ザ・グレート・展開予測ショー

暴走デートその4


投稿者名:与作
投稿日時:(02/ 3/28)

路地に逃げ込んだ横島とグーラー、

横島「ふう、危なかった・・・。」
グーラー「あ〜あ、牛食いたかったな・・・。」
横島「とにかく、何処かに行かなきゃ。これで諦めるとは思えないし。」

路地を出て再び歩き出す。何も考えずに走って逃げてきたので、ここは何処だと辺りを
見回して見ると・・・・なんとホテル街だった。

横島「げっ! ほ、ホテルだらけ!?」
グーラー「ダ〜リン〜。実はこういう事が目的で走ってきたんでしょ〜?」
横島「な、そ、そんなわけねーだろ!!」
グーラー「ほお〜。」

怪しい目つきで横島を見つめる。そして、

グーラー「それならそれで言ってくれればいいのに〜」
横島「ぬわっ!!」
グーラー「どれにする〜?」


横島「「さ、誘ってる・・・
    誘っておられる・・・
    女が俺を誘ってらっしゃる・・・」」


その頃の美神とおキヌ、

美神「くそ〜何処に行ったのよあいつら!」
おキヌ「見つかりませんね・・・。」
美神「そんなに遠くへは行ってないはずだけど。」


しばらく考えた後、おキヌが名案を思いついた。

おキヌ「・・・援軍を呼びますか?」
美神「誰呼ぶの? カオスとマリアはもういないわよ。」
おキヌ「ちょっと待っててください。」

と言って、おキヌが携帯で電話をかける。


三分後


おキヌ「ふふふ、美神さん。バッチリです。もうすぐ2名ほど援軍がきます。」
美神「? 誰?」
おキヌ「ふふふ・・・。」


五分後


シロ「何でござるか? 緊急指令って。」
タマモ「何かあったの?」
美神「あ、なるほど!」
おキヌ「名案でしょ! この二人がいれば直ぐに見つかりますよ。」

シロタマに事情を話す。

美神「・・・という訳。直ぐに横島を見つけて欲しいの。」
シロ「せ、先生! 拙者を差し置いて、女子を手篭めに〜。許せんでござる!」
タマモ「・・・・・。」

やっぱりタマモはやる気が出ない。彼女にとって横島がどうなろうと関係ないのだ。

美神「やっぱりあんたは乗り気じゃないみたいね。」
タマモ「・・・そりゃあ、私にとって横島はどーでもいいし・・・。」
シロ「タマモ!! 一大事でござるよ! 何を言ってるでござるか。」
タマモ「う〜ん。」

美神「わかった。油揚げ一年分でどう?」
タマモ「やるっ!!」

即決だった。

美神「じゃあ、二手に分かれて横島の匂いをたどっていって。見つけたら報告する様に。
シロタマ「ラジャー!!」


この間の横島・グーラー、

彼らは移動していなかった。

グーラー「ちょっとダーリン? どうしたの?」
横島「うう・・・。」

彼らの周辺にはおびただしい量の鼻血が・・・

横島「「父さん・母さん。
    忠夫はこの日をもって、”男”になりやす!
    立派な男になって・・・
    うう・・・」」


興奮と感動で溢れていた。

−−−−続く−−−−

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa