ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(12)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 4/ 2)

「あ〜あ…私はいつまでこの姿なのかしら…」
一人で茶の間の部屋で小竜姫は考えていた。
「もう私が子供になってしまって一週間も経ってるのに…」
はやくも小竜姫が鏡のせいで小さくなってしまって一週間経っている。
「…もう寝よ…」
小竜姫は横島とパピリオの部屋で寝ている。横島とパピリオはもう寝たようだ。
「が〜が〜」
大きないびきをかいている横島。パピリオもねぞうが悪く布団からでていた。
「まったく…」
そう言って小竜姫はパピリオを転がして布団の中に戻した。
(横島さんって私の事をどう思ってるのかしら…)
最近そんな事ばかりおもうようになってきた。そして横島に近寄った。
「…私の初恋はかなわないのかな…」
横島の顔を見ていて小竜姫はそう思う。横島の事が好きな女はいっぱいいる。
(美神さんも口には出さないけど横島さんの事が好きだわ…ただ意地っ張りなだけで…
そしておキヌさんも…それとたしかシロという子も…)
「負けたくない…!」
小声で小竜姫はそう言った。
「でも…」
横島のために自らの命を捨てた子にはかなわない…
(ルシオラさんにはかなわない…)
横島も口にはださないがいまでも彼女の事を思ってるだろう。
「………」
そう思うと心が沈んできた。
だがそれでも負けたくない。横島に抱きついた時や指をなめられた時いままで経験した事がないほどドキドキした…ご飯も毎回おいしいと言ってくれる…それを聞くとうれしくなってくる…
「………!?」
そう考えていたらいきなり横島の手が小竜姫の肩にさわり小竜姫をむりやり布団の中に入れて抱きしめた。
「ちょ…ちょっと横島さん…!?」
一瞬パ二ックになったが横島のいびきが聞こえてきた。
「ね…寝てる…」
しかし離れようと思ったが離れられない。子供の姿でなければ離れられたのだが…
でも嫌だとは思わなかった。むしろうれしいかもしれない…





















「あれ…!?私たっらあのまま寝ちゃったのかしら…?」
いつのまにか横島からはなれていた。
「でも…良かったな…」
すこし顔が赤くなる…
「…うん!?」
横島が目を覚ましたようだ。
「あ!?おはようございます…小竜姫さ………てっ…うわ―――!?」
横島が鼻血を出した。
「え!?………あ………きゃ―――!?」
なんと小竜姫はもとの姿に戻っていた。当然服は小さくなっているので…(ほとんど破れています…)
「いや―――!!!!!」
そう言って小竜姫は横島を…
バキッ…グシャ…バコッ…
また横島は寝むりに入った。
「ポチ…あそんで…」
こんなにもまわりがうるさいのにパピリオは寝言を言っていた。

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