ザ・グレート・展開予測ショー

アシュタロスを継ぐ者〜三章(その1.5)〜


投稿者名:ゆうすけ(侍)
投稿日時:(02/ 7/14)

【雪ノ丞・ハヌマンペア】
ちっ、俺の魔装術が未熟だと?ふざけやがって・・・・・・・・。
「馬鹿者が」
   ポカッ
痛っ!杖で叩きやがったな!?
「なにすんだよ!」
「お主、魔装術はもう完成しとると思っておるじゃろう?」
「ああ」
「まあ見てみんとワシもわからん。まずなってみぃ」
ちっ、煙管なんか燻らせやがって・・・・・・・・。
まあいい、ビックリさせてやるぜ!!
「はっ!!」
   ビュン!!
   パリッ!パリパリパリ・・・・・・・
見ろっ!この神々しく光る魔装術を!!
「お、おお・・・・・・」
ふふふ、驚いてやがるな?
「ふむふむ、魔装術が霊力を収束仕切れんでおるの・・・・・・・良くぞここまで鍛えよった」
ふふ♪そうだろそうだろ。
「下地は完璧のようじゃの」
「下地?」
「そうじゃ。お主、空は飛べるか?」
「はっ!?空?飛べるわけないだろ」
   ポカッ
痛っ!また殴りやがったな!?
「その考え方がお主の魔装術に歯止めをかけとるんじゃよ」
「えっ!?それじゃなにか!?空飛べるのか!!?」
「意志でコントロールすれば可能じゃ。ま、その『コントロール』が難しいんじゃが」
「・・・・・・・・・なんとかするさ」







【ピート・美神ペア】
んー・・・・・・・・・吸血鬼の能力を実戦的に・・・・・・・う〜〜ん・・・・・・・。
「ほら、考えてないで組手するわよ!いい?」
「・・・・・・・はい、お願いします!!」
「じゃあ、始め!!」
!!突っ込んできた?フェイントだな、横に避けたところを狙うつもりだろう。
「はっ!」
右に避けて・・・・・・。
「なんの!」
   バッ
狙い通り!霧で回避!!
   ザアアアア
「ちっ!」
後ろで元に戻って反撃・・・・・・?
「くらえ!!」
なっ!!?避けられない!!
   ドゴン!!
「ぐわっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・
「どう?気分は」
「あの霊波砲は効きましたよ。手加減してくださいよー」
「ごめんごめん」
くそーーー、なんでわかったんだ?
「霊波よ」
えっ!?
「吸血鬼は霧になったとき霊波を消せないの、能力を使ってるからね。だから体を元に戻そうとした時に霊波が集中してしまって気付きやすいわ」
そ、そうだったのか・・・・・・・。
「でもママの話によると霧になりながら攻撃した吸血鬼がいたらしいの。ママはあなたにそれをしてもらいたいのね」
「た、隊長は僕以外の吸血鬼に会ったことがあるんですか!?」
「いえ、昔ヘルシング教授に聞いたらしいわ」
「そうなんですか・・・・・・・・・・・」
防御しながら攻める・・・・・・・どっかで聞いたような・・・・・・・・。
「まあ私もママも具体的にそいつがどうやったのか知らないから、自分で考えるしかないんだけど・・・・・・・悪いわね」
「いえ、ありがとうございます。勉強になりました」
「それじゃ私は横島クン達の様子見てくるから・・・・・・・・・じゃね」
「はい!」

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