ザ・グレート・展開予測ショー

横島と小竜姫の極楽大作戦!!(その三)


投稿者名:アシュラ
投稿日時:(02/ 2/ 3)

  横島と小竜姫の二人は気配のする方へと足を進める。
  その先には、洞窟があった。
  その中から強いプレッシャーが放たれていた。
  息をのむ横島。
横「ここからですよね?」
  横にいる小竜姫に尋ねる。
小「ええ。」
  頷く小竜姫。
  横島はなにやら考え事を始めた。
小「どうかしましたか?」
  横島の様子に気づいた小竜姫が心配するように尋ねる。
横「あのう。・・・一つ頼みがあるんです。」
小「なんですか?」
横「・・・もしかしたら、もう生きて帰れないかも知れません。この気配からして半端ではないでしょうから。」
小「な、なにをいってるんですか!?」
  横島はシリアスな顔をして小竜姫を見つめる。
  小竜姫は思わずドキッとしてしまった。
横「それでその・・・・。」
  横島は息を一つのみ。
横「最後の思い出にここで一発ーーー!!」
  そうさけんで小竜姫に飛びかかる。
小「なにかんがえてんですかーー!!?」
  バキィ・・・と、横島の顔面に小竜姫の拳がめり込み、横島ダウン。
横「・・・ちょ、ちょとした・じょうだんなのに・・・・・ひ・どい。」
  涙と血を流す横島。
小「嘘おっしゃい!」
  小竜姫は感官に起こっていた。
  そして、ドキッとしたことを後悔していた。

  そんなこんなで、横島は回復して二人洞窟にへと入っていく。
  洞窟の半分くらいまでくると横島はふと疑問に思ったことを小竜姫に尋ねる。
横「ところで。アシュタロスの分身の『それ』は今現在どうなっているんですか?」
小「ええ。ベスパの話では、クリスタルの中に封じられ眠っていると。・・・ですから、目覚める前に一気に消滅させてしまおうかと思いまして。」
横「成る程。確かに、アシュタロスの分身なんかとまともに戦いたくありませんからね・・・。」
  更に奥に潜り込んでいく二人。
  そして、先の方に光が見えた。
横「あそこですか?」
小「間違いありません。」
  二人は駆け出しその光の元へと急ぐ。
  そこは広い空洞になっており。
  床の中心に魔法陣が、その中心にクリスタルがあった。
  そして、そのクリスタルの中に魔物の姿が。
  ところが、
横「!!しょ、小竜姫様・・・・・!」
小「・・・クリスタルが・・・・。」
  そうなんとクリスタルがすでに崩壊し始めていたのだ。
  このクリスタルを作り出したのはアシュタロス本人。
  そのアシュタロスが消滅し、その封印の力が弱まっていたのだ。
小「こ、このままでは!?」
  その時、クリスタルが砕け散ってしまった。
横&小「「!!?」」

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