暴走デートその5
投稿者名:与作
投稿日時:(02/ 4/ 1)
賑やかな街に怪しく匂いを嗅ぎ回る2人の獣の姿がある。
誰が見てもまさしく 狩り” だった。
追跡能力が優れているシロがいち早く横島の匂いをとらえる。
ワオ〜〜〜〜〜ン!!!
東京中に響き渡る遠吠え。タマモも気づきシロの元へ急ぐ。
美神「見つけたようね。」
おキヌ「では参りましょう。」
美神・おキヌもシロの元へ急ぐ。
シロがいる所へ来ると、タマモは既に来ていた。
シロ「ここから道沿いに先生の匂いが強いでござる。」
美神「近いわ。急ぎましょう。」
おキヌ「待ってください。」
歩き出そうとする美神を止めるおキヌ。
おキヌ「これは罠かもしれません。前にも横島さんは落とし穴など作ってましたし。」
美神「う〜ん。たしかに・・・奴ならするかもしれないわね。」
タマモ「大丈夫よ。」
美神・おキヌ「?」
タマモ「この先に横島はいるわ。さっきから気配と言うか、強い何かを感じるのよ。」
美神「なるほど。あんたは第六感が優れていたわね。」
再び歩き出す一行。
数メートルほど歩いた後、シロが何かに気づき、走る。
美神「ちょっと! 何か見つけたの?」
急いでシロを追う。すると、あたりにおびただしい量の血が!
シロが匂いを嗅ぐ。
シロ「間違いないでござる。この血は先生の・・・。」
美神「まさか、グーラーに食べられてしまったとか。」
一瞬沈黙が走る。(文法がおかしかったらごめんなさい)
やがておキヌが、
おキヌ「いいえ、これは鼻血だと思います。」
美神「は、鼻血!?」
おキヌ「ええ。上をみてください。」
一同が上を向く。そしてここがホテル街だということに気づく。
美神「なるほどね。これから楽しい行為が待ってるってわけね。」
ピシッ!! ×3
タマモ以外の三人の結束が強くなった。
その頃の横島・グーラー、
横島「どれがいいかな? マイハニー!」
グーラー「あら? どうしたの。えらくカッコつけちゃって。」
横島「これが僕の真の姿さ。」
すっかり紳士モードに入った横島であった。
−−−−続く−−−−
今までの
コメント:
- 久しぶりの投稿(その4から)で読んでくださった方々、この場を借りて御礼申し上げます。
さて、この暴走デートも大分終わりに近づいてきました。
いよいよ最終決戦がここホテル街で繰り広げられることと思います。
あ、でもその6で終わるとは限らないので・・・。
私の計画では最後に意外な人が現れる設定になっています。
分かった方もそっと心の隅っこにしまって置いてください。
それではまた。(今日は紳士モード) (与作)
- ふむ。
タマモ君も、氷室君もなかなか良い読みしてるじゃないか。
いつもこれじゃあ、男は何も悪いことできないじゃないか。
女の子は怒らせるもんじゃないね、やっぱり。
教訓だね、うん。 (魚高@紳士ぶりっこ)
- シロ&玉藻が己が能力を存分に発揮してるシーンを久しぶりに見た気がします。何か美神除霊事務所のメンバーが怖くなる一方ですね。しかも、横島クン、人格まで変わって暴走してますが、このあと大丈夫なんでしょうか?(紳士になれませんでした←笑) (kitchensink)
- やはり冷静にブチキレてる(←失礼っ)おキヌちゃんが一番怖いですね。動揺も恥じらいもカケラも感じられません。
全てはただ一つの行動、横島くんの成敗のために………。
しかし正面きって二人のデートを止めるというのは、一連の行動をとる事以上に勇気のいる事なのでしょうか。 (斑駒)
- ああ…横島の危機ですね…見つかったらどんなふうにされるか…(といいつつ笑ってる)
それはそうとおキヌちゃん怖すぎ…美神さんより怖い… (3A)
- 事務所四天王の恐怖! 横島・ザ・じぇんとるめんに迫る危機!
グーラーは横島との愛を貫けるのか? そして最後に現れる、意外な人物とは?
今、GS世界に激震が襲いかかる!!
…………頑張れ、シロ(こっそり) (黒犬)
- ホームズも真っ青な推理を繰り広げるおキヌちゃんがグッド!(いろんな意味で) それでも突っ走るか? 横島。それならばもぉ何も言わん。……漢(オトコ)として、自分の信ずる栄路(ミチ)を突き進むんだ! (ロックンロール)
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