横島忠夫ただいま修行中(特別編)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 6/ 1)
「…いつになったら元にもどれるのかしら…」
小竜姫が鏡のせいで(本当は横島のせいで…)子供になってしまって四日目。
この姿ではまず横島との修行は出来ない。小さくなってしまって霊力が大幅に下がった。
「なに落ち込んでるのよ!」
「!?」
ヒャクメがまた来たようだ。
「ヒャクメ…なにしに来たの…?」
またなにか悪巧みをしにきたのかと考えてしまう。
「まあまあ…いいじゃない…そんなこと…!」
「………あなた天界の仕事してるの?」
「(ぎッく!?)………な…なにいってるのよ…!?も…もちろんしてるわよ…(汗)」
ヒャクメは明らかに動揺している…
「怪しい…」
「…そんな話はどうでもいいから…それより小竜姫…いいもの持ってきたわよ。」
「いいもの?」
ヒャクメは袋から白いくて小さい玉を一つを取り出した。
「懐かしいでしょ…?」
「それはたしか…えっ〜と…玉の中に一番いい思い出をいれるるんですよね…?」
「その通り…昔はけっこうあったんでけど…今はもうほとんど無いのよ。ちょっとお片づけをしていたら出てきたから…」
そう言うとヒャクメはなにか裏がありそうな不気味な笑顔になった。
小竜姫は絶対なにかありそうな予感がした…
「なんですかその顔は…?」
「ちょっと失礼…!」
ヒャクメはそう言うと玉を小竜姫の頭に軽く投げた。
「え!?ちょ…ちょっと…」
玉は白く光りヒャクメの手元に戻ると赤くなっていた。
「やっぱり…赤ければこれは恋の思い出ね…(笑ってる)」
どうやらこの玉は色によって思い出の種類がことなるらしい。
「ヒャ…ヒャクメそれを渡しなさい…!!!」
小竜姫は顔が真っ赤になりながらヒャクメに飛びついた。
しかしヒャクメは軽くかわして逃げ出す。
「横島さんとどんな思い出かしら…(笑顔)」
「ヒャクメー!!あなたという人は…!」
「のう…左の…」
「なんじゃ…」
二人の門番の鬼たちは基本的には暇である。
「小竜姫さまが赤ん坊だったころの事覚えとるか…?」
「もちろんじゃ…もう毎日毎日お遊びの相手をしていて…」
「ああ…もう体力が持たないぐらい大変じゃったのう…」
「いま思うとよく耐えたな…(涙目)」
「ああ…(涙目)
今までの
コメント:
- またふと書きたくなって書きました。
ちなみに門番たちは関係ないんですが書きました。(あんまり出ないから)
次回は本当に「横島忠夫ただいま修行中(13)」です。
それはそうと小竜姫の思い出はなんだったのかは皆さんの想像にお任せします。 (3A)
- むしろ小さいままの小竜姫さまもありかなあ、と思ってしまいました(あいさつ)。とことんに恥ずかしがる小竜姫さまと、それをとことんにからかうヒャクメ...いいコンビですねえ(笑)。大人しい人ほど小さい頃はやんちゃなものですから、小竜姫さまも相当なものだったんでしょう。ラストの鬼門たちの「涙話」が面白かったです♪ (kitchensink)
- う〜ん、なんともいえぬこの感覚は〜、何でしょうね(汗)。面白かった事は確かです。ところで、『白い玉』の元ネタって、○リー・○ッターの『思い出し玉』ですか?もしかして。 (マサ)
- そんなつもりはないんですけど…(汗)
誤解を招くような事を書いてすみませんでした… (3A)
- 鬼門サイコーッオォ!!
妙神山サイコぅ!!
3Aさん。哀愁漂うオッさん(!?)たちに愛をありがとう。 (魚高@妙神山メンバー大好き)
- ヒャクメがフツー語をしゃべってる……(御挨拶)
でも、小竜姫さまもヒャクメも行動はあまりにもあの二人らしくて面白かったです。
鬼門が語るエピソードも小竜姫さまの思い出の内容(恋)とは対照的な感じで、ここに採用したのは巧かったと思いますよ。それ以上に二人の登場は純粋に嬉しかったですけど。 (斑駒)
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