ザ・グレート・展開予測ショー

ももたろさん6


投稿者名:ペス
投稿日時:(02/ 2/ 6)

ここは港を離れた海の上、
大阪湾です
桃太郎一行はのんびりと船旅を楽しんで・・いませんでした

狼「ふあ〜〜・・せんせえ、あとどのくらいでござる?」

 おおきなあくびをした狼が問いかけました

桃太郎「どのくらいって・・まだ淡路島にも着いてないぞ
    半分も行ってないな」
狼「やあん!拙者もうここ飽きたでござる!
  海ばっかでおもしろくないでござるう!!」
虎「そーですノー!
  桃太郎サン!!退屈でたまらないケンノー!!」
狼「陸路ならまだ楽しいのに〜」

 2匹とも陸型の哺乳類なので
 海の上は苦手なのでしょうか?
 いえいえ、きっと茶店とか観光名所とかないから
 退屈してるだけですね

桃太郎「やかましい!
    2匹で大切な旅費無駄遣いしまくりやがって!
    おれの全財産なんだぞ〜!
    帰りの旅費もちゃんと足りるか分からんのに・・

    お前らちっとは蝙蝠を見習え!
    ちゃんとお利口にしてるじゃないか!」
蝙蝠「ZZZ・・・」

虎「(こいつは活動時間がズレてるだけでは?)」
狼「(先生の肩にとまって寝るなんてうらやましい・・)」


さーてさて、そんないつもの調子でいる
桃太郎一行にいつものようにトラブルがやってきました

船員が船室に駆け込んで来ました

船員1「皆様!大変です!!海賊が・・海賊が出ましたあ!!」


客1「か・・海賊!?」
客2「そんな!」

 ザワザワ騒ぎ立てる客たち・・

 
桃太郎「海賊かあ・・」

 こいつらは全然落ちついてますが

虎「桃太郎サン、追っ払いますカノー?」

桃太郎「そーだな、おい、蝙蝠、起きろ!」
蝙蝠「Z・・は・・はい!?」
 
 桃太郎は寝ている蝙蝠を起こしました

桃太郎「よし、虎と蝙蝠、
    鬼退治に付き合うくらいだから、
    海賊くらい2匹でいけるな?」

蝙蝠「あ、はい・・きっと」
虎「いけると思いますノー」
    

船員2「お客様!!
    船を横付けされました!
    船底に隠れて下さい!!」

 がやがや・・客達は奥へと移動を開始しました


桃太郎「お、もう横付けされたのかあ・・
    対鬼の前哨戦だ、行け!」

蝙蝠「では、行って来まーす」
 シュワ〜〜〜・・・
 蝙蝠の姿が一瞬にして消えました

狼「え・・消えた!?」
虎「マジ?」

 消えた蝙蝠に驚き桃の木な連中ですが、
 この時さらに驚く事が・・

うぎゃあああああああああああ!!!!!!!

 メッチャやかましい悲鳴が上から聞こえてきたのです

 桃太郎「うお!?何だ?」
狼「甲板から悲鳴が聞こえるでござる」
桃太郎「船員のものじゃなさそうだし・・」
虎「とりあえずワシ、行って来ます」


−−−−
皆様すみません、鬼との決戦はちょっと待って下さい(ぺこり)
次の次くらいには必ず!!

海賊編は次で終わりますからね

あ、みみかきさん、寿司の事ですが、
一応<5>に書いときました
ヒマな時にでも見てください


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