ザ・グレート・展開予測ショー

受験本番2!


投稿者名:たーくん
投稿日時:(02/ 5/31)

愛子の思いがけない合格に横島達は沸き立った。

「すごいじゃないですか、愛子さん」

「愛子さんはすごいんじゃのぉ」

「おおっ愛子!お前って奴はやぱっり良い乳して・・ブフ」

「どさくさに紛れてセクハラすな!」

愛子は横島を机で張っ倒すと教師から何やら紙を貰って教室を出た。

「・・・ふっ、まあ女生徒にはアノ程度の下級妖怪でテストしたがいくぞ野郎ども!二番手はピエトロ=ド=ブラドー!」

「横島さん、タイガー!頑張ってきます」

「おう、愛子に続けよピート!」

ピートの相手の式神はゾンビ型の物だった。

「こいつは香港の時より弱いと踏んだぞ・・・それっ」

ピートは持参の聖書を二・三枚破いて宙に放った。

「いくぞ、神とヴァンパイアが力をあわせればこういう事もできるんだ、地に伏せよ悪しきもの!」

ピートの一声で破れた聖書から神々しい光がゾンビを襲う。

「ホロロロロロロロロ!」

あっという間にゾンビだったものは灰になった。

「・・・合格・・・(何だこいつら!私より霊力があるんじゃないか!?)」

教師がびびって次の式神を出したが。

「・・不合格」

タイガー寅吉は予想どうりに浪人になってくれた。

「次は僕の番ですね」

浅井少年は椅子から立つと教師に一礼した。

(・・・腰につけてるのはありゃ刀だ、おまけに二本も何か侍みたいなやっちゃなあ)

横島は浅井を見てそう思った。

(霊力もビンビン来るわけでないしなぁ)

「君は浅井千夜君だね、君はこれだ」

教師は式神を出すが次の瞬間。

「ぎりゃああああああ」

式神から異様なまでの霊波が飛んできた。

「なんじゃあこりゃあ!」

横島の眼に映ったのは石の巨体・・・ゴーレムの姿だった。

「おやおや、けっこう強そうなのが僕の相手ですね」

「違うわ!こいつは一体・・・とにかくここは私にまか・・・プチ」

教師はゴーレムに潰された、ちゃらららちゃらららちゃらららちゃらららら(ドラクエのGOのときの音)

「まずいなここはいっちょこの横島・・・?」

横島は浅井のほうに目を取られた。

「君程度ならこれで十分」

彼は団扇のようなものを取り出した。

「ばいばい漬物石さん」

ゴーレムは彼の挑発が聞こえたのか怒りの形相で彼に向かった。

「やばい!間にあわ・・!」

「だから言ったのに君も聞いただろ横島忠夫君・・・」

「お前は一体・・・・・」



その後の事はあいつが手際よく片付けていった。教師を助けてヒーリング、化け物は俺が倒した、などと色々していって俺の質問ははぐらかされた。

「だけども・・・・」

「私たち合格したから良いじゃない、横島君は学校のヒーローになっちゃうし」

「そうですよ、あのゴーレムってかなりの霊力だったんですよね、さすがは横島さんアシュタロスと張り合っただけはありますね」

俺は結局学園のヒーローという事になった、だけども俺は何もしてない、そうあの時ゴーレムを倒したのは間違いなくあいつだった・・浅井千夜・・何者なん・・おっ!

「そこのプリチィお尻ちゃんこの学園のヒーロー横島と一緒に・・・・ちょっと愛子・・」

「少しほめるとすぐこれだから・・・ゲシゲシっと」

軽く袋にされた横島は愛子に引きずられていく。

「・・・さてと、入学式も終わったし寮へ行きましょうか」

そうだった、ここ国G大では大学内の寮に全生徒(男40女40教員834876)を収容している・・・・教師ってこんなにいるんかい・・・

「見てくださいよ、寮は四人一部屋で・・・あれえ愛子さん僕らと同じ部屋ですよ?」

「何だと!ピート俺にも見せろ・・・こっこれは!」

「どうしたの横島君?」

「これは・・・神様が俺に愛子にOOOOしたりXXXしたりしまいにゃABCDEEEってことが・・・ぶしゅううう」

横島は自分の妄想で気を失った。

「私、横島君と同じ部屋なんて・・・死ぬんだほうが良いかも」

「まあまあ、後で先生にでも聞きましょうよ・・この浅井千夜ってどんな人でしょうか?」

「可愛い名前よね、女の子かしら?」

「女の子だったら悲劇ですよね・・・だって・・」

「そうよね。横島君が・・・れ?どこ行くの横島君!?」

横島にはその後の二人の会話は入っていなかった。

「浅井千夜!あいつには会って聞くことが山ほどあるんだ!」

横島は既に誰かが中にいるこれから自分達の部屋となる扉を激しく開けた!

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