ザ・グレート・展開予測ショー

横島と小竜姫の極楽大作戦!!(その二)


投稿者名:アシュラ
投稿日時:(02/ 1/27)

  とりあえず美神の許しをもらった横島は、小竜姫と共に富士の樹海にきていた。
  周りを見渡す横島。
横「こんなところに、本当にいるんすか?」
  森だらけの道のない地面を歩きながら歩きながら小竜姫に尋ねる。
小「ええ。樹海は、隠すにはもってこいの場所だったらしいんです。」
横「にしても・・・・・。ちゃんと帰れるんでしょうね?」
  樹海に迷い込んだら最後らしいという噂をしている横島はビクビクしていた。
小「大丈夫です。もしもの時は、テレポートでもして帰ればいいんですから。」
  と気楽に言う小竜姫であった。
  どんどん樹海の奥へと向かって歩いていく。
  しかし、ルシオラの霊体の共鳴で力が強くなったせいか、かなり霊感が強くなり周りの嫌な気配をはっきりと感じ取れてしまっていた。
  つまり、この樹海で自殺した人たちの霊である。
横(・・・・なんか、気配をはっきり感じ取れてしまうよな〜。)
  と、思わず横島はハッとした。
  そう。こちらに何かか少数の何かが、こっちに近づいてくるのだ。
横「小竜姫様!」
  小竜姫はすでに気づいていたのか剣を握り、いつでも抜ける体制に入っていた。
  よこしもすぐに霊波刀を出す。
横(・・・いつもより力があるな!)
  横島は霊波刀の出力がいつもよりあることを確認すると、やはり自分の霊力が上がっていること確信する。
  近づいてきたのは低級な魔物であった。
小「行きますよ!?」
横「了解!!」
  そういうと二人はその魔物に向かって走り出した。
  次々となぎ倒していく二人。
  その中、横島は自分の霊力が更に増大していることに気づいた。
横「く。・・・」
横(更に霊力があっていくのを感じる。・・・・ルシオラとの霊基共鳴が強まったのか?)
  小竜姫も横島の霊力の変化に気づいていた。
小(美神さんに聞いてたけど・・・・。まさか、ここまでとは。)
  すでに、横島の力が人間の限界を超えていることに気づいている小竜姫。
  しかも、それはまだ増大がやまないことに驚いていた。
  何とか、全ての魔物を倒しきった横島たち。
横「小竜姫様。どうしてコイツらおそってきたのでしょう?・・・・まさか?」
小「だぶん。近いんだと思います。・・・・コイツらは『それ』を守るためにいたのでしょう。」
  確かに小竜姫の言うとおり、今二人はこの先の方から嫌な気配を感じていた。
  そして横島はその気配に見覚えがあった。
横「・・・この気配は。」
  そうそれは、かつて自分が戦った最強の敵のモノだった。
横(アシュタロスと同じ気配!?)
  それはつまり、アシュタロスの細胞から作られた魔物が近いことを表していた。
  二人は気を取り直し、その気配を追って先に進む。

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