修行!(5)
投稿者名:トシ
投稿日時:(02/ 3/27)
多分これから横島の修行がすんげえ続くと思います(笑
「・・・・ふ〜・・・・・」
なが〜いため息をつくファラ
呆れているようだ
「いや、溜息つかんといてくださいよ」
苦笑いをこぼす
「とりあえず腕力、脚力をつけないと・・・・、毎日筋トレするようにね」
「どんぐらいっすか?」
「そーねぇ、一日腕立て伏せを1000回、スクワット1000回、ランニング10キロ!これでどう?」
「・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・。
「い、いや、何か言ってよ」
ファラにはこれが普通なのだろうか
(そんなんできるわけね〜!!)
と心で思うが口に出せない
(ああっ!しかしそんなんやりたくない!でも嫌って言ったらそろそろ怒り出しそう!怒らしたらまず死ぬ!ああっ!しかし!)
「えへ・・・・えへへへえ」
ニヘニヘと笑う横島
究極の選択を迫られると現実逃避かなんだか不明だがヘンになってしまう横島(多分マンガでもそんな場面あったと思う?)
「・・・・・おーい」
手首をたてにふって戻って来いと言わんばかりのファラ
「ま、とりあえず拳は置いといて次は脚にうつりましょか」
「・・・・・・」
まだ帰ってこない横島
「・・・・ふ〜・・」
でこに手を当て一息つき
「ほら!やるよ!」
ドギャアアア!!
背中を叩かれ顔面から地面に激突
めり込んだ(!?)
「う・・・・がが!?」
やっと戻ったみたいである
「よし!始めるよ!」
「はっ!はい!」
ガバッと起き上がる
これ以上叩かれてはたまらん
「まずこの棒を蹴ってみて」
と都合のよすぎる設定だが側にそれなりに太い横島の身長ぐらいの棒が立っていた
「こうっすか?」
ヒュッ
横島の足が棒に激突する
「いってえ!」
と脚を持って片足でとびはねる
「は〜・・だめねえ、蹴りというものは・・・・」
とファラの語尾に力が入ると共に
スパッ!
棒が綺麗に鋭利な刃物で切ったようにすべらかに切断された
「こういうものよ」
「あんた人間かぁああああああ!!!!????」
まあ普通そう思うだろう(笑)
「人間よ〜、失礼ね〜」
「・・・・・・・・・・・はぁ〜・・・、こっちが溜息つきたくなるよ」
横島溜息
「ま、これは無理だろうから――」
「そう思うなら見せるなよ」
「とりあえず今日はパンチと蹴り、これを修行!技は明日から教えてあげる」
「へ〜へ〜・・」
そしてその日は地獄のような修行だった
翌日
「ほら!起きて起きて!」
「う〜・・・・」
そこにはくたびれた横島の姿があった
「横島さん!起きて〜」
とおキヌ(昨日は普通に帰ってきていた)
「あう〜・・・」
「ふぅ、起きないのか〜」
バキボキ!
ファラの手が何か鳴っている・・・
「はい!いやぁ!今日もいい天気っすね〜〜!!!」
即行で起き上がる
「・・・・・横島さんなんか可哀想」
苦笑いつつ同情するおキヌ
そしていつもの広場へ――
「じゃあ昨日の修行の成果おキヌちゃんにみてもらいましょう!」
「え・・・・・・!」
大して変わってないのに見せるのは恥ずかしい
しかし・・・・従わなければ死ぬ(汗)
「ほら!この棒を二回パンチ、一回回し蹴り!やってみて」
「へい」
「横島さん頑張って〜!」
「・・・任せろおキヌちゃん!」
女の子の応援に弱い横島だった(同時にパワーアップしたりする(笑)
「・・・す〜・・・」
息を大きく吸い込む
集中・・・
「・・・ッ!!」
シュパッン!シュパッ!
横島の右手、左手とニ連続で素早いパンチ
「ふっ!」
そして遠心力を利用した回しげり
「・・・・・・」
辺りは静まる
「(ああっ!やっぱ弱っ!棒折れてすらないし!)」
と思ってたが
パチパチ!
おキヌの手がくり返し合わされ、音が鳴る
「すごいすご〜い!!」
と嬉しそうな声
「え・・・?」
「すごいですね〜、何か長い間格闘技やってたって感じでしたよ」
「まじ?でも一日やっただけなのに〜・・・」
「当たり前じゃないですか、私が指導してあげたんですから」
とニコニコと微笑みながらファラ
「・・・・!!。まさかあんた――」
「そ、打撃系は皆腕力だけが強さって思ってるでしょうけどコツとかもちゃんとあるのよ。それを教えてあげたってワケ」
「なるほど・・・」
「まぁ修行中の横島さんの集中力が急激な成長に近いですね、目的があるっていいですねぇ」
「・・・・ま、まぁそんな事は置いといて、次の修行は?」
「・・・そですね、技に入りましょうか」
と説明しだした
「私の会得してるものは大きく分けて「強打型」「気孔型」「連続型」っていうのがあってね、「強打型」っていうのが一撃の攻撃でかなりのダメージを与える技なの、んで「気孔型」っていうのがその名の通り気で攻撃する技、「連続型」もそのまんま、ラッシュってやつね」
「ふむふむ」
と横島・おキヌ
「んで代表的なものをやってみるね、強打型っていうのがねぇ。う〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
とその時!
「ガアアア!!」
なにやら何処かから声が聞こえる
「・・・・・!?」
「あ、あれは!!」
となにやら巨大なドラゴンが!
赤い色の龍だ、レッドドラゴンって感じの
「レッドドラゴン!?」
とファラ
「(そのまんまかい!)」
と心の中で叫ぶ横島
「ちょっ、どうするんです!?」
おキヌ同様
まぁバカでかい(前長10メートルぐらい?)の龍をみれば当然の反応か
「アイツはヤバい!さがってて!!」
「(つーか何故この世界にあんな恐竜が!?ありえん!)」
「ま、丁度いいし、師匠の戦い方をじっくりみときなさい、今から強打、連続、気孔の順に技やるからしっかりみときなさいよ」
続く
へひゃ!(!?)
今までの
コメント:
- きっ・・キットチェンシンクさん?(阿呆)
ありがとうです、でも話上横島は強くならないと進みませんので強くなってもらいます(ちなみに今回の横島は強く見えますがはっきり言って弱いですからそのへんヨロシコ(!?) (トシ)
- さんきゅうです
で、でもま〜おキヌちゃんたちのみそぎを覗こうとした場面もありましたし(苦笑 (トシ)
- あ、上のマサさんへ、です(汗
いやー、すんません
一応俺下手ですからね〜、描写って何?ってレベルですもん<苦笑
だからそのへんはまぁ気になさらずに〜(無理、でてけ)>斑駒さん
(トシ)
- いたけしさん
いや〜、「いや〜ん」とか死んでも言わないと思います(男勝り?だから(笑)
コメントサンキュ〜ですね (トシ)
- キラーさん
いや、格闘に関しては教えるのは上手いというワケで・・・・(汗
コメント感謝してます (トシ)
- こんにちは、キッチンシンクでございます(通称「K」)。読みにくい名前ですいません(汗)。横島クン、微妙に強くなってますが、横島クンは横島クンのままですね。相変わらず女性に弱いですし(笑)。これからファラ師匠はどうやって赤い龍を料理するんでしょうね? (kitchensink)
- 棒を蹴り折るのは結構簡単です(意外にも)。……しかし、蹴り『斬る』となると話は全く違います。……どうやって?(疑問)
それにしても……体育会系なファラ、横島を鍛えて(いぢめて?)居る時、何だかとっても楽しそう(笑) (ロックンロール)
- いける.いける? (hatena?)
- はい、初めの頃『MASA』と入れたことがあるような気がするマサです。(長い)
やはり、横島クンは変な人に受け入れられる性質なんでしょうかね。ただ、腕立てとスクワットが1000回なのにランニングが10キロってのは此れ如何に!(語尾のネタは自分でも不明です) (マサ)
- 前回のコメントに誤解があったようですが、風景描写は言葉は少ないながらもよくできていると思います。
実際、風景が目に浮かんでくるようです……あれ? この風景はゲ………(何者かに失言の術を受ける)
「………!!」だけ言えないッ!? 仕方ないなぁ。取り敢えず修行の心配と同時に、生きてその場から出られるかどうかの心配もしなければならないようですね。うふふ(←何かを期待する笑い) (斑駒)
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