横島忠夫ただいま修行中(10)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/20)
「あ〜気持ちいいな〜」
横島は温泉にはいっていた。
「さて…どうやって小竜姫さまに謝ろうかな…」
たまたまとはいえ小竜姫を小さくしてしまった。
「ここはストレートにごめんなさいであやまるか…」
横島があれこれ考えていたが温泉の岩の影にいた小竜姫にはまったく気が付かなかった。
「ど…どうしよう…」
小竜姫はこまった。
「それともおせじを言ってご機嫌をよくするか…」
ぶち…
小竜姫はすこしあたまにきた。
「う〜ん…やっぱりお世辞をいうのが一番だよな〜あの人単純だし…」
ぶちぶち
小竜姫はもっとあたまにきた。
「がまん…がまん…」
小竜姫はちいさくつぶやいていた。
「ま〜わかがえったんだししわがなくなったんだから…」
ぶちぶちぶち
小竜姫の怒りは頂点にたっした…
しかし心の中で…
(でもここで出ていったら…)
はっきり言って二人とも温泉にはいっているのである。服などは着ていない。
「でも…!小竜姫さまが小さくなったからのぞけない…!」
「なんですてー!!!」
ついに小竜姫が怒って石を投げた。
「あいたー!?」
見事横島に命中。
「あれ…!?なんで小竜姫さまがここに…?」
「は…!?」
つい出てきてしまったが横島は服を着ていない…
「い…いやーーーーー!!!!!」
そう言って温泉からでて行った。
「どうしたんだろう小竜姫さま…?」
横島は別に小さい子に見られたってどおってことはないと思っていた。しかし小竜姫は体が小さくなっても中身は小さくなっていない。
(見てしまった…!!!)
小竜姫はずっと心のなかでそれをなんどもさけんでいた。
今までの
コメント:
- 今回は短かったです…本当はもう少し長くするつもりだったんですが…
次回は美神たちの話です。タイトルは…
「横島忠夫ただいま修行中(九十九神の恐怖)」です。
はっきりいってあんまり期待できないです。(お話が) (3A)
- はじめまして、kitchensinkと申します。いつもの毅然とした感じとは違ってウブな感じが有り余ってる小竜姫様が新鮮でいいです(変態だな、ほとんど)。あ、それでも次回作期待してます(笑)。 (kitchensink)
- ↑ 逆にウブな神様に萌えられない僕(何のこっちゃ)。
個人的にはこの場合に「見られた」事よりも「見てしまった」事をより重視する女性の心理が気に為っていたりして。 (Iholi@ ヘナ猪口)
- ……。(涙)
まあ、あえて一言、言わせてもらうならば小竜紀さまは
小さくなっているだけなのだから(中身は変わらないと書いてあるので)
石よりも霊波を飛ばして攻撃するのでは?
霊能者の場合は体を使った動作よりも霊力を駆使した動作の方が
自然と出てしまうというか、本能的だというか……まあそんなところだと思うので、
後に書かれている「つい出てきてしまったが……」という文との矛盾を感じました。 (魚高)
- すみません…
魚高さんのいうとおり矛盾でした…
次からは気をつけます… (3A)
- ↑ でも「なんですてー!」と叫びつつ白く短い腕で、露天風呂の巨大な置き石をブン投げる半裸のチビチビ小竜姫(一部脚色)は……結構可愛いと思われるのだが、どうか。 (Iholi@ やはりへナ猪口)
- 「小竜姫は怒りのあまり霊波を飛ばした」より「小竜姫は怒りのあまり側にあった岩をぶん投げた」の方が視覚的に派手でいいと思うなあ。
横島はロリコンじゃなかったのか(ちぇっ!)(笑) (JIANG)
- うん。やっぱり単純な人ですね。
で、横島くんはやっぱり自分の思考が口に出ていた事に気付いてないんですね。
その辺の掛け合いがなかなか巧妙でした。 (斑駒)
- ↑×5 あくまで個人的な経験ですが、ある程度の数の修羅場をくぐると自分の暴力――或いは殺傷力――を自覚し、他人を傷つける可能性をかなりのリアリティをもって自覚します。そうなると、拳や武器といったものに対してある種の緊張感を持つようになり、普段の生活の中でも心理的なブレーキが働くようになるのです。
ようするに、何も知らない子供は平気で拳を振り上げますが、自分の拳が人を殺傷できる凶器である事に気づいたものは、たとえ冗談でも拳で人を殴らなくなる訳です。無意識に抵抗が働くんですね。
勿論これは、俺や周りの人間といった特定の一例に過ぎませんので、魚高さんの意見を否定するものではありません。
まぁ、こんな例もありますよ、という事で。 (黒犬)
- 小竜姫さま……ウン百年と生きているはずなのに……
……ウブだなぁ……(爽笑) (ロックンロール)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa