横島忠夫ただいま修行中(そのころ美神たちは…2)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/11)
「う〜ん…」
「あ!?やっと目がさめましたね。」
男が目をさますと4人の女たちがいた。
「ここは…?」
「ここはGSの美神さんの事務所のなかです。」
「GS…?」
男はなにがなんだかわからない。
「ま、とりあえずあんたはたおれてたのよ。」
美神が男にいった。
「ところでお名前は…?」
おキヌがきいた。
「名前………?」
その男は名前がおもいだせない。
「あの〜、思い…出せ…ないん…ですけど…」
「え!?」
美神たちはおどろいた。
(や、やばい…もしGSが一般市民をまきこんで記憶喪失になったと噂がひろがれば…)
美神はそんなことを考えていた。
「おいくつですか?」
おキヌがまた質問した。
「…今年で…17歳…だった…とおもい…ます。」
この少年はしゃべるのがとにかくおそい。
「いままでなにをしていたんですか…?」
「…たしか…16歳…で…旅…に…出た…と…おもい…ます…」
「ご両親は…?」
「………おもい…だせません…」
「そうですか…」
「あ!?そうだったでござる!」
「どーしたのよシロ…?」
タマモがシロにきいた。
「この男のバックを拾ってきたんだったでござる!」
一分してシロがうすよごれている青いバックを持ってきた。
「どれどれ中身は…?」
美神がバックから物をだしてきた。
「…マンガの単行本…」
(ジパングの本8冊)
「…プロ野球選手カード…」
(カードが10枚ぐらい)
「…のり…」
(固体ののり)
「…折り紙…」
(ちいさいのが30枚ぐらい)
「…はさみ…」
(工作用)
「…スケッチブック…」
(なかには風景がかかれていた)
「…あめ玉…」
(ふたつ)
「…にんじん…」
(1本半ぐらい)
「………」
ぜんぜんてがかりのものがない。
「あ!?財布!」
美神は財布をみつけた。
「どれどれ…?」
なかには3円しかなかった。
「…」
美神はしばらくかんがえて、
「うちではたらかない?」
美神が突然男に言ってきた。
「…え!?」
男はおどろいた。
「ちょ、ちょっと美神さん!?なにを言ってるんですか?」
「だって…、横島くんいないし、この子どーせ旅に出てたんでしょ?だったらうちではたらかせようとおもってね。」
「…おねがいします…」
男はあっさり承知した。
「給料は…」
美神がかんがえているあいだに男が…
「…僕には…家が…ない…ので…ここに…住ませて…ください…」
男はどけ座をした。(プライドはまったくないらしい…)
「いいわよ。そのかわりぼろい部屋だけどいい?」
「…いいです…」
「そして、給料は255円!」
「…いいですけど…食事は…つけて…もらえます…?」
「う〜ん…ま、いいわ!そのかわりしっかりこきつかうわよ!」
「………」
「ちょっと寝るんじゃないわよ。」
美神がげんこつをした。
「………いた〜い…なに…するん…ですか…?」
「寝てたからよ!」
「…寝て…ませんよ…」
男の目はとても細くてねているのかおきているのかわからないはどだった。
こうして美神たちにあたらしい助手が入った。
今までの
コメント:
- この男が横島のかわりに美神たちにてつだいます。(横島みたいなすけべ少年ではありません)
次回もいちおうこのお話のつづきです。 (3A)
- うふふ……
なんか親しみがまた……
自分も武道やってるんで、なんの抵抗も無く土下座できるのが特技です。
――――!?
食事付きで255円!?魚高でバイトするより良いんじゃねぇか? (魚高@住み込みバイト学生)
- ↑ぬをっ!? こんな所に武道家アルバイター仲間がっ!?(←ちょい前までの私の境遇とほぼ同じ(あ、住み込んではいないか……))
さて、こーなって来ると気になるのが彼の元のお仕事。
鞄の中身が『あれ』で、改造トランポリンで飛び跳ねようとしていた…………
一体……? (ロックンロール)
- ズバリ、美神にしては甘いの一言!
これは美神さんじゃない美神さンが住み込み食事つきで雇うわけが無い。
しかし五円しか持ってなかったのか?どうやって生きてたんだ? (SRK)
- ↑美神は事実を隠匿しようとした。
しかしおキヌたちは気付かなかった。
少年よ。東京は怖い所です。
イナカ者(?)は騙されてコキ使われた挙句、用済みになれば生ゴミのように捨てられます。
願わくば彼の記憶が当分戻らないことを(祈) (斑駒)
- 横島の最初の待遇より(ちょびっとだけ)好いし……美神、身元不明人であるのを好い事に、きっと何か企んでいるな(焦)。 (Iholi)
- 彼の語り口&持ち物から、かの名作『裸の大将』を連想したのは、きっと俺だけでしょう(笑) (黒犬@←ばかちん)
- SPKさんの言うとおり美神さんらしくありませんがGSが一般市民をまきこんだと噂がでて依頼が減ってしまうことをおそれたので彼を仕事にいれました。
ちなみに記憶喪失の少年の身長や体重を紹介します。
名前:? 身長180cm 体重62キロ 好物:野菜、コロッケ、ラーメン、牛乳
嫌いな食べ物:漬物 年齢:17歳 趣味:マンガ、昼ね、絵を描く、工作
顔の特徴:目が物凄く細い、鼻がすこしたかい、髪の毛は短く斬ってある
その他:しゃべるのがおそい、ぼーとしている、やせている、高い所が嫌い
いまのところ以上です。
次回のタイトルは「横島忠夫ただいま修行中(シロとタマモのけんか)」
一応美神たちの話です。 (3A)
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