母への想い 完結編
投稿者名:NOZA
投稿日時:(98/11/27)
おきぬ…………おきぬ……………
《………おかあ、さん………顔の見えない………おかあさん………》
…………おきぬ………優しいおきぬ…………
その瞬間、おきぬは目を開けて立ち上がった。体中が悲鳴をあげたが、労ってあげることはできなかった。
ゆうじが見おろしていた。肩で息をしながらおきぬは話し始める。
「ゆうじ君、私は覚えているわ………子守歌の他に一つだけ…………お母さんの『優しさ』を!!」
「………………」
「ごめんなさい………ごめんなさい、ゆうじ君…………私はあなたを助けたいの!!」
ネクロマンサーの笛はまだ手の中にあった。それを口元に運ぶと、おきぬはゆうじの顔をした怪物を睨み付けた。
ヒャクメに鍛えられた千里眼がきらめいた。怪物の体の中に何か異質な物が見えた。
それがヨリシロなのかは判らない。だが、霊団にとって重要な物に見えた。
《あそこ………あそこを!!》
おきぬはネクロマンサーの笛を高音部の穴のみで全力で吹いた。
瞬間。
パン!と音を立てて街灯が砕けた。駐車してあった車の窓が派手な音を立てて割れた。雪のように木の葉が
すべて舞い落ちた。
ネクロマンサーの笛から信じられないほどの超音波が発生したのだ。
グオオオオオオ…………
ゆうじの顔をした化け物が苦しげにのたうっている。
変換された霊波は強烈な敵意を持っていた。吹き手に似つかわしくなく。
鋭い超音波のような霊波は霊団の結合部を破壊し、なおかつ共鳴現象を起こして怪物の内部を破壊した。
そしてついに、怪物の体がぐずぐずと崩れ始める。
おきぬはなおも笛を吹き続けていた。睨み付けたまま、泣いていた。
《………ごめんね、ごめんね、これしかないの。これしか方法がないの!!》
崩れゆくゆうじの顔が、一瞬だけ笑ったように見えた。
…………ありがとう………この子達は連れていくよ…………
おきぬは、確かにゆうじの声を聞いた。
怪物がいたところに残っていた物は、腕と足が折れ、ヒビの入った超合金の怪獣のおもちゃだった。
おきぬの透視した異質な物の正体だ。
ゆうじの物に間違いない。今は何の霊波も感じないが、ゆうじの霊もこれに宿っていたに違いない。
その怪獣のおもちゃをおきぬはそうっと、まるでわが子のように抱き抱えた。
《お義父さんの氷室家に届けて、鄭重に弔ってもらおう。》
おきぬは何故か、公園の奥の植えこみをちらりと見たあと、ゆっくりと歩き出した。
この子の可愛さ限りない
山では木の数萱の数…………
誰もいない公園を、静かに、優しく子守歌が流れた。
誰もいないはずであった。
静かになった公園の奥の植え込みから突然、がさがさと二つの人影が立ち上がった。
「…………どうもおきぬちゃんに変な霊気がまとわりついているかと思ったら………。どうしてこうも金になら
ないことをやりたがる人が多いのかしら…………」
美神は左手でコートに付いた葉っぱを払いつつ、ぶつぶつと文句を並べた。
「そー言う美神さんこそ、なんで一千万のおふだを握りしめているんですか?」
「こ……これは、その………念のためよ、念のため。あ、あんたこそ文珠を三つも握りしめていたくせに………!!」
横島のツッコミに、いまいち切れが悪い。
「それはそうと何故おきぬちゃんが吹っ飛ばされたとき、俺が助けようとしたのを止めたんですか?文珠取っちゃっ
て………」
美神は大きくかぶりを振った。
「必要なかったからよ。…………あの霊は本気じゃなかったのはすぐに判ったわ。」
「本気じゃ、なかった?」
「ごちゃごちゃ言っていたけど、害意は感じなかったわ。だいたい、あの悪霊が本気なら最初の一撃でおきぬちゃん
全身骨折よ。倒れ込んでるときも何もしなかったし、決定的ね。」
「………成仏したかった、てことっスか?」
「おきぬちゃんにならってことかしら。私や横島君だったら、また別ね。」
横島は感心したように頷いた。
「でもおきぬちゃん、いつの間にあんな大技を………」
横島の問いに、美神は腕を組んで困ったようなしぐさをした。
「あの技、全然使いきれてないわ。」
「へ?」
「『ネクロマンサーの笛』は破魔のアイテムじゃないし、音が完全に霊波に変換されてないもの。咄嗟に思いついたんで
しょうけど、派手なだけで、訓練不足のおきぬちゃんには使いこなせないわよ。」
「じゃ、あの悪霊は………」
「周りに取り付いていた雑魚には効果があったでしょうけど、おそらく、自分で成仏したの…………おきぬちゃんが好き
だったから、おきぬちゃんの優しさを危惧していた。あの悪霊はおきぬちゃんの本気を見たかった…………勝手な想像だ
けど。」
「じゃ、あの技は効果が無いっておきぬちゃんに教えておかないと!」
「それこそ必要ないわ。………あの子には判っているはずよ。全部、ね。それより早く戻るわよ。おきぬちゃんが事務所
に着く前に。」
「へーい。………あともう一つ聞いておきたいんっスけど、おきぬちゃんが倒されたとき俺の文珠で何をやったんですか?」
「バレてた?『想』よ。」
「…………想い?」
「テレパシーで応援してあげてたの。あれで十分よ。」
横島は美神にどんな応援をしたのか、とは聞かなかった。
聞いても教えてなどくれないだろうから。
翌日。
今日はなんら凶悪な事件は起きていなかった。不謹慎なアナウンサーは退屈そうに見えた。
おきぬは静かにテレビを見つめている。
美神と横島はとり込み中であった。
美神が横島のために、心のこもった手料理を食べさせようとしているところだったのである。
「さあ、横島君。特製中華風ワカメスープよ。たくさん食べてね。」
「…………美神さん、このワカメ、スープの中で泳いでるんですけど…………」
「新鮮よね・」
「…………このワカメ、あのマグマの沼でテラピアみたいなのと格闘していた奴じゃ…………」
「天然物ね・」
「…………何故俺が食べなきゃいけないんですか?」
「いやねぇ、横島君。私の手料理を食べて欲しいからに決まってるじゃない………ついでに効用も判ると、厄珍が高値で
買い取ってくれるって。」
「……………………………」
「……………………………(ドキドキ)」
「イヤだああああああああああああああ!!!!!!!!!」
「コラッ!!!喰わんか横島ァァァァァ!!!!」
「ピチピチしたワカメなんてイヤっスうううううう!!!!!!」
「あ、あの、美神さん、横島さん…………」
「?何、おきぬちゃん??」
美神は右手で横島の鼻をつまみ、左手で元気にワカメの跳ねるスープ皿を持っていた。こうすれば、何分後かには横島は
口を開けざるおえない。………鬼である。
「……………いいえ、何でもないです。」
聞いても、答えてくれるはずはなかった。ある部分はやたらシャイな人たちだから。
おきぬは窓から空を見上げた。
神様、どうかゆうじ君の優しいお母さんになってあげて下さい。
声に出さず、おきぬは心の中で願った。
「ぐぼがぼぼぼぼが………わがべがわがべが……*☆◎□■♀℃%##▼※」
横島最大の不幸は、何故かおきぬが止めてくれない時があるということに間違いなかった。
【終わり】
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コメント:
- 創作小説の「二十三の瞳」の唐巣神父の役を
おキヌちゃんがやったようなハナシですね
最初から読んで、気になったのは
公園で話し掛けた後に「殺人事件」が起きたような感じなのですが...
つまり、「無力で、泣くだけだった存在」が、
おキヌちゃんに「存在」を気付いてもらい、話し掛けられる事で
「霊力の吸収」=「チカラを行使出来るまで成長」
そして、他のコドモの霊と合体して「霊団」と化した...
なぜ、そう感じたかというと、
「親」に殺されたとしても、普通殺した相手に取り憑くと思うのですが
公園で泣いていた=浮遊霊として登場したのは何故か?
あと、気になったのは「彼等」(コドモの霊達)はどこへ行ったのか...
すくなくとも「5.6人以上の女性を殺人」したのですから
「極楽」へは、とても行けそうにない、
(本来、親より先に死んだコドモは『賽の河原』で石積みし続ける、地蔵菩薩が助けに来る日まで...)
それと、殺された女性たちの霊はどうなったか?
彼女たちが「子殺し」の罪の自覚が無いままだと
殺された無念さで浮遊霊ー>悪霊へと変化しそうで...
きびしい言い方になりますが、
この場合「鎮める」より「祓う」ことが
彼等達(親・子両者)にとって「身のため」になってたかもしれません
(この場合の『祓う』は「散らす」のではなく「冥界」へ送るという意味)
この世のどこかにとどまっている危険性もまだ残っていそうで...
「殺人」をした時点で悪霊と化した彼等との対応は
おキヌちゃんの手にはおえるとは思えません
「可哀想」だけど、「罪を犯したこと」で、犯罪者(霊)となっては
「罪の償い」をすべきトコロへ彼等を送り届ける
それは、おキヌちゃんの役割とはすこし違います
霊みずから「己の非」を認めない=ワガママな子供
にはお仕置きをする必要があります
そういう「お仕置き」をするのに適当な人物は誰でしょう?
ハナシ自体は真面目で重いテーマに取り組み
しかも横島達のギャグも面白いのですが...
考えてみれば「おキヌちゃん一人を留守番」させるために
美神と横島だけで植物採集に行かせたのだけど
二人きりで五日も旅行ですか...いや、別にいいけど(笑)
評価は両方に入れさせて頂きます
(TOMO.KIN)
- ・・・まあ、難しい話は抜きにして(笑)
久しぶりにおキヌちゃんの『慈愛の心』がうまく描かれた創作ですね。
私的な見解ではshinshoさんの『北珪山綺譚』以来かな?
一つだけつっこませていただくと。
そもそも、悪霊というのは現世への強烈な執着心や、特定の人物に対する恨みの念が力の源になってると言う印象を持ってるのですが。
「ゆうじ」より恨みの念が強いように見えるほかの子供たちが出来ない事(親を殺す)を「ゆうじ」が出来たその力の源は何なのか?
って所が少し気になりましたけど、
まあ、細かいことは抜きにして、おキヌちゃんな話としては結構いい線行ってると思います。
本編でもこんなおキヌちゃんの活躍は見れるんでしょうかねぇ。
(CSU)
- ゆうじくんの霊とおキヌちゃんとの対話の部分、少しずつ打ち溶け合っていくあたりの
心理描写に共感をもって読めました。殺人事件と絡めたことでかなり重たい話になった
のも確かですが、おキヌちゃんらしさを失わない展開としてはやはりこうなるかと。
とにかく、面白かったです!!
(shinsho)
- NOZAです コメントありがとうございました。
お詫び 完結編で改行を間違え、とびとびになってしまいました。
「ハートマーク」が文字化けを起こしてしまっています。「星マーク」は大丈夫な
のに………
〉to TOMO.KINさん
『公園で話し掛けた後に「殺人事件」が起きたような感じ』
うーん……最初から殺人の話を出すと、話が露骨にばれてしまう感じがしたので。
それだけで、深く考えませんでした。ゆうじも浮遊霊ではなく、『思い出の公園の
地縛霊』のつもりで書きました。
でもおきぬちゃんのせいで力を得た、と言う設定はおもしろいです。
『わ、私のせい……?』よろめくおきぬ。いい感じ。
『「極楽」へは、とても行けそうにない』
ゆうじ達が殺したのは、たいした理由もなく子供を殺した馬鹿親(最近たくさんいる)
なので、自分が閻魔様なら情状酌量で天国行き。(苦笑)
大した理由もなく自分の子供を殺すなんて同じ人間と思いたくないです。
河原で石を積んでいるのは『子供が親より先に死んではいけない』と言う『いましめ』
の話だと思います。親に殺されて罰を食らっていてはたまらないです。
『殺された女性たちの霊はどうなったか』
馬鹿親は地獄に落ちて下さい。
『そういう「お仕置き」をするのに適当な人物は誰でしょう?』
ズバリ『美神か横島がゆうじを倒すべだ』と言うことでしょうか。
書いた本人は『痛快に悪霊を倒す』話を作ることが目的ではないので、美神達ではダメ
です。ゆうじはおきぬ用のキャラなので、『両親健在』なふたりでは……横島では
ギャグだし、美神では『男がぴーぴー泣くな!!』ドカン!!!で終わり。
美神達の話は自分も考察中なので、それで許して下さい。
『二人きりで五日も旅行ですか...』
全く何もないです。(笑)原作がそうなってない以上、この話もならないのです。
〉to CSUさん
ありがとうございます。嬉しいです。
『「ゆうじ」より恨みの念が強いように見えるほかの子供たちが出来ない事』
これは表現力不足でした。他の悪霊は恨みは強くとも、化け物になるほどの実力
がない、という設定でした。
『ずっとずっとさまよっていた。自分たちの恨みを晴らせる者が現れるまで。』
『周りに取り付いていた雑魚には効果があったでしょうけど』
もう少し踏み込んで書くべきでした。
本編でもおきぬちゃんに活躍して欲しいですね。
〉to shinshoさん
ありがとうございます!!優しさを持ちつつ『おきぬちゃんもやるときはやる!!』
と言う話を作りたかったので重い話にしてみました。
現在、恐れ多くもマスター・fukazawaさんの『What'nwe』と『今週の美神』から得た
アイデアで懲りずに短編執筆中!!!
全編に流れる渋いオヤジテイストと演歌魂!!!
書いてる本人が呆れる展開!!!
あまりのばかばかしさにfukazawaさんの『削除』をくらう自信あり!!!
美神の世界を『オヤジ色』に染め上げる!!!!
(NOZA)
- >「馬鹿親は地獄におちる」
>「子供たちは情状酌量で天国行き」
「自分を殺した親」だけでなく、集団で「他の子の親」も殺したんですよ?
自分の分をはらした後の「殺人」も正当化するのですか?
そして、殺した後、その子は「成仏」したんですか?
「殺す事が楽しみ」と変化したようにも感じられますが...
>「殺されたから殺してもいい」
...地獄に落ちる事を覚悟してならそれでも良いですが...
「賽の河原」
地蔵菩薩が救いに来れるよう、生きている家族がおこなうのが「供養」
それが無いときには「その(親)個人」にすがるのです(助けて...っと)
「水子供養」は「堕胎」が主な対象ですが
昔は7歳以下で死んだ子供も含まれました(地域によっては「おしらさま」)
集団で「殺し」をおこなう事で
「個々の責任感(罪の意識)の分散」が生じることが気になるのです
このことは、たやすく
「(自分が犯罪を犯すのは)○○が悪いからだ」
ひとりでは何も出来なくても、集団なら「凶悪」なことも出来る
それは正当化出来ないと思うのですが...
仏(ホトケ)には菩薩(ボサツ)の他に明王(ミョウオウ)と
いうのも居るのです
道を踏み外したものを「優しく導く」か「厳しく引っ立てる」かの違いですが
「間違った道にそのまま居るんじゃない」ということです
>「痛快な除霊話では無いので」
まぁ、「あの女」に「めそめそするんじゃない!!」と
言われたくは無いわな...(笑)
だけど「いつまでも迷ってないで、行くべきところへ行きなさい」
くらいは言ってもいいんじゃないの?
(TOMO.KIN)
- 度々のコメントすいません。
うーん。困った。『おきぬちゃんの人情話』のつもりだったのですが。
本編の美神も宗教的なことを余り言わないので、自分に言われちゃうと。
『「自分を殺した親」だけでなく、集団で「他の子の親」も殺したんですよ?』
ゆうじは同じ境遇の子供の霊を友達と思いこんだのです。同情と共有感で人を殺す
のは確かに悪いのですが、ゆうじには我慢できなかったのです。他の子の親でも
許せなかったのです。『子供』ですからね。感情が優先するはずです。一般的には。
『その子は「成仏」したんですか? 』
成仏……してくれると良いのですが。そこまでは判らないです。
『「殺す事が楽しみ」と変化したようにも感じられますが』
「…………友達がなんでゆうじくんを傷つけるの?」
と一文を入れてあります。ゆうじは他の霊に同情し、怒りつつも一方では傷ついて
いたのです。あるいは自分を犠牲にして、他の霊を助けたかったのです。
「僕は傷ついていない」はゆうじの強がりです。
『殺されたから殺してもいい』
???おかしいな。こんな一文何処にも入れてないのですが………
もちろん自分もそんなこと思ってませんよ。
でも美神の世界には『悪霊』という敵が存在する以上、『殺されたけど恨まない』
人ばかりだと美神は失業です。
だいたい美神が『殺される前にぶっ殺す!!!』人なんですから。
「賽の河原」の論議はやめます。ただゆうじ達は恨みが強すぎて、「賽の河原」
にすら行けない………と考えて下さい。
『集団なら「凶悪」なことも出来る』
前の答えの通りです。ゆうじは喜んで人を殺していたのでは無いのです。
表現力の不足は素直に謝ります。
『だけど「いつまでも迷ってないで、行くべきところへ行きなさい」
くらいは言ってもいいんじゃないの?』
はい。これにはハッキリと言わせていただきます。
『俺は美神の話を書きたかったんじゃない!!!』
おきぬちゃんの話で美神を大活躍させたらストーリーぶち壊しです。
次の短編は美神もそこそこ活躍させます。主人公ではないんですけど………
(NOZA)
- はい、
>「美神」が活躍するような話を書きたかったんじゃない
それでは「殺人事件」は余計な設定だと指摘させて頂きます
おキヌちゃん「らしさ」をかきたかったのであれば
「魂の迷子」でとどめておくべきでした
(さもなくば、傷害事件くらいまでとか)
「犬夜叉」の「火事で死んだ子供のハナシ」のように
(あれでは、「人を殺す」までいかずに成仏させましたが)
>「馬鹿親は地獄に落ちてください」
このコメントが気になったのです(「死んで当然」と受け取れますが)
文中には出てきませんでしたが、コメントにあったもので
「殺人の正当化」と(作者が考えているのかと)思ったんです
>他の霊を助けたかった
「殺す手助け」をしたあと、「友達の霊」は助かったのでしょうか?
(その友達は)次の標的をさがして「心の渇き」を満たそうとしたんではないの?
「恨みを持った霊」...すでに「悪霊」ですね
>「ゆうじくん」が「自分の意志で止められない」=おキヌちゃんに止めてもらいたかった
おキヌちゃんの手で「(自分達を)消してもらう」なんてずいぶん勝手、甘えた奴ですね
「男の子」なら、おキヌちゃんを守って他の霊と戦ってほしかったですね
>手加減をして「おキヌちゃんの本気」を見たかった
おキヌちゃんに「やさしいだけでは駄目だよ」と言いたかったのか?
>美神を大活躍させたらぶちこわし
それで「サポートどまり」というのはわかります
(逆をいえば「おキヌちゃんひとり」の手におえない事件と認めているわけで)
横島の文珠を使ったのはその方が効果的と判断...というより
「元手がタダ」ということでしょう(握り締めた「壱千万円の御札」)
それから、「子供」は女ひとりではつくれません
「男の責任」まで問われかねませんよ?
「馬鹿(女)親」と対になる言葉は「卑怯な男」が導き出されますから
この世との繋がりのコア(核)...CSUさんの指摘
あのオモチャが「実の父親(死別か?)からの
「クリスマス・プレゼント」ということで「親からの愛」を隠喩していたと、
そして、これならば「殺人」までいかずに(物損事件どまりで)
「親の愛に飢えている」と訴える事が出来て
最後に「天国からの迎え」が「実の父親」が来る...
...とすれば、季節ネタとしてきれいに決まって
横島の出番も無理なく出せそう(...笑)
#「...天国で幸せになると良いっスね...」
#「あっ、雪...」
#「積もると良いですね」
#「ホワイト・クリスマス...良いっスね」
#「寒いから、さっさと事務所にかえりましょ(笑)」
...いかん、感想を書くべきなのに「創作ネタ」を書いてしまった
閑話休題(それはともかく)
海で漂流したときにのどが渇いても、
海水は飲むべきではない、ますます渇きは激しくなる
おなじように、
親をころしても「心の渇き」は癒せない
「ともだちのねがい」、それが間違ったものなら
一緒に行動しても、ますます「渇き」は激しくなるでしょう
願わくば「他者のため流した涙」が「渇きを癒す甘露」でありますように
(TOMO.KIN)
- はい NOZAです。また失礼いたします。
『馬鹿親は地獄に落ちてください』
は、確かに自分の言い過ぎでした。これは口が滑りました。謝ります。
しかしこれはたかが自分の主観に過ぎません。『殺された』 女性はどうなったか?
と言う質問でしたので、『地獄に落ちて下さい』と希望を言っただけです。
『「殺人事件」は余計な設定だと指摘させて頂きます』
はい。あなたは尊敬すべき人道主義者です。
でもそれはたかがあなたの主観です。美神なら鼻で笑いますね。
『恐ろしい恨み』を持った悪霊が人殺しをしないと言う理性を持っているなどとは信じ
られないから、ゆうじに人殺しをさせたのです。これは避けられない設定でした。
『「殺す手助け」をしたあと、「友達の霊」は助かったのでしょうか?』
だからそのことは『わからない』と書いたはずです。
ストーリーとは関係ないのですよ。そのことは。
『「恨みを持った霊」...すでに「悪霊」ですね』
「悪霊」ですよ。一度も「良い霊」だ何て書いてない。
倒されたあとも美神は「あの悪霊」と言っています。
ただ、「その動機に同情したくなる」悪霊というだけです。
『「ゆうじくん」が「自分の意志で止められない」=おキヌちゃんに止めてもらいたかった』
こいつは『新しい』質問ですね。考えましたか。
ゆうじは『自分の意志で止められない』と泣き言を言ってもいないし、
おきぬちゃんに止めて欲しい、などとも言っていません。
「………成仏したかった、てことっスか?」
「おきぬちゃんにならってことかしら。私や横島君だったら、また別ね。」
そうです。美神や横島だったらゆうじは戦ったのです。
ゆうじは成仏したかったと言うより、『母のような優しさ』を見せてくれたおきぬを
殺したくなかったのです。自分を滅ぼすことになっても。
『おキヌちゃんに「やさしいだけでは駄目だよ」と言いたかったのか?』
全く違います。 わかってもらえませんでしたか。
「おきぬちゃんが好きだったから、おきぬちゃんの優しさを危惧していた。」
のです。ゆうじは優しいおきぬがその優しさで身を滅ぼすことを危惧したのです。
だから本気にさせたかった。
『美神を大活躍させたらぶちこわし
それで「サポートどまり」というのはわかります
(逆をいえば「おキヌちゃんひとり」の手におえない事件と認めているわけで)
横島の文珠を使ったのはその方が効果的と判断...というより
「元手がタダ」ということでしょう(握り締めた「壱千万円の御札」) 』
判ってない。美神という人間がどういう人間なのかを。
美神は、優しさを持っていても、強がりでいじっぱりで、決して優しさをひけらかさ
ない人です。さらにこの短編で書きたかったことも判って貰ってない。
サポート、じゃないんですよ。
美神はおきぬを信じ、見守っていたのです。そして文珠で『母のような想い』で
励ましただけです。サポートするなら、文珠でおきぬの体力を回復させたり、
ゆうじの動きを封じさせます。
『「男の責任」まで問われかねませんよ? 』
また違うもの持ってきましたね。なんだかバカバカしくなってきた。
はっきり言って、長編じゃないから書いていられないのですよ。
そんな細かいところまで。それにこんな設定、
『ストーリーと全く関係がない』でしょう。あなたが好きに決めて下さい。
『殺人までいかずに(物損事件どまりで)
「親の愛に飢えている」と訴える事が出来て
最後に「天国からの迎え」が「実の父親」が来る...
...とすれば、季節ネタとしてきれいに決まって
横島の出番も無理なく出せそう(...笑) 』
結構な話です。あなたの優しさはよく判ります。
しかし私が書いた『母への想い』はそんな甘い心を私が『書きたかった』訳ではない
のです。
親に殺されたゆうじの母への想い。
母の顔も知らないおきぬの母への想い。
おきぬからゆうじへの母のような想い
そして、
美神からおきぬへの母のような想い。
説明しなきゃいけないなんて、失敗作かな。
『#「ホワイト・クリスマス...良いっスね」 』
いい話じゃないですか。悪いなんて言いません。
あなたが自分でこんな話を書けばよいのです。
私の『母への想い』の参考には『全く役に立たない』提案ではありますが。
『願わくば「他者のため流した涙」が「渇きを癒す甘露」でありますように』
だから私はあなたの主観なんて求めていないんですよ。
あなたの読みたい作品は、あなたが書いてみればいい。
私の短編の『変更』を求めるのは、筋違いです。
(NOZA)
- う〜む、なんか凄い議論が勃発しておりますな。
私はこの手の話題は苦手なのですが、一言で言ってしまえば、
TOMO.KINさんつっこみ過ぎ(笑)
プロじゃないんだから、そこまで完璧な設定(もしくはシナリオ)を作り上げた創作なんて滅多に作れるものじゃないですよ。
この話題とは全く関係有りませんが、私の創作に対する考えを言ってしまえば、それは至って単純です。
「ギャグ」と「ラブコメ」と「バトル」と「人情話」を程良くミックスして、それで楽しければそれでOK位にしか考えてません。
あとは要所要所でのキャラの心理描写や、必要最低限の設定を用意する。
そんな所ですね、単純でしょ?
いいんですよ、創作なんてこんな感じで気楽にやっちゃえば。
楽しまなきゃ損!!
(CSU)
- NOZAです。
助かった。CSUさん、フォローありがとうございます。
私もこんな論議は嫌いなんですよ。元々、この話は「最近出番がない」おきぬちゃん
ファンに読んで貰おう、と書き出したものなのです。
TOM.KINさん、もうやめましょう。
次は美神の世界に何処まで『演歌的渋いオヤジ』の世界を混ぜることができるか?
という、しょーもない短編に取り組んでいます。
気楽にやらせていただきます。
(NOZA)
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