ザ・グレート・展開予測ショー

未来へ戻れ!!(完結編)


投稿者名:ライス
投稿日時:(02/ 5/13)

 
 未来へ戻れ!!(完結編)

 戦国時代に来て二日目の朝……。横島達はタイムマシンのある所にいた……。
横島「よかった……、エネルギー炉のトコのネジがとれているだけで、他は故障していないみたいだ……。」
おキヌ「………でも、そんな所のネジがとれてて、大丈夫なんですか?」
横島「ナニ、あのジィさんが作ったモンだ…、エネルギーの消費が激しいだけだろ……。じゃ、皆さんコイツを運んじゃってください!」
……と、蜂須賀村の人たちの手伝って貰い、タイムマシンを運んで貰う。一方、那古屋城では………、
美神「出せぇぇぇ〜〜〜〜っ!!(怒)」
犬千代「………ったく、ウルセェったらありゃしねぇ………!」
万千代「アァ………。」
信長「オゥ、どうだ?アノ女は……。」
犬千代「アッ……、殿…。この通りですよ……。」
信長「オイッ、女っ!少しはコリたか?謝るんだったら、ココから出してやってもイイぜ?」
美神「フンッ!誰がアンタなんかに………。ナニ?そのセンスの欠片もない趣味の悪い服は?気持ち悪いったらありゃしないわ!?」
信長「ホォォ〜ォ!?(怒)……どうやらまだココに居たいらしいな……。オイッ、コイツを当分閉じこめておけっ!」
犬千代「………あの女、誰かに似てると思ったら、ウチの殿に似てるんだな……。」
万千代「アァッ!!そういえばそうだな……。特にあの傍若無人なトコロなんか……、」
信長「オマエら、何ボソボソ喋ってんだ……?(怒)(ポキポキ)」
犬&万「ワァァァァッ……!?」

――その夜……。城の前にいる横島達。
日吉「ココです……、信長様の城は…。牢屋の場所はさっき教えたとおりです。オレもまだ身分低いから、アンタ達に加担してるのバレたらヤバイんでこんな事しかできませんけど……。」
横島「オゥッ……、悪いな。ところで、例のヤツはちゃんと隠しておいてくれたよな?」
日吉「エェッ……。すぐそこの森に目印着けて隠しておきましたよ。じゃ、気を付けてください……。」
おキヌ「どうもありがとうございます。もう会うこともないでしょうけど、お元気で……。」
横島「おキヌちゃん、早くっ!」
おキヌ「あっ、ハイッ!それじゃ!(ペコリ)」
 塀を越えて、城の中に入っていく二人……。
ヒナタ「ア〜ァ、行っちゃった……。暴れたかったのになぁ〜〜。」
日吉「そんなこと言うなよ。……でも、不思議な人たちだったな……。」

――牢屋……。
美神「アァッ、早くこんなトコ出て、未来に帰りたいっ!ったく、横島のヤツはナニしてんだか……。」
横島「美神さん!助けに来ましたっ!今、開けますからっ!」
 牢屋を開ける……。漸く出れた美神は、まず横島を殴り倒した……。
横島「ブッ!?」
美神「助けに来るのが遅いっ!!今まで何してたの!?」
おキヌ「まぁまぁ、美神さん。バレちゃいますよ?それにあまり横島さんを責めないでください……美神さんを助けるのに結構苦労したみたいですから……。さ、早く現代へ戻りましょう?」
美神「イヤよッ!」
横&キ「エェッ!?」
美神「まだなにもお宝手に入れてないわっ!それに……、アイツにもう一発入れてやらないときが済まないわっ!もう、歴史に名を残す戦国武将だろーと、なかろーと、私をこんな目に遭わせて……ゼッ〜〜〜〜タイに許さないからね〜〜〜!?(怒)」
横&キ「……………(汗)」
 そんな美神のワガママのおかげで、宝物殿探すことになったが………、案の定見つかり、
武士A「くせものだ〜〜〜っ!!出会え、出会え〜〜〜っ!?」
横島「ホラッ!!言わんこっちゃない、見つかったじゃないスか!?」
美神「(お宝抱えて)……ウルサイわねっ!でもお宝は手に入れたし、あとはアイツを殴るだけ……。」
武士B「大奥の方へ逃げたぞ〜〜っ!?」
 この騒ぎに気づいたのか、同じ床にいた信長と濃姫が顔を出した……。
信長「何事だ!?……アッ!テッ、テメェ……っ!」
美神「しめた!!おキヌちゃん、コレ持ってて、信長〜〜っ!」
信長「勝負しようってのか?イイだろう、ヤッて……、ワァ……!?」
濃姫「殿っ!?なんでですか?アノ女は……。(怒)」(信長の髪を引っ張る)
信長「アッ、コッ、コラッ、お濃。離せ、このヤ………ブッ!?」
美神「よくもこのワタシ閉じこめたくれたわね!?コノヤロ、コノヤロ……っ!」
 思い存分信長を殴りつける美神………。信長は反撃しようとしても、濃姫が髪を引っ張って出来ない状態。そして殴り終えた美神は逃げて行った。アッケに取られ、信長の髪を離すのを忘れていた濃姫は……。
濃姫「ハッ!?のっ、信長様!?ゆっ、許せない……!あの者を捕まえ、打ち首にしなさいっ!」
横島「………なんか、追っ手の数が増えてませんか?ヤッパリ信長を殴ったのがイケナイいんじゃ……?」
美神「とっ、とにかく、現代へ戻るわよ!?横島クン、タイムマシンは?」
おキヌ「アッ、それなら、朝にこの近くの森に隠してもらったらしいですよ?」
美神「そう……、じゃ、その森に行きましょ!」
 城付近の森。カモフラージュ木の葉をどけて、急いでタイムマシンに乗る3人。
美神「今度は動くわよね?」
横島「大丈夫ッス!あるだけの文珠を入れたんで……、そんなことより早くっ!」
 急いで時間設定して車を動かす。この時代、何も無い土地が多かったので、すぐに移動することが出来た……。
武士C「ヤツラが消えたぞ〜〜!?」

――現代。美神の事務所のガレージで待つカオスとマリア……。
カオス「もうそろそろ戻って来てもイイはずじゃが……。」
 
 (バシュ〜〜〜〜ン)

 大きな音と共にスカ◯ラインが現れた……。そして出てくる三人……。
カオス「オォッ……、帰ってきたか……、どうじゃ………ブッ!?」
 戻ってくるなりカオスをどつく美神。
美神「アンタの発明のせいヒドイ目に会ったわ!!お宝は手に入れたからいいけど、こんな事は二度とゴメンだわ!分かったら、サッサと出ていけっ!!」
 そう言われると、カオスとマリアはトボトボと帰っていく……………が、カオスの顔は笑っている……。事務所が完全に見えなくなると………、
カオス「ヤッタぞ!美神令子を出し抜いてやったぞ!?この車には特殊コンピュータが内蔵居ていて、霊能力を記録できるのだ!よって時間移動能力が記録された!これで本当にタイムマシンの完成じゃ!!これで大儲けが出来るぞ!?ハーーーッハッハッハッハ…!」
謎の男「ところが、そうは問屋が降ろさないんだな……」
カオス「ナッ……グフッ}(気絶)(マリアも電源を切られる)
謎の男「こんなのもが世に出ちゃあコッチが困るんだ……。」
…………と、いうのは黒くずめの男達。
謎の男「この発明品は、我々が保管する………。地球平和のためにな………。」
 そう言ってタイムマシンを持ち去っていった……。こうして、ドクター・カオスの金儲けの夢は崩れ去るのであった………。

 問題;最後に出てきた男達は一体、何者でしょう?

   ヒント
      1,若い黒人と60近くの白人である。
      2,二人ともグラサンをかけている。
      3,某国の超秘密組織である。
      4,コードネームはアルファベットである。
      5,この夏、続編が公開である。

 ……以上五つのヒントである。分かった人はご一報を………。

 
 終わり

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