やかま椎やつら
投稿者名:ライス
投稿日時:(02/ 5/18)
やかま椎やつら
第6話;嵐を呼ぶ転校生!!
ココは横島の通っている高校。で、横島のクラスの教室……。朝のホームルームが始まる前……。再び……というか、またかというか、机妖怪の愛子が駆け込んできた……。
愛子「ウチのクラス、また転校生が来るみたいよ!?」
横島「ナニィッ!?またか?ルシオラや夏子が来てから、まだ1ヶ月しかたった無いぞ?」
愛子「そっ、そんなこと言われたって……。」
横島「ったく、作者もナニ考えてんだか……。いくらネタがないからって、いつまで転校生ネタを使い続け………(ピカッ!)………ギャッ!?」
一瞬光ったかと思うと、そこには天罰を受け、黒こげになっている横島が……。
ルシオラ「だっ、大丈夫?」
ピート「あんな事を言うから、イケナイんですよ?横島さん……(汗)。」
………と、そこへ先生が入ってきた。全員着席する……。
先生「えー、何でだか知らんが、ウチのクラスにまた転校生が入ってくることになった。仲良くするように。キミ、入ってきたまえ。」
………と、中に入ってきたのは、制服姿の西条そっくりの短髪の男(17巻、p96〜97)だった……。そしてその転校生の顔を見て驚く人たちがいた。特に横島は、過剰反応を示し………、
横島「コラァァァーーーッ、西条!!テメェ、ナニ高校生になってんだぁ〜〜っ!?」
前回(5話)、あれ程注意されたのに、また霊波刀で斬りかかる横島だったが、西条初登場時のように再び剣を突き付けられる……。しかも、今度は洋刀ではなく、日本刀で……。
転校生「何のマネだい?この名刀『正義(まさよし)』に掛かれば、切れるモノはないぞ?しかも、なんで僕の名前を知っている?」
横島「えっ?」
先生「カラッ!横島、フザケてないで、席に着け。キミ、自己紹介を……。」
転校生「ハイッ。鎌倉の方から転校してきました、西条秀輝です。ヨロシクッ!」
女子達「きゃ〜〜〜〜〜っ!!」
と、黄色い声も出た。その後、授業後の教室では転校生の周りを女子が取り囲んでいた。そしてその横では、横島達が話していた……
ピート「…………どこをどう見ても、西条さん……ですよね?」
タイガー「そうじゃノ〜〜。でも、親戚なんかじゃないカイノ〜〜?」
横島「イ〜〜〜ヤッ!!絶っっっっ対に、本人だっ!」
ルシオラ「そんなこと、あるワケないでしょっ!?(ポカリ)」
と、そんなことを話していると、それまで女子に囲まれていた転校生が、何かを思いだして横島達の方へ近づいた………。
横島「な、なんだよ?」
転校生「キミには用はないっ!用があるのは、そこのアナタだ……。」
ルシオラ「エッ?ワッ、ワタシィ?」
転校生「そうです、アナタです。この教室に入ったときに、一番最初に目に入ったのがアナタだ……。どうか、この愚かなる私と付き合ってはくれませんか?」
ルシオラ「エッ………、アッ……、エェッ!?(困&汗)」
いきなりの告白にとまどうルシオラ。すると横から横島が……、
横島「コルァァァァ〜〜〜〜〜ッ!!ナニしてんだ、テメェッ!ルシオラはオレのモンダァァァ〜〜〜ッ!?」
転校生「またキミか……!さっきは寸止めしたが、今度は容赦しないぞ?」
横島「ウッ……………………(汗)。」
ピート「アノ〜〜ッ、西条……君?つかぬこと聞くけれど、キミにお兄さんなんか居る?」
転校生「……………!!、兄さんを知っているのか?」
………………で、放課後。転校生を連れて、オカルトGメンの事務所へ行く四人。んで、事務所へ入る………。
ピート「お邪魔しますっ!!」
西条「ん?ピート君じゃないか。どうした?」
ピート「エェ……、実は……、」
転校生「兄さんっ!!」
西条「ひっ、秀輝か?」
兄と弟の感動の再会…………………と言いたいところだが、イキナリ西条は洋刀を振りかざす!が、弟はそれを日本刀で受け止めた……。
西条「グググ………ッ、久し振りだなぁ〜〜!?秀輝ィ〜〜っ?」
西条弟「にっ、兄さんこそ………っ!!(プルプルプル)」
タイガー「なんだか仲が悪そうジャノ〜〜?」
ピート「マァマァ、二人とも……!」
ピートが止めに入り、漸く場が収まった……。
西条「……(コホン)……、紹介しよう。私の愚かなる(←ことさら強調)弟の秀輝だ。」
秀輝「なんだって!?兄さんこそ、GSになるって言ったら、勘当されたくせに!!」
輝彦「何だと?秀輝、もう一度ヤりたいのか?(チャッ)」
横島「イイぞ〜〜っ!ヤレヤレ〜〜ッ!」
ルシオラ「コラッ……、ヨコシマ。でも、勘当されたってどういうこと?」
秀輝「(突如顔がキリリとなって)それはですね、ルシオラさん。ウチは名家出身の財閥で、当然このバカ兄が家を継ぐはずだったのですが、実は兄は親に内緒で、GSの修行をしていたのです。その後、一流の経済学を勉強させるために、イギリス留学していたんですが、どうやらココでも修行を続けていたらしく、留学後も日本に帰らずに、勝手にGSの免許取っちゃったのです。おかげで親はもうカンカン。で、このバカ兄を勘当してしまったわけです。でも、まさかこんなところで仕事しているなんて……。」
横島「ケッコ〜〜暗い過去を持ってるんじゃねぇか、アァン?、西条よ!?」
輝彦「ウッ、ウルサイ!少しは黙りたまえため、横島君。……しかしなんだな、秀輝とルシオラ……は……、イイカップルに見えるじゃないか?早くアプローチしないと、取られてしまうぞ?」
横島「ナッ!?るっ、ルシオラはオレのモンじゃ、誰にも話さんぞ!?」
輝彦「…………聞くのを忘れていたが、令子ちゃんとルシオラ、どっちを取るつもりだい?」
横島「へっ!?エッ………、アッ………(汗)。できれば、両………。」
輝彦「まさか、両方とは言わせんぞ?答え方に依っては………切るっ!」
秀輝「興味深い話ですね………。兄さん、協力します!」
ルシオラ「そうよ、是非、聞かせて欲しいわ?」
横島「ウッ………(ポタポタ)(マッ、マズイ……。このメンツに一人で立ち向かうことはできんっ!かくなる上は………!)」(ダッ!)
勝ち目がないと踏んだ横島は、一目散に逃げた。
ルシオラ「アッ、逃げた。」
輝彦「逃さんぞ、横島クン!!喰らえっ、ナイン・ドラゴン・ヘッド・フラッシュ!」
横島「ギャッ!?」
秀輝「加勢しますっ!!天◯龍閃!!」
横島「グワッ!?」
二人の必殺技を喰らい、結構重傷の横島………。そこにルシオラが駆け寄る。
ルシオラ「ヨッ、ヨコシマ!?大丈夫!?よくも、ヨコシマを………(怒)」
ヨコシマがヤラレて、殺気立つルシオラ。西条兄弟はその怒りの眼光で一瞬にして血の気が引いた……。そして弁明をする二人………。
輝彦「ウッ………(汗)。マッ、マァ待て、ルシオラ。わたしは悪くない。秀輝が転校してきて、キミに惚れたからイケナイんだ!!」
秀輝「なっ(赤面)!?悪いのは兄さんの方じゃないですか?あんな事聞くからイケナイんでしょーがっ!」
輝彦「秀輝、口答えするつもりか?とにかく悪いのはオマエだ!おとなしく罰を受けろ!」
秀輝「ナニ言ってるんですか!?悪いのは兄さんの方でしょう?ネェ、ルシオラさん?」
ルシオラ「どっちもどっち、両方悪いわっ!!アンタ達、覚悟はイイわねぇ〜〜っ!?(無限大怒)」
西条兄弟「ギャァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」
魔族であるルシオラの報復を喰らい、ほぼ4/5殺しにされた西条兄弟……。まぁ、過激な人を好きになった彼らがいけないんだけど。でも、コイツ達に未来はあるのだろうか?いや、ないっ!!(反語)
終わり
さて次回。きゅうりさん、読んでいらっしゃるでしょうか?そして、覚えているでしょうか?次回はアナタのリクエスト通り、修学旅行編です……。お楽しみに。
今までの
コメント:
- ど〜も、1ヶ月ぶりです……。このシリーズやるの………。まってたみなさん(待ってた人がいるのか?)ゴメンナサイ。新キャラの西条弟ですが、いかがだったでしょうか?
彼は、次回からの修学旅行編でもっと横島にからむ予定です。
さて、このシリーズも次回から新展開迎えるわけですが、いよいよTHE DARK SIDE OF THE MOONシリーズもCultivate Flat名義で始める予定です。このシリーズと交互にやっていこうと思います。ヨロシク。では、次回。 (ライス)
- はい、おぼえていますともなにせここ一ヶ月頭から離れませんでしたから(汗)
自分でリクエストしてなんですがとっーーーても楽しみにしてます。
秀輝、西条ともに往生際が悪いですねぇ、秀輝は修学旅行編でヘマやらかして4/5殺しいや9/10殺しにあわなきゃいいですけどねぇ(実はそうなってほしい) (きゅうり)
- ことさら女性にもてようとしたり、女性の前では殆ど別人のようなナイスガイを演じたりする西条弟秀輝;やっぱ西条兄輝彦と同じ血筋の者ですね(笑)。ルシオラにやられそうになった時の弁明の仕方までそっくりですし(再笑)。次回の修学旅行編では今回登場しなかった夏子も当然絡んできて、学校の時以上に騒々しいことになりそうですね(汗)。誰が半殺しになるか楽しみです♪(いいのか?) (kitchensink)
- えっと、とりあえず、素手の相手に日本刀で斬りかかるのは、カッコ悪いですよ〜(汗) (猫姫)
- ↑その前に、学校で日本刀を振り回すのは銃刀法違反・・・(激汗)
クラスの人数はどうなっているのか等という無粋なつっこみは置いといて、イキナリ転校してきた秀輝くん。
顔は似ているそうですが、性格もここまで似ている兄弟とういうのも珍しいかもしれませんね。
転校してきた理由などもそのうち明かされるのでしょうか。まあ、兄と同じような経緯かと思われますが・・。
そしてゆくゆくは兄と同じように、展開予想ショーにおけるイケニエへの道を・・・? (斑駒)
- ←西条兄弟へのせめてものはなむけです。(←素直に忘れたと言うべき) (斑駒)
- おもしろい展開ですね。転校生がまさか西条の弟なんて…予想できませんでした。
ところで兄弟の喧嘩は両成敗ですね…やっぱり… (3A)
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