タッチ・ザ・デート(その3)
投稿者名:DIO
投稿日時:(98/10/25)
どうしよう・・・・・おキヌのドキドキが最高になったそのときだった。二人の頭に逆さ釣りの人形が落ちてきたのは。
『ガツンッ!!』
キ(いたたた、横島さん大じょ・・・)
ツ「大丈夫ですか、横島さん。」
キ(えっ、)
もうちょっとでいいとこだったんだけど、いまのショックでツバメが目を覚まして体の主導権をとっちゃったみたい。それにおキヌちゃんの意識ははっきりしていて、二人の言動が見えているようだ。
横「ああ、ありがとう、大丈夫だよ。」
キ(はぁー、)
おキヌちゃんはほっとしたよーな、がっかりしたよーなため息をついた。〈あくまで、心の中で、です。〉
そこからデートは再開。〈中略〉そして、日が少し傾いた頃、ベンチに座って横島たちは一休みしていた。その頃になってようやくルシオラたちは二人を見つけた。
ツ「横島さん、今日はありがとうございました。あの、最後に・・・キスしてもらえませんか。」
いかにもお約束である。
キ(ちょっと、ツバメさん、それは・・・・!!!)
横「いや、しかし・・・」
ツバメはすっ、と唇を向けた。
横「こ、これはやはり・・・・・・・・」
だから、おキヌちゃんの意思を無視してキスなんかしたら全国のファンに殺されるってば。そんな楽屋の悩みは露知らず、やじうまたちは盛り上がる。
雪「ちょーどイートコに間に合ったみたいだな。」
タ「何でいつも横島サンばっかり」
弓「し、静かに。」
美「止めなくていいの、ルシオラ?」
ル「・・・・」
キ(ちょっと、そんな、他人の体を勝手に・・・・!!!)
次の瞬間、おキヌちゃんとツバメが再び入れ替わった。
キ「え・・っ!」
ツ(おキヌさん、今日は本当にありがとうございました。おかげで私も成仏できます。これはそのお礼って事で・・・)
それだけ言うとツバメは意外と無責任に、すぐに逝ってしまった。
キ(ちょっとー!!!)
ツバメに文句を言ってるひまはなかった。横島の顔が、もう、すぐそばにある。
キ(ど、どうしよう・・・・・横島さんのこと好きだけど、でも、・・・)
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン・・・・・体が緊張でカチコチになっている。後5cm、4cm、3,2,1、
キ(横島さん・・・!!)
ついに念願の・・・
『サッギャァァァッッッ!!!』
ルシオラの、二人を止めたいきもちが、無意識にザコモンスターを作ってしまった。ああ、あと一歩だったのに。
横「な、なんだー!!」
横「うわーっ!!」
キ「よ、横島さん・・・・!!」
化け物はそのままタイガーたちや一般市民も巻き込んで暴れ続けた。これじゃまるで○○の○○○○だ。
美「ちょっとルシオラッ!!こいつをはやく止めてよ。」
ル「ちょっと待って、すぐに止め・・・・・あれ、ヨコシマたちはっ?!」
ドサクサにまぎれて横島とおキヌちゃんは逃げていた。
横「たくっ、ルシオラのやつ無茶しやがって。そりゃ、俺も悪かったかもしれんけど・・・・・・・・・・・・・・・・・ところでおキヌちゃん、いつ入れ替わったんだ?」
キ「えっ・・・・!!横島さんいつ私だと気づいて・・・」
横「いまさっきだけど・・・・ツバメちゃんはどうしたのさ?」
キ「ツ、ツバメさんなら満足して成仏したみたいですよ。」
(横島さん、また私のことに気づいてくれたんだ・・・!!)
おキヌちゃんはおもむろに横島の腕を引っ張った。
キ「横島さん、あれまだ乗ってませんよねっ!!」
横「ちょ、ちょっと、おキヌちゃん!?」
FIN
(作者あとがき)
どうも、約2ヶ月ぶりにこのHPに帰ってまいりました、DIOでございます。この話がうる星やつらを見て思いついたのは事実なんですが、皆さんの予想よりもまだましな話になったでしょうか(もしくはさらに低級な話に)。こういう強引な事をしないとおキヌちゃんが自分からモーションかけることはないと思って作ったんですが、まえおきで大きな事を言った割にはたいしたことなかったかなあと反省しております。ルシオラも当初はもう少しちゃんとやきもち妬かせる予定だったし。
それからメカ音痴さんに頼まれた「姐さんとアシュ様の幸せになる話」ですが私が次にいつここへ来られるかわかりませんし、アシュ様のキャラクターがいまひとつ掴めていないのでしばらく保留させてください。今のところ構想として、シロと鈴女とルシオラで一本考えていたのですが年内に書けるかどうかちょっと自信ないです。
今までの 賛成:3 反対:1
コメント:
- 長編ごくろうさまでした。やっぱりここまで書いてくれたら今度は絵付きで見たいですね。
誰か描いて下さい。みんなで合作をするのもいいかも。
(Chon)
- お久しぶりです。同志よ。面白かったです。確かにおキヌちゃんて恋愛ものでは
扱いが難しいんですよね・・・僕も色々書いてて困ったもんです。あ、後、妙な
依頼してスンマセンでした。確かに掴みきってないキャラは動かせませんもんね。
それはそうとシロと鈴女とルシオラですか・・・なんかとんでもない話に
なりそうですね・・・っていうか僕には3人の接点が見いだせません。
「シロとルシオラ、女の戦い」ならコンマ2秒で作れますが、鈴女が入ってくると
せいぜいやばい同人ネタ位しか浮かびません・・・同志の発想の凄さに改めて敬意
を表し次回を楽しみにまってます。
(メカ音痴)
- 上のメカ音痴さんのコメントについての反論です。
「おキヌちゃんは恋愛物では扱いにくいキャラ」何で?どうして?
私に言わせればおキヌちゃんは極楽の中でもベスト3に入る位、恋愛物で扱いやすいキャラですよ。
あ、あとこの作品についての感想は、すまないんですけど賛成は出来ません。
結局のとこおキヌちゃんの意志は最後までほとんど無視されてたんですよね?、シチュエーション作りならもっと違う方法をとった方がいいと思います。
一発ギャグでやるならまだしも、本人の意思とは関係なくってのは個人的に好きじゃないので。
それに、いきなり出てきた「オリキャラ」におキヌちゃんがここまで振り回されるってのも何かいまいち納得出来ません。
って・・・そう言う自分は人の事言えるのかい!(鈴奈の事ね)
(CSU)
- いや、ベスト3と言うより、1,2を争うって言った方がいいかな?
つーか私が恋愛物で扱えるキャラなんてせいぜい2人ぐらいしかいないので1,2を争うのは当たり前ですね(笑)
(CSU)
- メカ音痴さん
「扱いが難しい」というのは
「熱烈なおキヌちゃんのファン」の怒りをかわずに
納得いくようなストーリーを書くのが難しいと解釈してよろしいですか?
今の彼女は「高1」ですが、15歳ですか?それとも14歳?
人柱になった(選ばれた時は14だった記憶が...)
(じつは、415歳...と、いったら石ぶつけられるな...笑)
おキヌちゃん自体まだ恋愛というには「奥手」なので、急ぐ必要は無いと思うし
ましてや他人(霊)が後押しして「キス」をさせようというのは...
女の子はそこまでいくプロセス自体が大事だと思うし
「ファースト・キス」ならば、なおさらだと...
評価は「おキヌちゃんの意志」を大事にしなかったという感じに見えたので反対とさせて頂きます
(TOMO・KIN)
- ええと、CSUさんのご意見なんですがTOMO・KINさんの言われるようにファンの
方々に納得できる動かしかたってよく解らないんですよ。彼女奥手だから。事実本編でも
「自分の気持ちが良く分からない」と言ってるし・・・あと、登場人物の違いでしょうね
。僕は対立の図式で作品作るのがやりやすいから。でもそうなるとおキヌちゃんってどう
しても押しが弱いから・・・だいぶ以前に「彼女は他人をおしのけてまで自分の恋を取る
タイプじゃないと思う」と書いた通りです。全てひっくるめて僕の文才の不足なんです
けどね・・・
(メカ音痴)
- 「対立の図式」ではなく、「調停」または「癒し」の図式なら使えるかも...
(もちろん、「調停」なら、あの「煩悩の博愛主義者」の出番ですが)
「癒し(ヒーリング)」は、魂レベルの「悲しみ・哀しい」を理解していないとできないですが...
頭よりこころで感じる物ですね
(TOMO.KIN)
- 誤解のないように言っておきますが、別に私は恋愛物の創作でおキヌちゃんのキャラを使いこなせてるとは思ってません。
あくまで、他のキャラに比べたら扱いやすいと言う意味です。
私の場合はメカ音痴さんとは逆で「対立の図式」で作品を作るのが苦手なんですよ、だからそうなるのかな?
でも、この扱いやすさってのは、個人的見解レベルの事で、私がとやかく言うことじゃ有りませんでしたね、すいません。
(CSU)
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