ザ・グレート・展開予測ショー

やかま椎やつら


投稿者名:ライス
投稿日時:(02/ 4/16)

 
 ※やかま椎やつらを1話目から読んでいる人へ
   やかま椎やつらの前にプロローグってのがありまして、今回はその中からに登場し  たキャラが出てきます。この回を読む前にそれを御ご覧下さい。(そこから読んでい  る人は結構です。)では、本編をどうぞ。


 やかま椎やつら

  第4話;ディープ・インパクト!!(前編)

 日曜日、横島とルシオラは事務所へ向かっていた…。
横島「痛たたた…、また昨日の夜の痛みが…。」
ルシオラ「大丈夫?ったく、あんなコトするから…。」
 何があったかというと、それは昨夜のこと。

 ―昨夜―
横島「フフフ…ッ!ルシオラが来て一週間…っ!そろそろ油断してるだろうっ!」
 横島は真夜中に何やら不穏な動きをしながら、二階の自分の部屋をこっそりと出る…。
横島「夜這い…っ!それは男のロマン、男の夢!日本の男子に滅多に来ないチャンスが今、オレの目の前にあるっ!」夜這ってやるっ!夜這うぞ〜っ!?」
などと、思考が18禁になってブッ飛んでる横島。早速ルシオラのいる離れへ向かう…。ピピピ……ッ!何やら横島の気付かない所で怪しいサーチ音が…。
横島「フフフ…ッ!着いたぞ…!待ってろよ〜、ルシオラ…。今行くからな〜。(まず、×××して、で、それから×××を…!)」
 18禁な妄想にふける横島…。しかし、その背後では横島母がルシオラの貞操を守るために仕掛けた小型ミサイルが…!そうとも知らず、窓をこじ開けようとする横島。そしてミサイルが発射されたっ!!
横島「クソッ!なかなか開かないな…。(シュルルル〜ッ!)ンッ!?なんだこの音は…?(後ろを振り向く)ワァァァァ〜ッ!!」
 ミサイルに気付く横島。必死に逃げようとするにも、誘導ミサイルなのでどこまでもついてくる。で、結局……、チュド〜〜ン……ッ!

横島「ったく!オフクロもひどいモンだ、あんなモノ仕掛けるなんて…。」
ルシオラ「そういうコトするアンタが悪いんデショッ!」(ゴツンッ!)
 ルシオラにこづかれる横島。…と、通りの先になにかを見つける…。
横島「あっ…!」
ルシオラ「どーしたの、ヨコシマ?」
 通りの先には、いつぞやの易者がまた商売をしていた…。通りかかる道なので、横島は呼んでみることにした。
横島「ヨォッ!この前のジィさんじゃね〜か?」
易者「オォッ!少年!久し振りじゃの…。どーじゃ、調子の方は?」
横島「良かねぇよっ!全部アンタの言うとおり、災難続きだ…。だからって、あんな高いお守りはいらね〜からなっ!」
易者「そうじゃろ!?ワシの言うとおりじゃろ。だから気を付けろとゆーたろーに…。オォッ、そうじゃ!おヌシに返すモノがあるんじゃった…。ホレッ!」
横島「こっ、これは…、オレの財布じゃね〜か…。」
易者「おヌシ、この前は結局占い料を払わなかったじゃろう?だから、勝手にコレを頂いた。まぁ、チト少なすぎたがの…。ホッ、ホッ、ホッ…!」
横島「(プルプルッ…!)ヤッパリ、テメーかっ!このジジィッ!!」(ブンッ!)(注;霊波刀の音です)
ルシオラ「アッ、おじいさん、アブナイッ!」
 またも思わず霊波刀を出す横島。しかし、当然のように老人に白刃取りされてしまう。
易者「またか…!ったく、おヌシの師匠は何を教えとるのじゃっ!!」
横島「(れっ、霊波刀が動かねぇ…。このジィさん、相当な実力者かも…っ!)」
易者「少しキツ〜クお仕置きせなならんな…。トリャッ!」
 老人は霊波刀をひねり、それごと横島をゴミ置き場へ放り投げた。
横島「イテテテ……ッ!」
ルシオラ「だっ、大丈夫?ヨコシマ?」
 起き上がる横島。そしてそばに駆け寄るルシオラ。でも横島は大してケガはしていない…。
易者「なっとらんっ!GSたる者、むやみに一般人に霊能をつかうものではないっ!おヌシの事務所に案内しろっ!おヌシの師匠に説教してやる!!
横島「でっ、でも…。」
易者「でも、ではないっ!!サッサと案内せいっ!!」
ルシオラ「(ヒソヒソ)何なの、あのおじいさん…、結構強そうだけど…。」
横島「(ヒソヒソ)さぁ…。オレもGSとしか知らないからな…。」
易者「コラッ!!ヒソヒソ話してないで、サッサと来んかいっ!」
横島&ルシオラ「ハッ、ハイッ!」
 老人に促されて、シブシブ案内する二人…。

 ―美神の事務所―
 一方、事務所では令子と美智恵とキヌが昼食を終え、一段落しているところ…。
美智恵「いつも悪いわね〜っ。ゴハン作らせちゃって…。」
令子「ウウン、いいの。ママはひのめの世話で忙しいんだから、コレくらいのことはしなきゃっ!」
キヌ「そうですよ、隊長。隊長はひのめちゃんをあやしていてください。」
美智恵「そっ、そぉ?それなら、お言葉に甘えて…。」
 タンタンタンッ…。階段を駆け上る大きな音がする…。
令子「来たみたいね…。横島のバカとルシオラが…、さぁ、仕事しなきゃっ…。」
 バタンッ!!ドアが勢いよく開く…。
易者「ココかぁっ!おヌシの事務所はぁっ?」
事務所にいた三人「!!」
横島「ヨッ、ヨォッ……、おキヌちゃん…。」
キヌ「横島さんっ!…誰ですか?このおじいさん……。」
易者「コヤツの師匠は何奴じゃっ?」
令子「一応、私だけど……。」
易者「オォッ…、貴様か?………っ!!」
 令子の方を向く老人。すると、驚いた顔で美智恵を見ている。そしてまた、美智恵も驚いている…。そして美智恵が次に発した言葉が、そこにいた他の全員が固まった……。
美智恵「………おっ、お父さんっ!?」
他の四人「……ハァッ!?」

 以下後編へっ!!









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