉を使ってるんですよね? (S・R)
- >「C−WWWのディスカッションという項目に『元ネタ大作戦』等と一緒に入って
> いる以上、それ系の知識を幅広く得ていればオチ以外にも楽しみは拡がる。」
とありますが、何故楽しみを広げる事を強要するんですか?
そりゃあ、あなたの作品がとても面白かったら元ネタも知りたくなりますが。
元ネタが分からなくとも楽しいものを書いてみようと言う気はありませんか?
それともあなたは今のままで満足ですか?向上心が無いんですか?
いつまでも無言の反対票をもらうような話を書き続けるおつもりで? (S・R)
- 後藤さん、もう辞めましょうよ。見ていて本当に辛いです。
みなさんも彼をそっとしておいてあげて下さい。お願します。 (K・T)
- >K・T さん
その様な事は、この場ではなくて直接、ゴルティー先輩の投稿分にレスなさってはどうでしょうか。
若しくは、先輩の持っているホームページ経由で、メールで連絡されるようお願いします。 (三遊亭楽栄)
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