ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(恐怖の九十九神2)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/23)

「ここね…」
美神たち山奥にある大きな家の門番についた。
「さ…!いくわよ!」
「…よ…よってしまいました…」
阪上は車から降りてきたが車によってしまった。
「大丈夫ですか…?」
おキヌも車から降りてきた。
「まったく…!!だいたいあんたは車に乗って1分もしないうちのよってたじゃない…!!なさけないわね!!」
美神はピリピリしている。
「ま〜ま〜美神さん…」
「ね〜はやく行きましょう…!?」
「行こうでござる!!」
タマモとシロはもう行こうとしている。はやく仕事を終わらせたいようだ。

門番を通ったら一人の男が立っていた。
「あ〜どうも…よろしくおねがいします…」
この大きな家の持ち主があいさつした。歳は40歳ぐらいだろうか?しかしすっかりやせ細っている。もう死人のような顔をしていた。
「どうも…!!ところでその刀はどこにあるんですか?」
「あの蔵のなかです…」
男は外にある大きな蔵を指でさした。
「それはそうとちゃんとお金を払ってくださいよ…!」
「はい…1億でも2億でも払います…」
男はお金はどうでもいいようだ。
「おねがいします…もう怖くて怖くて…家にいたお手伝いたちはみんなやめてしまったんです…」
「ええ…!まかせてください…!!!」
美神たちはその男を家のなかにいるように言った。男は心配そうだったが家の中に入った。

「美神さん今回の仕事はそんなにやばいんですか…?」
おキヌは不安で不安でしょうがない。なにかこの家に入った時からいやな感じがする。
「だいじょうぶよ…!」
美神はそう答えたが美神も不安だった。シロとタマモも美神とおんなじように不安だった。さっきから一言もしゃべっていない。
「…あ〜まだよってる…」
阪上はまだよっていて荷物をもちながらくらくらしている。
「あ〜も〜あんたは緊張感ってものがないんか―――!?」
美神はバッシっと阪上の頭をたたいた。

蔵の戸の前にいった。
「さ…!いくわよ…!」
美神が蔵をあけようとおもった瞬間…
ぼこーん!!!!!
いきなり蔵の戸が吹っ飛ばされた。
「な…!?」
美神は吹っ飛ばされた。
「な…なんなのよ…?」
タマモはおどろいた。
「はっはっ…!!!まちくたびれたぞ!!!」
美神たちの前には一本の刀が空中に浮いていた。
「け…結界はまだだったはずでござる…!なぜ結界が…」
「ふん…!あんな結界一年前からとっくにとけていたわい…!!!」
「じゃ…なんであんたはとっととでてこなかったのよ…!?」
今度は美神が聞いた。しかし美神の左腕はさっき吹っ飛ばされた時怪我をしてしまった。
「わしは…ずっと昔に霊能力者に封印された…だからすべての霊能力者を斬ることに決めたんじゃ…しかしずっと封印されていたからなかなか霊気がもとにもどらなっかたんじゃ…ま〜あばれることはできなかったがわしを捨てた奴の子孫をからかっていたがの〜」
「ま〜なんにせよあんたみたいなのが世の中にいるとこまるのよ…!とっとと極楽にいかせてあげるわ…!」
美神は右手で神通こんをかまえた。
「ふっ…小娘が…お前みたいな怪我人がわしに勝てるとでもおもったか!!!」
刀はすばやく美神にせまった。
「なめるんじゃないわよ…!!!」
美神は神通こんで刀を吹っ飛ばそうとおもったが神通こんが割れた。
「な…!?」
「弱い!!!」
美神はまたふっとばされた。
「こ…これが…九十九神なの…?いままでたおしてきた妖怪よりも…強い…」
「ふっ…なんせわしはなんども人の血をあび…恨み…悲しみ…恐怖…それらのものがあわさってできたんじゃ…!たとえ妖怪じゃなくとも…おまえらごときにはまけん…!!!」
「ならせしゃが倒すでござる!!!」
シロがすばやく刀を霊波刀で切ろうとしたが刀はゆうゆうとよけた。
「な…!?」
「おそい…おそいの〜…せえっかく霊能力者がくるようにしたんじゃが…こんなにも弱いとは…」
「じゃ…あんたはわざと私たちがくるように…あの男をこわがらせたのね…」
こんどはタマモが聞いた。
「そうじゃ…そうすれば一番強い奴が来るとみこんだからじゃ…しかし…よわい…」
美神たちは恐怖でいっぱいになった。おキヌはさっきから恐怖で体が動かない。
阪上は…
「うえーーー…まだ気持ち悪い…」
まだよっていた…彼はべつに恐怖を感じてないようだ…

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