ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(8)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/17)

「は〜もうやってられないでちゅ…!」
「ま〜ま〜パピリオ、そう言うなよ。」
横島とパピリオは妙神山の物置で掃除をしていた。
「お茶いれましたよ。」
小竜姫が物置小屋に入ってきた。
「ここ本当にきたないでちゅね…!」
「だってもう300年ぐらい掃除してないから…」(小竜姫が竜になった時この物置小屋は無事だったらしい)

二人がはなしているあいだに横島は大きな箱をかかえた。
そして、はしごで上って大きな箱を上の段に乗せようとしたら…
「うわ!?」
どごーん!!!
いきなり上の段がこわれて横島にたくさんの箱がおちてきた。
「大丈夫ですか?」
「いててて…」
「もうここもふるいですから…」
「あれ!?」
横島がなにか見つけた。
「なんだこれは…?」
それは小さな鏡だった。
横島がそれをつかんで…
「なんですかこの鏡は…?」
小竜姫にわたしたが…
「さ〜私にもなんの鏡なのか…?」
その瞬間!
ピカーン!!!
急に鏡が光った。
「な!?」
「なんでちゅかこれは…!?」

3秒ぐらいして鏡の光が消えた。
「なんだったんだいったい?」
横島はわけがわからない。
「まぶしかったでちゅ…!」
パピリオもびっくりしたようだ。
「二人とも大丈夫ですか…?」
小竜姫が言った。
しかし…!小竜姫を見た二人はおどろいた!
「しょ、しょ、小竜姫さま…ですか?」
横島はふるえながら言った。
「ええ、そうですけど…?」
わけがわからず物置小屋にあるおおきな鏡で自分を見た瞬間…!
「きゃああああ…!?」
小竜姫は悲鳴をあげた。
鏡にはちいさな子供がうつっていた。
パピリオぐらいの身長だ。
「こ…これが…わたし…?」
小竜姫は震えだした。
「どうやら鏡のせいで小さくなったみたいでちゅね…」(服も一応ちいさくなっていた)

二時間後…
「こんにちは〜」
ヒャクメがきてくれた。(前回の話から一ヶ月たっています。)
「ヒャクメどうだった?」
横島が言った。
「本で調べたんだけど…その鏡はどうやら小竜姫みたいに竜なったものを元にもどすものらしいんですね〜」
「でもそれじゃなんで小竜姫さまは子供に…?」
「そこがよくわからないんですね〜」
「そうか…」
「たぶん竜になっていない時に鏡に姿をうつしたものだからそうなったんじゃないかな〜とおもうんですね〜」
「でも俺も一応鏡にうつったぞ…?」
「さ〜人間には効果がないんじゃないんですか?」
「いつ戻れるんだ…?」
「わかりません…」
そのころ小竜姫は…
「うわーん!!!」
自分の部屋で泣いていた。
パピリオは鬼門たちに事件を話していた。
「なに!?」
「それはまことか!?」
「そうでちゅ…」
「そういえば左の…!」
「なんじゃ…?」
「ちいさい頃の小竜姫さまは活発だったの〜」
「そういえばそうじゃったな…」
「あまりにも活発すぎてわれらはどんなに泣かされたか…ううっ…(涙)」
「いまおもうわれらはよくたえたな〜ううっ…(涙)」
二人の鬼はしみじみ思いながらと昔を話しだした。




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