ザ・グレート・展開予測ショー

BATTLE ZONE!!


投稿者名:プロミス
投稿日時:(02/ 5/26)

今日も平和な美神除霊事務所。
その一室で、美神と横島が向き合っている。

「・・・美神さん。」
「何?」
「給料上げて下さい。」
「却下。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・(しばしの沈黙)


「・・・うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーん!!!!!」
泣きながら便所に駆け込む横島。

「夜から仕事だから、それまでには出てきてねー。」
ハンカチ振りながら、笑顔で見送る美神。

「美神さん、いくら何でも今のは酷いんじゃ・・・(汗)」
「せんせーが可哀相でござる。」
紅茶運んできたおキヌちゃんとシロが、冷や汗垂らしながら意見する。

「何でよ。別に普通じゃない。」
「でも・・・横島さんも凄く頑張ってるんだし、少しくらい考えてあげても・・・」

「なーに言ってんのよ。確かに力ついてきたし、セクハラも少しは減ってきたけど、所詮は横島よ?当分は時給255円で充分!!」
紅茶すすりながら人権無視なコトをブッ放す美神。ひでぇ。

「そんな・・・・・・・・」
おキヌちゃんが心の底から横島に同情しつつ、美神に呆れかえっていたその時だった。




「令子ー。いるワケー?いないワケー?」




「!?このゴーマンで金にうるさそうで受けた恨みは絶対忘れなさそうな声は・・・」
「美神どののクローンでござるか?」

どごばしぃっ!!

とっても的確な答えを述べたシロを壁にめり込ませつつ、美神が不機嫌全開でドアを開ける。

「何の用?エミ。」

そこにいたのは、美神永遠の宿敵、小笠原エミであった。

「ああいた。相変わらず下品な顔は直ってないワケね。」
開口一番、とんでもないコトを口に出すエミ。

「(ピキピキッ)何?ケンカ売りに来たっていうの?生憎だけどアンタ相手に遊んでる程私ヒマじゃないから。用が無いんなら、とっととその不細工なツラ引っ込めて頂戴。」
青筋たてつつ反撃する美神。が、エミはそんなモン気にしちゃいなかった。

「あんたじゃないわ。横島に用があるワケ。」
「横島に?あいつなら今便所で泣き崩れてるけど、どうしたって言うの?」
「話があるの。呼んで欲しいワケ。」
「・・・?わかった。今呼んでくる。」

そう言って美神が奥に引っ込んでからきっちり5秒後。

「はい、連れてきたわよ。」
便器に向かって、やりきれない思いをぶちまけていた横島を殴り飛ばし、ゴミでも捨てるかの様にエミの前に放り投げる。

「・・・・・令子、ちょっと扱い酷くない・・・(汗)」
「普通よ。ただこいつがトイレで私の悪口のたまってたから制裁を加えただけ。」
「・・・まぁいいわ。横島〜。いい加減起きるワケ〜。」

「・・・あ?なんすかエミさん。話って。」

潰れたゴキブリの様に這いつくばりながら、顔だけあげる横島。ついでにエミのスカートの中を覗いているのはお約束。

「横島。単刀直入に言わせて貰うわ。」

そこでエミは、一呼吸おいて言った。


「小笠原除霊事務所に、正式所員として来て欲しいワケ。」



その瞬間、事務所の空気が凍った。

〜つずく〜



〜プロミスと雪之丞の、ワクワク言い訳コーナー〜

雪「なんじゃ?このヤマもオチもない日本語の羅列は?」
プ「これはいわゆるプロローグです。これからが本番です。」
雪「というと、ヤマはこれからだと?」
プ「はい。次回、凄まじいバトル(プロミス的に)が繰り広げられます。」
雪「なるほど。で、今後の登場人物は?」
プ「ふっふっふ。そいつは秘密ですよ。」
雪「最後になんか一言。」
プ「次回はみんな暴れます。良かったら読んで下さい!!では!!」

以上!!







今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa