横島忠夫ただいま修行中(四天王の記憶1)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 5/13)
「…えっ〜と…う〜ん…」
阪上は美神たちに自分の記憶を話そうと思ったが…
「…あんた早く言いなさいよ…」
美神はイライラしてきた。
「いや〜話すと長くなるんで………あ!?そうだ…!」
『?』
阪上は手を上げるといきなり光だした。
「あれ!?」
美神たちはなにもないところに気が付くと立っていた…
「ここは僕の記憶の中ですよ…」
阪上がそう言っている間になにか映像が現れてきた…
「あの映像に映るのが僕の記憶です…」
映像に映ってきたのは四天王のようだ。
ドッカーン!!!!!
すごい爆発音が聞こえてきた。
「おい…フィビス…あんまり命を奪ってはだめだ…」
阪上がいる。
「兄貴はあまい…なぜ兄貴はぜんぜん魔族の連中や神族の連中を殺せないんだ?」
どうやらすごい荒地にいるようだ…
「………」
「いいか兄貴…俺たちはしょせんこうするしかないんだ…あのお方のために…」
「…ああ…分かってる…」
「さ…阪上…これは何なんだ…?」
横島が映像を見たあとに阪上に聞いた…
「これは僕が四天王のころ…そして弟と天界で暴れまわっていたころのです…」
「弟!?」
「ええ…僕と弟は魔族と神族の間で生まれたからひどくいじめられ誰もかばってくれませんでした…それで…」
阪上が言おうとした瞬間また映像が出てきた。
小さい阪上とその弟が出てきた。
「兄ちゃん…しっかりしてよ!!」
阪上は倒れている。そして弟は泣きそうな顔で阪上を揺らしていた。
「だ…大丈夫…」
「なんで僕たちはみんなからいじめられるの…?」
「………」
「どうして…?」
「………」
「答えてよ兄ちゃん!!」
「これは…?」
「弟が蹴られていたので僕が身代わりになったんです…まあ途中で倒れたんですけどね…」
「かわいそうな坊やたちだ…」
黒いマントを全身にかぶっている男が現われてきた。それと杖で歩いていた。
「おじさん誰…?」
阪上が立ち上がりながら聞いた。
「私かい?まあ…名乗る者じゃないさ…ところで君たち…私についてこないかい?」
『え!?』
二人ともビックリした表情だった。いい感じはしなかったが行くところがない…
「くっ…くっ…いま君たち…怪しいと思ってるだろう?」
『え!?』
「そしてついて帰るところも行くところもない…」
『………』
「迷うことはない…どうせこんな所にいてもただみんなから殺されるだけだ…」
「ほんと?」
弟は涙目になりながら言った。
「ああ…だからおいで…わしもきみたちと同じく天界の嫌われものさ…」
そう言ったあと男は歩きだした。そして阪上と弟も男について行った。
「これが僕の…四天王になってしまうきっかけとなってしまうんです…」
「きっかけ!?」
「ええ…そして…弟は…残虐な奴になってしまい…ほかにもフォーやグラスという仲間が四天王になるんです………そして…いまから映る映像は…小竜姫さんのお父さんやお母さんを襲ったところです…」
そしてまた映像がでてきた。
今までの
コメント:
- カゼと勉強でなかなか書けませんでした。それはそうとやっぱり阪上が目立ってしまってる…はやくこのお話しを終わらして久しぶりに小竜姫と横島の話しを書きたいです… (3A)
- ああ…失敗がまたあった―――!
『それと帰るところも行くところもないだろう…?』
ついて…なんていらないのに…ほんとすみません… (3A)
- 阪上クンの過去が遂に明かされ始めましたね。今後(過去回想シーンの中で)阪上クンの弟と、二人を保護(保護?)したらしい謎の男がどのように後の小竜姫さまの両親の殺害に関わってくるのかが気になります。 (kitchensink)
- ↑×3 そんな時は、本編に関係の無いSSでも書いてフラストレーションの解消(微妙に無責任?)です♪ 若しくは誰かのコメント欄にみにみにSS(微妙に迷惑?)を…イエ、一読者としては、本編の続きが読みたいところなのですが……。
重く、複雑な阪上くんの過去。でも、そんな過去にもめげることなく、阪上くんは心やさしい人みたいですね。
………やっぱり長く、なりそうですね(瞑目) (斑駒@無責任及び迷惑行為常習犯)
- 記憶が戻った坂上君は、ホントに小竜姫様の仇なんでしょうか……。 (猫姫)
- ささやかな人魔ネタ(?)とフォーさんの名前のみ出演に一票。 (魚高)
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