ザ・グレート・展開予測ショー

日本むかし話 〜花咲かじいさん【3】〜


投稿者名:ねずみの尻尾
投稿日時:(02/ 1/27)

なぜか長引いてしまっているこの話。
ストーリーと落ちは考えてあるのに、どうしてこんなことに・・・?
暇な人は付き合ってやってください。








美「どう、シロ!見つかった!?」

シ「うー・・・、まだでござる。」


 シロをつれて宝さがしに出かけたわるいおじいさん。
 
 もう3時間も歩きまわっていますが、いっこうに宝ものは出てきません。


美「あーもうっ、あんたって本当に役立たずね!!」



     ビシッ、バシッ、ズビシ!!!



 とうとうしびれを切らしたおじいさん、シロを神通鞭でたたきはじめました。

 これにはシロもたまりません。

シ「キャウン!美神どの、い、痛いでござる!」

美「おだまり、やめて欲しかったら早くお宝をみつけなさい!!」

シ「ううう・・・。」

 シロはこまりはてました。

 このあたりにはもう財宝のにおいがしないのです。

 しかしこのままでは、いつまでたっても帰れません。




     その時です。




 シロはあることを思いつきました。


シ「(そ、そうでござる!)み、美神どの!ここ、ここ掘るでござる!!」

美「え?み、見つけたの!?でかしたわシロ!!!」

 シロが指さしたのは、何のへんてつもないただの荒地です。

美「ここね!? ウフフフ・・・、これでGNPの3%は私のもの・・・。(ジュル)」



       そうでしょうか?(汗) 



 それはともかく、わるいおじいさんは、こうじ現場のにーちゃんがつかうドリルで、
 そこをひたすら堀りつづけました。


       そしてしばらくすると・・・


美「お、何かでてきたわよ!よーし、ラストスパー・・ト・・・って・・・・。」



      キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!



 なんとおじいさんの掘った穴から、たいりょうのゴキブリがはいでてきたではありませんか!

 ゴキブリがだいきらいなおじいさん。

 これはさすがにきつかったようです。

 埼玉県民ほどもいるゴキちゃんをまえに、問答無用できぜつしてしまいました。








シ「ルンルンルン♪(パタパタ)」

 ぶじ、おじいさんからにげだしたシロ。

 しっぽを振ってじょうきげんです。

シ「ふぅ〜、一時はどうなるかと思ったでござる。はやく家に帰るでござる。」

 

   テクテクテクテクテク・・・・・・ピタ。


 なぜかシロが歩くのをやめました。

 ひたいには汗がうかんでいます。
 

     なぜでしょう?


 こたえはシロのうしろにありました。

 そこには、わるいおじいさんが、こみっく27巻、37ぺーじ(Gの恐怖)
 のときよりも、さらにすごい形相でたっていたのです。

 しかも、みぎ手には『竜の牙』、ひだり手には『ニーベルンゲンの指輪』、
 はい後には『精霊獣』と、かんぜんぶそうです。

 じぶんにむけられた殺気でうごけないシロに、おじいさんは声をかけました。




美「シロ・・・・、覚悟はできてるワネ?」






     つづく?

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