ザ・グレート・展開予測ショー

危険な人にご用心!!―――その3―――


投稿者名:マサ
投稿日時:(02/ 3/15)

「どうしたんですか?横島さん」
やばい!見つかった!!
「い、いや。別に何でも無いよ。ハハッ・・・(汗)」
「そうですか?」
「そうそう。あと、やっぱし俺って邪魔みたいだからあっちで待ってるよ」
こんな時は逃げるが勝ちだ〜〜!・・・とゆ〜訳で俺はその場を後にした、が。
「まだ怒ってるのかな?・・・・・・あ。・・・(再び包丁を研ぐ)うふふふふふふふふふふふっ、
もっと・・・も〜っと研が無きゃ・・・(また包丁が『ぎらっ』)・・・『しゃ〜〜こ、ず〜〜こ』」
あぁ・・・後ろからまた音がぁぁぁ・・・・・・!

そんなこんなしているうちに ザクッ と大き目の野菜(しかも固め)が真っ二つにされる
音、多分大根かな・・・。
それに続いて軽快に ストトトトトト って音がしてくる。
俺はどうすれば・・・・・・どうすればいいんだぁぁぁ!!(怯え+困窮+涙)

―――それから一時間、横島は足がすくんで動けないまま台所の近くで立ち尽くした状態で恐怖の時間を過ごす。――――

「横島さん。朝御飯にしますから、シロちゃんとタマモちゃんを呼んで来て貰えますか?
おキヌちゃんは無邪気な顔で言うが、こんな笑顔のおキヌちゃんに此れほどまでに恐怖感を抱いたのは初めてだ。
こ〜なったらあいつ等も道連れじゃ〜〜〜!!
「いいよ、それくらい」
そして猛ダッシュで二人の捜索。
大体見当はついている。
「美神さんの机の下ぁぁぁ!!アンダーザデースク!!」
やはり居た。
「見〜つ〜け〜た〜ぞ〜〜。さぁ、俺と共に地獄を歩もうじゃないか?な?」
「嫌だ〜見逃して〜〜!!なんかおかしいよ、今日のおキヌちゃん!!」
「武士の情けでござるぅ〜〜!!」
「煩〜〜い!!逃げるなんて卑怯だぞ!!絶対道連れにしたる〜〜〜!!」
「嫌(でござる)〜〜〜〜!!!」

長い激闘の末、帰還した俺たちが目にしたのは普通の料理だった。(でも何時もとちょっと
違う)

俺には『卵焼き・焼き魚・大根の味噌汁・御飯』(かなり久々に食べる)

シロには『焼いたデカイ骨付き肉』(骨がしゃぶれる)

タマモには『何時もより多めに油揚げの入ったきつねうどん・いなり寿司』(結構嬉しい)

おキヌちゃんには見た目は俺と同じ物だ。

俺とシロ・タマモの警戒は食欲の前にもろくも崩れ去る。(タマモがお茶目かも)
「やっぱりおキヌちゃんは何時ものおキヌちゃんだよね」(前言撤回)
「そうでござるな」(御意)
「お〜し、早いとこ食お〜ぜ!(うまそ〜。更にこのメンバーで食事・・・うおぉぉぉ!!!!」
(顔の緩み+ヨダレ=なんかヤバイ)
「「「「いただきま〜す!!」」」」
妙に声をハモらせて一同は朝食を口に運んだのだが・・・。

ぱくっ・・・・・・。(硬直)

「「「「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」」」」
「きゃははははっ!!・・・・・・あ、すいません。また衝動に駆られて」

バタッ×3

俺とシロ・タマモが口から火を噴いて絶叫した。
『此れは何かに取り付かれてる』そう考えたところで俺たち3人は泡を吹いて気絶した。

   
               そして・・・

「皆が食べたのはこれ!たっぷりのワサビと辛子と唐辛子と『まんどらごらの粉末』と
小鳩バーガー少量を混ぜた特製の気絶薬です。此れを食べればも〜ばっちり!
これを横島さんの料理には ぱらぁ〜 っと振り掛けて、お肉と油揚げの中にはたっぷり
中につめておきました。(にこっ)」(あくまで笑顔なのが怖い・・・)


―――続く―――


あぁ、怒らないでえぇぇぇぇぇ!!
ただ、たまには悪い個として欲しかっただけなんですぅ〜〜〜〜。
お許しを〜。核弾頭だけは落とさないで〜!!

っとま〜そ〜ゆ〜訳で次の犠牲者はついにあの美神さん!
果たして次の悪戯は!!?














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