ザ・グレート・展開予測ショー

危険な人にご用心!!――その1――


投稿者名:マサ
投稿日時:(02/ 3/ 8)


『パニックもの』です。面白そうなので。

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――美神令子除霊事務所にて――
今日の依頼者はどっかの寺の住職らしい。
「で、どのようなようけんかしら?」
何時もの如く美神さんが切り出すと、
「実は、この中に封じられた邪鬼を除霊して頂きたいのです」
とか言ってその住職のおっさんがなんだか古臭い木製の仏像を取り出した。
サイズも小さい。
俺としてはひびの入ったボロには興味が湧かなけどな。
「こんなボロに邪鬼が封印されているんですか・・・」
「確かに、嫌な感じはするわね・・・。でいくら出します?ウチとしてはこんな厄介なのは
5千万くらいは出して貰わないと・・・」
流石にこの値段には住職のおっさんも青褪めたんだけど・・・。
「では、こうしましょう。明日までに除霊出来ましたらお約束のお金は払います。
(そんな金があるのかは知らない)しかし、間に合わなければ無料と言うことで」
おい!美神さんにケンカ売ってど〜すんねんアホ〜〜〜!!!
「へぇ〜、いい度胸じゃない。この私が明日までに除霊できなかったらねぇ〜〜〜!!(怒)
よし乗ったぁ〜〜〜!!!」
あぁ、美神さんが青筋立ててるんですけど〜〜。(怯)
「まぁまぁ、美神さん落ち着いて下さい(汗)」
上手いぞおキヌちゃん!!俺はシロタマと一緒に隠れてたけど。(おい!)
「それでは、わたくしはこれで・・・」
美神さんの殺気に怯えてか住職のおっさんはそそくさと退散(逃走)した。

―――その後―――

「「「あ〜怖かった(でござる)〜〜」」」
住職さんが帰った後で、美神さん以外の皆が一緒に同じことを言いました。
美神さんはまだ膨れています。そんな時。
「美神さん・・・その〜、大丈夫ですよ。・・・あのおっさんの事なんか気にしない方がいい
ですよ。俺たちもいるし」
横島さん偉〜い!!やっぱり男の人って頼れるな〜〜。(熱い眼差し)
「わ〜ったわよ!もうその仏像の除霊は明日にしましょ。あと、ちょっと梃子摺ると思う
からあんたはこれから3時間文珠作ってなさい」(つ〜か無理だろ)
「へ〜い」
横島さんはそう言ってソファーに腰掛けて文珠を作り始めました。
「俺って既に文珠製造機と化してないか?奴隷よりは良いけど」
「何か言った?」
「い、いいえ。何も(焦)」
焦っている横島さんの姿を見ているとちょっと笑っちゃいます。
それからそっと横島さんの後ろに回って
「えいっ」
ってちょっと懐かしい台詞をいって私は横島さんに抱きついたんです。
・・・なんで『えいっ』なのか解らないけど。
「お、おキヌちゃん?」
横島さんが真っ赤になって、私も真っ赤になって、それで、私は優しく笑ってあの人の
耳元で言ったんです。小さな声で。
「ありがとう」

――――――続く――――――

すいません。何か後半から話が逸れちゃいました。(苦笑)
でも、おキヌちゃんのファンである私は書いてしまったのです。欲望のままに。
あえて無謀っぽい一人称を使いましたが、どうでしょうか。自分ではおキヌちゃんの方は
O.K. だと思うんですが。
とにかく、続きも読んで下さい。

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