ザ・グレート・展開予測ショー

私の月から出ていって!!(その3)


投稿者名:CSU
投稿日時:(98/10/12)

ずいぶん遅れちゃってスミマセン、第三回です、何か以前にも増して表現力不足のような気がしますが構わず行きます。


シーンは変わって美神事務所。

「ちょ、ちょっと待てピート、その食人鬼ってどんな格好してた?」
朧と神無に会ってきたピートが横島と話をしている。
「えっとですね・・・・」
身振り手振りを交えて説明するピート、その説明を聞いてる内に段々と横島の顔が青ざめてきた。

ポンとピートの肩に手を置いて青ざめた横島がしゃべりだした。
「ピート、美神さんには適当に言っといてくれ、俺しばらく身を隠してるから」
「ど、どうしたんですか、急に?」
「まずいんだよグーラーは、あいつが来たら美神さんやおキヌちゃんに何言われるか分かったものじゃない・・・」

「私とおキヌちゃんが何ですって?」
いきなり美神が現れた。
「わっ!み、美神さん、別に何でも・・・」
「あんた今、身を隠すとか言ってなかった?もうすぐ月神族の二人がくるはずだからあんたもちゃんと居なきゃだめよ」
「そうですよ、私もあの二人に会えるの楽しみにしてるんですから」
おキヌちゃんも一緒だ、こうなるともう逃げられそうもない。
「わ、分かりましたよ、居ればいいんでしょ、居れば(ま、まあいいさ、別に俺は悪いことしてるわけじゃないしな)」

そんなこんなで朧と神無がやってきた、もちろんグーラー(ガルーダのヒヨコ達も)も一緒だ。

グーラーの姿を見て驚く美神とおキヌ。
「あれ、何でグーラーさんがいるんですか?」
「横島クン、よかったわね〜」
何かニッコリ笑いながら横島の方を見ている。

「お、俺が何したって言うんですかー!」
「あ〜〜ら、忘れたとは言わせないわよ、あんたがあいつに何したか」
「そ、そんな昔の事いつまでも穿り返さなくても・・・」
「何言ってんの!あんなの惚れ薬飲ませたのと同じ事じゃない、そんな展開断固認めないんだから!」
「いや、でもあの時はそれしか方法が・・・」
「ほー口答えする訳ね」
いつもならここでおキヌちゃんがフォローしてくれるのだが、話が話だけに今回に限ってはそれが無い、それどころか美神とおんなじような表情で横島の方を見ている
『くそー!女なんか、女なんかーー!!』と心の中で叫んでる。

「あのー・・・」
自分の存在をアピールするかのような朧の言葉。
「何?」
「私達の存在を忘れないで下さいよ!」
「あ、そーね、ごめんごめん、で・・・何だっけ?」
「何だっけじゃなくって・・・、ねえ二人とも何か言ってよ」
神無とグーラーに話を振る朧だが二人とも互いを無視しっぱなしである。
それを見たおキヌが仲裁に入ろうとする。

「まーまー二人とも落ち着いて、仲良くしましょうよ」
おキヌが二人をなだめようとするが、二人揃っておキヌの方を睨み付けた。
いきなり睨まれてビクッとしたおキヌは思わず朧の後ろに隠れた。

「ごめんなさいね、二人とも何か横島さんの事で機嫌悪くて・・・、横島さんには彼女がいるからって言ったんだけど」
「え?、彼女って誰の事です?」
「誰って・・・あなたの事でしょう、おキヌちゃん、横島さんの彼女じゃ無かったの?」
思わず顔を赤くするおキヌ。
「わ、私はそんなんじゃ・・・」
「え?でもこの前見た時はそう見えたけど、本人が認識してないだけでまわりはそう思ってるかもよ?」
「そう?、そうですか?」
妙に意気投合してるおキヌと朧を尻目に神無が美神に事情を説明してる。

神無が修理の話をし始めた。
「実は、月の石舟が壊れちゃいまして、美神さんに修理をお願いしたいのですが・・・」
「ふ〜んなるほど、で、ギャラは?」
予想通りなのか、いきなりその話だ。
「み、美神さ〜ん、何もそんないきなりギャラの話をしなくてもいいじゃないですか〜」
とおキヌ。
「何言ってんのよ、うちは仕事に私情は挟まないのよ!」
「って美神さん、これ仕事なんですか?」
ワンテンポ置いて神無が話し始めた。

「そう言うと思ってちゃんと持ってきました、これを見てください」
そう言って美神に月の結晶のカケラが入った小袋を見せた。

「こ、これはひょっとしてあの月の魔力を凝縮した月の結晶かしら?」
美神の目がキラリと光った様な気がする、久しぶりに大きな収入のある仕事に出会えた喜びを示しているような表情。
「横島クン!あんたは早くその月の結晶を直すのよ、あとおキヌちゃん、ドクターカオスに連絡を」
いきなり慌ただしくなる事務所内であった。
「美神さんなんか燃えてますねー」
「そりゃそうだろ、今回みたいな億単位の仕事は久しぶりだからな、でもどーせ、ほとんど全部美神さんの収入になるんだろうけどな、どーせ俺は時給300円で・・・」


いきなり場面転換、月の石船修理現場にて。

カオスがマリアと一緒に月の石舟を修理していた。
しばらくして一通りの修理は終わったが、何かが足りないのか、石船は動作を開始しない。
「おかしいのー、これで直る筈なんじゃが・・・」
カオスが悩んでる所に迦具夜姫が話し掛けてきた。
「あのー、ひょっとして燃料が足りないのでは無いでしょうか?」
「どういう事じゃ?」
「月の石舟は月の魔力がエネルギー源ですから、壊れた拍子に魔力が抜けてしまったのかも」
「と、言う事は・・・」
カオスが横島の方を見た。

「おい小僧、その月の結晶とやらを少し分けてくれんか?どうやらこの舟は燃料漏れしてるようなのでの」
カオスが月の結晶を分けてくれるように要求している。
「美神さん、ああ言ってますけどどうします」
「しょうがないわね、月の魔力以外で代用は出来ないの?」
「駄目じゃ、月の魔力以外ではこの舟は動かないようじゃ」
「う〜ん、まあ仕方ないか、横島クン、カオスにひとカケラあげちゃって」
「わかりました、おっさん、ほれっ」

と言ってカオスに向かって月の結晶のカケラを投げる横島。
だが、力加減を間違えたのか結晶のカケラはカオスに届く前に勢いを失い地面に落下し始めた。
そして、その地面への着地予想地点では、エサと勘違いしたのか、ガルーダのヒヨコが口を開けて結晶のカケラが落ちてくるのを待ちかまえていた・・・。

*************************************

「!」
「!!」

「な、何?この強力な霊波動は?」
「うちらとはレベルが違う?、上級魔族クラス?」
美神とグーラーだけでなく、その場の全員が同じ霊波動を感じていた。
と、その時。

グーラーの足下にいるガルーダのヒヨコの内の1羽が身体をブルブルと震わせ苦しんでいる。
「ど、どうしたんだい、しっかりおし!」
ガルーダのヒヨコに触れようとするその時。
「離れてグーラー、そいつがこの霊波動の正体よ!」
美神がグーラーを突き飛ばし自分もその場から飛びのいた瞬間、ガルーダのヒヨコから強烈な光が発せられた。

「きゃ・・!」
「な、なんだぁ?」
「こ、この光は・・・」
「何?何が起きたの?」

光がやんだ後、光の中心に居たのは、白い翼に身を包み全身を魔力で覆われ、今にも襲い掛かって来そうなガルーダだった。


『クエエエエエエーーーーー!!!!』
天をも貫くようなガルーダの雄叫びがあたりに響きわたる。
次の瞬間ガルーダはこちらに襲いかかってきた、
最初に狙われたのはドクターカオス。

「どわーー!!何でワシが最初にーー!!」
「危ない!・ドクターカオス!!」
マリアがカオスをかばってガルーダの攻撃を受け止めた、
だが、そのままマリアはカオスと共に木々をなぎ倒しながら数十メートルもの距離を吹っ飛ばされて行った。
「アプリケーション停止・シャット・ダウン・し・ま・す・・・」
プシューと音を立ててマリアはその機能の全てを停止した。
「マ、マリアを一撃で!?」


まだ続く、、、


さーて、ますます訳の分からない展開になって来ました、一応次回で完結予定なのですが、大丈夫かな?
問題は登場人物が多すぎる事と今の所迦具夜姫の出番がほとんど無い事(マリアなんかもっとヒドイ扱い・・・)、まー最初の予定では大きな出番は無いつもりでしたが、ここまで無いとは正直予想外(涙)。
あと、このガルーダに名前付けたいんですけどいまいち思い浮かばないことかな?
まー次回の投稿までには考えマス(浮かばなかったら名前なしで行きます)。


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