修行！(4)
投稿者名：トシ
投稿日時：(02/ 3/26)
そして翌朝(つーか夜だったっけ？)
「ほら！起きて起きて！」
ペチペチと頬を叩かれる横島
「ん・・・・・？」
うっとおしいなぁと言わんばかりの表情
「さぁ、じゃあ始めましょうか！」
無理やり手を引っ張るファラ
ぐん！と横島の身体が持ち上げられる
「・・・・・・！！？？」
(なんつ〜力だ！？コイツ本当に女の子か！？)
一応男の体つきをした横島を片腕で持ち上げたのだからそう思うのも無理はないだろう
テントから出る
「あれ？」
おキヌがいないことに気づく
「おキヌちゃんは？」
「近くの池で身体洗ってますよ？」
「よし」
テケテケと歩き出す
「「よし」じゃないでしょ！」
首根っこつかむ
「ええやないか！な！ちょっとだけ・・・・」
「全く・・・、その美神とかいう女性を助ける気ないんですか？」
「・・・・！！」
言葉が詰る
「・・・・・・・・わーったよ、始めようぜ」
「よろしい」
ニコッと微笑む
そして森の中に(ちなみにここは森)一箇所だけ木が全く無い広場があり、そこで修行する事になった
「さ、まずはパンチですね、やってみてください」
「・・・・・？こ、こうか？」
へなへな・・・・
といかにもヨワヨワしい拳が空を切る
「・・・・もっと気合入れてやってくださいよ」
「・・・むぅ〜・・・どんなふうに？」
「こんなふうにです」
とテケテケと向こうの方の木に歩み寄る
スー・・・っとい木を吸い
「破ッ！！」
ドベキャアアア！！
ファラの放った拳が木に直撃したかと思うと爆音と共に木にヒビが入りメキメキと木片を飛ばしつつ倒れていく
「さ！やってみましょ！」
「できるかあああああああ！！！！」
涙が流れるを通り越して吹き出ている
「いけるいける！レッツトライ！」
「「レッツトライ！」じゃねえええ！」
「だーいじょうぶだって〜、私でもできるんだから！」
「あんただからできるんだろが！」
「ネ！」
「ネじゃねえぇぇぇぇぇ」
続く
ヘタ！
今までの
コメント：
- トシさん、はじめまして、kitchensinkともうします。霊能力以外のこーゆー格闘が苦手な横島クンが個人的に大好きです。それにしてもファラさん、木を素手で叩き折るとは．．．。一体何者なんでしょう？（笑） (kitchensink)
- 面白いですね。個人的には新鮮さを感じるのですが(格闘ってものに)、唯横島がおキヌちゃんに対して『覗き』ってのは一寸辛いです。 (マサ)
- ↑そうですね。おキヌちゃんを覗こうとするなんて、きっとこの横島くんはニセモノですっ。
取り敢えず木を倒せたら人間、失敗したらニセモノということでっ♪
……なんてネ。トシさん、失礼しました。
今回は展開も、シーンの描写も少なめでしたので、今後の更なる横島くんの苦難に期待しつつ賛成は保留にさせていただきます。 (斑駒)
- 先生
のおぉぉぉぉぉぉぉ！！
覗きとか置いといて、ファラさん萌え〜〜〜〜
つうわけで、ファラさんに「いやーん」とか言わせて欲しいです (アホないたけしより)
- ↑多分､そんなにか弱くなかったと思いますが…皆口裕子ヴォイスであるといっときます
早くもでたか「イケルイケル!」……しかも横島の「あんただから〜」……正解!
レグルス流の他の連中はいわゆる十派一絡げというやつで極端に良かったから……
一応､才能はない努力型のファイターであるという話なんでよっぽど頑張ったんでしょうか
展開のほうはこれといって進展はないようですがキャラの絡みが秀逸ですね｡
しっかし彼女､意外に人にモノおしえんの向いてないんだなぁ（ｗ (ダテ･ザ･キラー)
- 拳で木を折るのは、物理的には可能ではあります。
しかし……それには鍛えぬかれた（とゆーより人間を超えた）拳の強度が絶対必要です。鍛えてんのか！？……などと思いもしますが、まぁ、彼女ですし……などと納得し掛けている自分が怖いと言うか……（汗） 彼女、人間ですよね……？ (ロックンロール)
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