ももたろさん3
投稿者名:ペス
投稿日時:(02/ 1/29)
てくてくてく・・・
道を進む1人と1匹
狼「先生!こーして2人で歩いてると
デートみたいでござるなあ!」
桃太郎「な・何言ってんだお前は!」
狼「キャハハ、先生顔が真っ赤でござるぞっ」
なんかの〜んびり歩いておりますこの2人
これから鬼ケ島へ行くというのに気楽なもんですね
数分後
・・さてさて、よーやくお遊び気分はそこまでと言わんばかりの
ハプニング発生です
それはとある橋を渡ろうとした時の事でした
狼「!!・・せ・・先生っ」
桃太郎「う・・うそお?」
桃太郎達は驚きを隠せませんでした
なぜなら・・・
狼「なんでこんな橋の真ん中に虎が・・!?」
桃太郎「知るか!」
そーです、橋の真ん中に虎がいたのです
とは言っても寝てる様なんですけどね
桃太郎「コイツはただの虎じゃねえな」
狼「はい、強力な霊波でござる!」
桃太郎「起こさないよう橋の手すりの上を歩くぞ!」
狼「はい」
しょーがなく桃太郎と狼は橋の手すりの上を歩く事にしました
起こしてバトってもいいんですが
できるだけ消耗せずに鬼ケ島までたどりつきたかったのですね
狼「おっとと・・・先生、この橋の手すりは昨日の雨で
滑りやすくなってるので気をつけ・・」
お、狼、ナイス助言!
・・でもちょっと遅かったご様子
ツルッ!!
桃太郎「うっわあああああ!!」
狼「先生!」
どっかーん!!
見事に虎の頭にクリティカルヒット!
虎「う・・・」
桃太郎「し・・しまったああああああ!!!!!!」
シェーのポーズと取った桃太郎は叫びました
鼻水・涙・よだれも飛び出てます
狼「先生!?今助けにいい!!」
すると
霊波刀をかまえ虎にとびかかろうと
する狼に対して虎が口を開きました
虎「ま・・待ってつかさい!!
ワシはあんた方を襲う気はありもうさん!」
狼「何!?」
その言葉で狼は手を止めた
桃太郎「な・・なーんだ・・マジでびびったぞ・・・」
狼「人が目当てでないなら、
なんでお主はこんな所で倒れてるでござるか?」
虎「それが・・飼い主にここに捨てられて、腹が減って倒れとりました
お願いじゃ!何かめぐんで下サイ・・
なんでも言う事聞きますけえ〜」
狼「先生、こやつもなかなかの霊力保持者でござる!
いっそパーティに入れては?」
桃太郎「お、いいな!エライぞ、狼!」
狼「わーい、ほめられたでござるー!」
桃太郎「おい、虎!この団子を全部やるから
このGS桃太郎の手伝いをしろ」
虎「分かりました、桃太郎サン、よろしくお願いしますけぇ」
こーして犬の代わりに狼
猿の代わりに虎が仲間に加わったのであった
今までの
コメント:
- 今回は横島でさえ食べ物には困ってないのに・・・。
うう・・・、タイガーかわいそう・・・。(涙) (ねずみの尻尾)
- ↑忘れてました。 (ねずみの尻尾)
- 尻尾サン
元飼い主はあの人ですケンノー (ペス)
- 元祖よか、強いね。 (トンプソン)
- つーか、エ○・・・・・・虎を橋の上に棄てんなよ・・・・・・せめて山に放すとかさぁ。
○ミ「そんなのめんどくさいワケ。アイツのためにわざわざ山まで行く義理はないワケ」
さいですか・・・・・・ (黒犬)
- 「このはしわたるべからず」(笑)。 (Iholi)
- 皆さんコメントありがたき幸せにございまする!
トンプソンさんへ
そーですね・・いつのまにかそーなってますね〜
鬼と出会ったらいつも通りにcあっちゃうかもしれませんが
黒犬さん
元飼い主の正体、もーばれてますね(当然?)
Iholiさん
結局真ん中に落ちちゃいました(笑) (ペス)
- ああ、こんなにもほのぼのなのに、結局鬼が島に到着するまでの短い平和なんですね(涙) (猫姫)
- ↑そおですよねっ!これから彼等を待ち受けるのが地獄だと
思うと……。悲しくて涙が止まりません。
路半ばにヴェニスの悪徳商人に売り飛ばされるとも知らず、
希望と正義を胸に戦地に赴く十字軍の少年達の様です。
さめざめ。 (みみかき)
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