ザ・グレート・展開予測ショー

世界の中心で『アイ』を叫んだ獣


投稿者名:魚高
投稿日時:(02/ 1/31)

        
         『風ノ音ガ聴コエル』

 目が覚めたが、

 どんな夢を見ていたのか思い出せない

 しばらくかんがえていたが、

 やはり思い出せず、

 身支度をはじめる

 
         『風ガ近づいてくる』

 顔、顔、顔、
  
 多くの人々とすれ違う 

  決まった時間
   決まった道を歩き
    決まった電車に乗る

 何故決まっているのか、

 決められたわけじゃない  

 皆、じぶんできめているはずだ 

 『この道が一番早く目的地に着くから」

 当然の理由だ、

 おそらく道行く人々も同じだろう 
 
 暇な時間は誰しも嫌いなはずだ

 なのに、あえてそれを作ろうとする

        「なぜ」

    人間は生活にゆとりを求める
    
  任務に、他人に、自分を縛られたくないから

 しかし、それは《時》という絶対的な支配者に支配されることを意味する

 
         『風ガ…耳ガ痛クナッテキタ』


 目的地に着いたとき、

 ふと足を止め,

 おそらく自分の中で自分を動かしているであろう

 ≪何か≫の囁きが聴こえた気がした……


 「ぐあばぇ!!!!!み…みつかった!?」

 「このっ!人の着替えを覗くなと何度いったら…」

 「か…堪忍やぁぁぁっ!!」

 そう、俺はいつもどうり仕事の一環である(!?)美神さんに覗きをかまして、     見つかっちまって、無駄だとわかっていながら泣きながら謝罪の意を示した。   

         『風止ンジマッタナ…』      

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa