ザ・グレート・展開予測ショー

嗚呼素晴らしき除霊野郎 〜ある坊主のGS日記〜


投稿者名:プロミス
投稿日時:(02/ 4/ 2)

とある廃ビルにて。
『ウッキョエエエエエエエエエエエエ!!!』
「ええぃ!!生きとし生ける者に仇名す悪霊め!!この私が成敗してくれる!!」
一人の坊さんが、悪霊と戦っていた。
『キョエエエエエエエエエ!!』
「効かぬ!!鋭!!」
『キョエア!?』
なかなかの腕を持つ坊さんらしく、だんだん悪霊を追い詰めていく。
「今だ!!」
悪霊を追い詰めた坊さんが、フィニッシュワークにかかる。
「鋭!雷!剛!数珠よ、雷の化身、龍と化して、悪を砕け!!」
「ガオオオオオオオン!!」
『ウッ・・・キョアァアァアァアァアァアァア!!!』

「いやーありがとうございました。これでやっと工事のメドが・・・」
除霊が終わり、土地の持ち主が坊さんに頭を下げている。
「いえ、礼には及びません。私にも良い経験になりました。」
応える坊さん、なかなか人が出来ているらしく、平謝り状態の相手の頭を上げさせる。
「ありがとうございます。これは少ないですが、ほんのお礼に・・・」
「こんなに・・・結構です。当たり前のことをしただけであるわけだし、何より私は修行中の身、こんなに頂く訳には・・・」
「いえ、あなたには本当に助けていただきました。是非受け取って下さい。」
「はぁ、そこまで言うのであれば・・・」
札束を受け取り、土地の持ち主に一礼をする坊さん。
「では、私はこれで・・・。」

「ふむ・・・あれから大分経つな・・・」
そろそろこの坊さんの正体を知りたいという人もいるであろう。
では教えましょう。
この坊さん、何を隠そうGS免許取得試験(コミック9巻参照)の一次審査で、ミカ・レイの隣で気を放出させていた、あの坊さんである。
・・・もっとわかりやすく言おう。横島にクソ坊主よばわりされていた、あの坊さんである。
え?それでも分かんない?そう言う人は、コミック9巻を舐めるように読んでね。164Pから166Pにかけているから。
あの後ちゃっかりGS免許を獲得していた彼は、修行も兼ねて、全国除霊の旅をしているのだ。
「全国津々浦々を旅してきたが、東京は相変わらず雑霊の気が多い・・・」
と、坊さんが一人でぶつぶつ呟きながら歩いていた時だった。
「!?何だこの気は!?」
坊さんが凄まじい気を感じ、一気に険しい顔になった。
「これまで相手にしてきた悪霊とは比較にならない・・・こっちか!!」
気を感じた方に向かって走り出す坊さん。懐から数珠を取り出し、臨戦態勢になる。
「・・・ここか・・・」
ある建物の前で立ち止まる坊さん。目の前には、ボロっちいアパートが突っ立っていた。
「・・・・・」

続く


〜言い訳〜

はいどーも!!お初にお目にかかります!!自分、新参者のプロミスと申します!!
・・・いきなりすいません。こんなもん書いちゃって。
いや自分、マイナーキャラ好きなんですよ。
・・・だからってGS全39巻のうち、2コマしか出てきてない奴を主役にするこたぁねえだろうと思ったあなた。
すいません。その通りです。僕はバカです、すいません。
おわり。

PS:椎名先生、あの坊さんを主役にした話、描いてください。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa