ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(6)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 3/ 8)

「う〜ん…」
茶の間の部屋に一人寝ころんでいるヒャクメ。
「なかなか横島さんと小竜姫おもしろい事してくれないな〜」
ヒャクメが来てから三日たつ。
「いっそ、私が二人の仲をおもしろくしてあげようかしら…」
ヒャクメが考えている間に小竜姫と横島は…

「うわああああ!?」
ドゴーーーン!!!
壁に激突。
「まだまだですね。」
剣の稽古をしていた。
「もうこのへんで休憩しましょうよ?」
かなり疲れてそうな横島。
「しょうがないですね…、いいですよ。」
「ふ〜う」
二人ともその場に座りこんだ。
「横島さん…、ちょっとききたいことがあるんですけどいいですか?」
「なんです?」
「なんで美神さんたちのところからはなれたんですか?」
「………いつまでもあそこにいられるわけでもないですし…、いつかは離れなくてはいけませんから…」
「そうですか…」
すこし気になっていた小竜姫。
二人が話していた時二つの影がしげみのなかにあった。
「う〜ん今日も収穫なしかしら…?」
さっきまでごろごろしていたヒャクメだった。
「ないでちゅね…」
パピリオもいる。
「ここはひとつ私がおもしろくしようかしら…」
「どーやってでちゅか?」
「それがなかなかいい案がうかばなくて…」
「う〜ん…」
考え込む二人。
「!」
「どーしたでちゅか?」
「カエルを投げる!」
ズコッ
こけるパピリオ。
「そ、そんなもの投げてどうするでちゅか…?」
「あの子はカエルが嫌いなのよ。」
「そ、そうなんでちゅか?」
「嘘よ。」
「じゃあ…意味ないでちょ?」
「だいじょーぶよ。いきなりヌルヌルしたのがつけばびっくりして飛び跳ねるはずよ。」
「そーでちゅか?」
そうのこうの話してパピリオがカエルを連れてきた。
小竜姫と横島はまだ休憩している。
「いくわよ…!」
「ラ、ラジャー…」
そしてパピリオがカエルを投げた。(なるべくちかずいて投げた。)
「きゃあああ!?」
みごとに小竜姫に命中。(腕に…)
カエルも小竜姫にビックリして飛び跳ねて逃げた。
小竜姫はビックリして横島に抱きついた。
「しょ、小竜姫さま…!?」
「………は!?」
小竜姫の顔が真っ赤になった。
「す、す、すみません。」
あやまる小竜姫。
そのとき、
    ぱき!
「だ、だれですか!?」
見つかってしまったと思うヒャクメとパピりオ。
「あ!?ヒャクメとパピリオ!?あ、あんたらは〜!!!!!」
(怖いな小竜姫さまは…)
とおもう横島であった。
結局ヒャクメとパピリオは、やったことがばれておしおきをうけた。
「今日という今日は許しませんよ!」
「な、なによけっこううれしそうだったくせに!?」
「な…!?」
「そうでちゅ!そうでちゅ!」
「も、問答無用ですよ!!!」
しかしすこし顔が真っ赤になる小竜姫。
その時横島は…
(美神さんよりも怒らせると怖いかもしれない…)
とおもった。




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