ザ・グレート・展開予測ショー

私の月から出ていって!!(その2)


投稿者名:CSU
投稿日時:(98/ 9/15)

お待たせしました、その2です。


「え?月神族の3人が地球に来てる?」
迦具夜姫から連絡を受けた美神が横島に話をしている。
「そうみたい、何でも月の石舟で地球まで来たのはいいけど、壊れちゃったから直して欲しいんだって、今、朧と神無の二人がこっちに向かってるそうよ」
「そうスか、でもあの二人、ここの場所分かってるんスかね?」
「どうかしらね、でもまあ知らなくても何とかなるんじゃないの?、何せ『美神令子』と言えばこの業界ナンバー1の実力者なんだし(笑)」
「・・・って、美神さん、自分で言ってどうするんですか」

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一方その頃の朧と神無はまだ森の中を彷徨い歩いていた。
「ねえ神無、いつまで経ってもこの森抜けられないんだけど・・・、ひょっとして道に迷ったのかな?」
「かもしれないわね、何せ月にはこんな森はないからね」
「はあ・・・」
既に5・6時間もの間森の中を彷徨い歩いてて二人ともヘタれていた。
と、その時。

「何奴!!」
突然神無が森の奥に向かって叫んだ。
「どうしたの、神無?」
どうやら森の奥から魔物の気配がしたようだ。
「そこにいるのは分かってるんだからね、さっきから私たちの後をつけ回して、どういうつもりだい?」

『さっきのもの凄い地響きといい、あんたら一体何者だ?』
森の奥から声が聞こえる。
「人に言う前に自分から名乗ったらどうなの?」
神無が森の奥に向かって言い返す。
『ここはあたしが管理する森だ、部外者のあんた達が先に名乗りな』
すっかり喧嘩腰な話し方で、話し合いになりそうもない。

『仕方ないね、みんなお行き!!』
と、次の瞬間一回り大きな魔物のヒヨコ達が現れ、神無に攻撃をし始めた。
「な、なんだこいつら?、こ、このオッ!!」
刀を抜いて応戦するが、標的が小さいせいか攻撃が当たらない。
「ちょっと神無、こんな事してる場合じゃないでしょ?、早く横島さん達の所に行かなくちゃ」
朧が説得しようとする、その時森の奥から声が聞こえた。

「横島?あんたらあの横島の知り合いか?」
森の奥から声の主が現れた。
出てきたのはグーラーだった。

神無は殺気立ってるので、森の奥から出てきたグーラーに朧が事情を説明する。
「実はさっきからずっとこの森を抜け出せなくて困ってたのよ、、、」
「何だ、そう言うことならあたしが案内してやるよ」
「あ、ありがとー、ほら神無、あなたも何か言ってよ」
神無にお礼を言うように要求するが、当の本人は相性が悪いのか、凄く不機嫌そうな表情でグーラーの方を見ていた。

そんなこんなでグーラーに案内されて森を抜け出した一行。
ちなみにグーラーも一緒についてくる事になった(もちろんガルーダのヒヨコも一緒に)、、、神無は不機嫌そうだったが・・・。

町に出た後、美神事務所の場所を探す一行。
「ところで朧、お前は美神事務所の場所は知ってるんだろうな?」
朧に向かって尋ねる。
「何よそれ、私知らないわよ、あなたこそ知ってるんでしょ?」
どうやらどちらも事務所の場所を把握してないようだ。
仕方ないので、自分達で調べる事にしたが馴れない地球でどうしたらいいのかいまいち分からない、
それからしばらくして。

「まったく、その美神事務所は何処にあるんだか、なあ朧」
と、朧の方を向く神無、しかし朧は居なかった、そして。

「ねえ、あなた今ヒマ?」
朧の声が聞こえたのでふとあたりを見回した、が朧は近くには居なかった、
声のした方を頼りに曲がり角を曲がると朧がいた。
すると、牙のはえた金髪の美青年を朧が逆ナンパしている、(ついでにその横には身長2mの大男がいた)、
それを見てコケる神無。
ズンズンズンと朧に近づいた後無理矢理引っ張っていく。

「痛たたた、ちょっと神無何よ」
「何やってんだお前は!」
「何って・・・、だって月神族は女性神ばかりよ?、あなたも興味あるでしょ?」
「って・・・、お前は男なら誰でもいいのか!!」
ドアップで朧につっこむ。
「やーねーそんなわけ無いでしょ、私にだって好みってのがあるんだから、じゃあ聞くけどそう言うあなたはどうなのよ?」
「え!?」
突然自分に降ってきた質問に動揺の色を隠せない。
「あなた、あの横島どのに惚れてるんじゃなかったの?」
「な、なな、何で私がそんなこと・・・」
思わず顔を赤くして神無が答える。

と、その時、今までずっと黙ってたグーラーが話に参加してきた。
「へえ、あんたも横島に惚れてんのか」
ピクリとその言葉に反応した神無が言い返す。
「あなたにだけは言われたくないわね!『あんたも』って事はひょっとしてあなたも惚れてるのかしら?(この『あなたも』が重要)」
「そうさね、悪いか?」
「悪いわよ、大体魔物の分際で何言ってんだか・・・」
「(ブチッ)な、なんですってぇ!あんたこそあんな辺境の星にすんでるイナカ者のクセに」
「(怒)だ、誰がイナカ者ですって!?面白いじゃないのよ」
最初に会ったときにいきなり襲われた事も手伝ってか異常に仲の悪い神無とグーラーである。
「まあまあまあ」と朧がなだめたお陰で何とかその場は静まったが、険悪なムードは相変わらずだ。

「まあまあ二人とも、美神事務所の場所は今聞いてきたから、早く行きましょうよ、ね神無?、迦具夜姫をいつまでも待たせるわけには行かないでしょ?」
「そ、そうね、分かったわ早く行きましょう、あなたはついてこなくていいのよ!」
グーラーに向かって軽く怒鳴る。
「何言ってんだ、あたしも行くぞ!」
「ついてこなくていいって言ってんでしょ!!」
「あんたに指図される覚えは無いぞ!!」
再び火花散る二人であった・・・。

それを見ていたピートとタイガー。
「なんですカイノーあれは?」
「さあ・・・」


さらに続く、、、

はい、謎の人物の正体の予想は当たりましたでしょうか?
話が変な方向にいってるような気がしますが、次回からはおキヌちゃんの出番を少しは増やしたい所存です。






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