ザ・グレート・展開予測ショー

動揺プロローグ。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(02/ 2/ 8)

これは、誤解と繋がってます。

気持ちが大きすぎると気持ちは言葉に出来なくなる。
というのものがあることは知っていたが実際体験するとこんなにきついとは思わなかった

横島は、はあと特大のため息をついた。
ここは事務所例によって頭を、かかえている。
一応仕事は順調(なんとか正社員へとこの四月からしてもらうことへとなっている)
そして、なんとか恋人なのだが―その美神との交際も順調にいっている。
普段の扱いが下僕並だろうが仕事がきつがろうがそんなこといつもの事であるし横島にとってこの状況が幸せ以外の何者でもないだろう
だが、横島ははあとため息をついてらしくなく眉を寄せている。
間違い様もなく悩んでいた。
それはもう本人にはこれ以上もなく深刻で、だが周りからみたらこれ以上もなくばかばかしい悩みであったりする。
そう、それは、
「触れねえよぉ」
との事である。

どーにもこーにもこーがばっといけないのだ。
いやもー彼女というならば、それは何をしてもいい存在(そんなことはあり得ません)なのだろうが何もできないのだ。
と、いうか何度も何度もしよーとはしている。
だが、できない。
襲うどころかただ触れるだけでもこの上も無く緊張するのだ。
ぐしゃっと頭をかき回し
「なんだもう」
と呟く。
声を聞くのも物凄く、緊張するし声を聞くのもさえこのまえまでよりも緊張する。
だがそーゆうものが嫌だというわけではない。
心拍数はもう早くて早くて、心臓が壊れると思う瞬間もあるがまあこれもいいかと思う。
ただ、それで、緊張して触れないのがいつもどおり振舞えないのが嫌なだけだ。
どくどくどくどくどくどくどくどくどくどく
(ほれ)
と思う。
考えるだけで心臓が煩い。
こんなにも好きだと思う。
―だから動けない。

―と、いうわけで横島前途多難である。
つづく
………………令香さんへささげます。
この話は、毎週木曜日か金曜日に続き書きます(涙

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