ザ・グレート・展開予測ショー

未来から1


投稿者名:遊び歌
投稿日時:(02/ 1/31)

 続きが書けるか解りませんがよろしくお願いします。

「あら、母さんいらっしゃい。ひのめは元気?」
 美神親子がやって来た午後の昼下がり。しかし、
「令子はいつになったら子供を見せてくれるのかしらねえ。まあ、相手がいればだけど?」
「く・・・!」
 実の母親とも思えない発言であった。 
「ああ、早く孫の顔が見たいわ!」
 美神令子、22歳。未だ独身。しかし、今回の事件で彼女は自分の娘に出会うことになる。

 その日、日本各地のGSに激震が走った。
「な、何なの?」
 美神は事務所の部屋で感づいた。
「な、何だ?この圧倒的な霊力は!!」
「西条さん。これは魔族では・・・?」
 Gメン本部で西条とピートが!
「嘘だろ・・・」
 そして、横島までもが。
 
「皆、よく集まってくれた!」
 ここは令子の事務所。
 西条、ピート、令子、おキヌ、横島、伊達が集まっていた。
 現在、横島と伊達は合同でGS事務所を開業していた。
「この、圧倒的な霊力は過去に類を見ない。たとえ、横島くんだとしても、かなわないだろう]
 それは、彼らの敗北を意味する。
「しかし、西条。それは誰なんだ?もしかしたら強いお姉さんかも?」
と、一人妄想モードに入る。 
 現在、世界最高峰のGSだとは思えない。そして、
「あんたは、独立してもそれか!!」
と、美神の蹴りが入る。
「まあそんな事より、ヒャクメ様の報告によれば、その時時空間に乱れが生じたそうだ。つまりは・・・」
「時空移動?それができるのは私とママだけのはずじゃ?」
 その時、半死体と化していた横島が目を覚ます。
「くそー!もう女なんかああ!!!」
と、叫びながら立ち上がる。
「絶対に、美女には傾かんぞ!」
と、宣言する。
[無理なことは言わんことだ」
と、伊達の突っ込みが入る。
 そして、
「失礼します。ここは美神除霊事務所でしょうか?」
と、三人の女が入ってきた。
「お姉さーん!!」
 一瞬で横島が彼女達の前に進み出る。誰もが横島の半死体と化す姿を想像したが。
「もう、相変わらずですね。横島さん」
と、髪の長い女が答えた。
「本当。まさかねえ。ママの言うとおりだわ」
と、先ほどの女とよく似た顔の女が答えた。
 そして、最後の一人。髪の短い女性の一言が全員を震撼させた。
「昔からこうだったんですね。まったく、奥さんに言いつけますよ?と言っても今はまだ結婚してないんでしたっけ?」
と、冷たく言い放つ。
「へ?」
「自己紹介が遅れましたね。私はご存知美神ひのめ」
と、髪の長い女性が答えた
「私は西条優子」
と、美神顔負けのボディコンに身を包んだ女が答える。
「私は伊達美希」
と、相も変わらず冷たい感じにしゃべる。
「え、ま、ま・・・さ・・・か?」
「そう、私達は未来から来たの。時間移動によってね」
と、西条優子が答えた。

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