ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(恐怖の九十九神1)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/21)

「……暇……!」
平日の三時ごろ事務所の中には美神と阪上しかいない。美神はとてもご機嫌ななめである。
「…ど〜かしたんですか…美神さん…?」
阪上は掃除をしている。
「あ〜も〜どーして最近仕事の依頼がぜんぜんないのよー!!!」
じつは最近美神への仕事の依頼がない。それでご機嫌ななめな美神であった。
「…最近…なんか…ピートさんと神父さんのところや…小笠原さんや冥子さんのところに…依頼が多いそうですよ。」
阪上のしゃべり方は少しはやくなってきたがそれでも普通の人よりもおそい。
「なんですってーーー!!!」
美神はいきなり掃除している阪上の胸元をつかんだ。
「どーしてなのよ!!!」
ぶんぶんと阪上をゆらす。
「…あ〜目がまわる〜から〜やめて〜ください〜」
そしたら美神はぱっと阪上をはずした。
「どーしてうちには依頼がこないのよ!!!」
「…そ…それは…」
「あーもーはやくしゃべりなさい!!!!!」
美神は鬼のような顔で阪上をにらんだ。べつに阪上をにらまなくてもいいとおもうが…
「…は…はい…僕が聞いた情報によると…例えば…金が他のところよりも高い…、
もう美神さんに関わるのはこりごりだ…などです…」
「え!?」
「…エミさんところよりも高いそうです…」
「エミのところよりも…?」
「…は…はい…もう少し料金をへらさないと…いけないとおもいますよ…」
「へ…減らす…?」
「…はい…」
美神にとってそれは究極の選択だった。
その時一本の電話がかかってきた。

「ただいま〜」
「ただいまでござる!!!」
「ただいま…」
三人が帰ってきた。
「あ!?三人とも明日の土曜日出かけるから用意してて…!」
「え!?美神さんお仕事ですか?」
「ええ…そうよ!」
「なんか久ぶりでござるな〜」
「ところで美神さん…!?そのお仕事はなんなんですか?」
「それは九十九神になった刀の徐霊なの!」
「九十九神ってなんでござるか?」
「バカ犬…この前授業でならったじゃない…!」
「…ま〜簡単に言うと…物が妖怪になったものだよ…」
阪上が言った。彼は妖怪についてはかなり調べたりしている。
「とにかくその刀は昔罪びとを殺すためにつかっていたものだから当時の持ち主はその刀があと一年で完璧な妖怪になると知っていたからすてたのよ…でもその刀は九十九神になってその持ち主をなんども殺そうとしたけど当時のGSみたいな人にじゃまされたの…結局
その刀は封印されたけど最近刀がブルブルと動くらしのよ…!」
「封印がとけかかっているんですか…?」
「ええ…!多分そうよ…!あの刀は妖怪になれなかったけれどかなり強かったらしいわ…」
美神は深刻な顔をする…かなりやばい仕事だ…
「…じゃ…みなさん明日がんばってください…!」
阪上が言った。
「なに言ってんのよ!あんたも行くにきまってるでしょ!!!」
「えーーーー!?」
「やだと言ったらどうなるかわかってる…?」
美神の右手には神通混がにぎられていた…
「…わ…分かりました…」
けきょく阪上もついていくことになった。




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