ザ・グレート・展開予測ショー

金倉銀行之乱１３

投稿者名：ペス
投稿日時：(02/ 1/20)

隊長「いくわよ玲子！！！」
美神「オッケー！！」　

　バチーンバチーン！！
　神通棍同士のチャンバラが始まった　
　その様子はラ○トセー○ーを振り回す
　あの親子にそっくりだ



カオス「『しゅ〜こ〜・・しゅ〜こ〜・・・
　　　　　玲子・・私がお前の母よ・・』
　　　　ってカンジじゃなぁ！」
キヌ「そのまんまですよカオスさん」

　チャンバラしてる２人のワキで
　しょーもない事を言っている　　　　
　カオスとキヌ

美神「しょーもないこと言っとらんで
　　　あんたらも手伝わんかぁ！！」

　いつもの様にギャラリーのギャグに
　ツッコミをいれる美神・・
　しかし今回はこれが裏目に出てしまった
　これにより美神にスキを作らせてしまったのだ
　

隊長「む！甘いわね！そこ！！」

　バチバチと激しい閃光を放つ隊長の
　神通棍が一瞬のスキを作った美神を襲う
美神「！」
隊長「でえい！！」
美神「きゃあ！？」

　バコン！！！　　
　クリティカルヒット！会心の１撃！急所に当たった！

　まともに神通棍を受けた美神は後方に
　吹き飛ばされた
美神「い・・いった〜〜」

　床に倒れ込んだ美神に
　神通棍が突きつけられた

隊長「チェック・メイトよ玲子！！
　　　このまま頭叩き割られたくなかったら
　　　お金返すのよ！！」
美神「し、しまった・・」

　カオス達のせいで（？）
　隊長に追い詰められた美神であった

美神「い・・いやよ！絶対いや・・・う！？」　

　意地でも金を渡すまいと考えている美神
　だったが、彼女は横から飛んで来た光線に当たり
　意識を失った

キヌ「カ・・カオスさん！？
　　　なんて事を！？」
　美神を撃ったのはなぜかカオスの怪光線だった
　
カオス「安心せい！一時的に気絶させただけじゃ
　　　　こうでもせんとこの女は諦めんからな
　　　　隊長さん、あんたの勝ちじゃよ！
　　　　金はガレージにある
　　　　Ｇメンに運ばせろ」
隊長「あら、裏切っちゃってよかったの？
　　　あなたも報酬は受けられなくなるのよ？」
カオス「ワシは美神と違って
　　　　金と仲間なら仲間をとるわい！」
隊長「分かりました
　　　ではこれで・・」
　玲子に勝ったからか、いままでの怒りは何処えやら、
　さっさと引き返して行った

カオス「さて、それでは・・」
キヌ「その前にカオスさん、
　　　美神さん起きたら何かされませんかね・・？
　　　裏切った上
　　　お金渡しちゃったりして・・」
カオス「ワシは裏切ったつもりも
　　　　金を渡すつもりもない・・
　　　　この＜仕事＞は今日一日だけの契約じゃから、
　　　　閉店になれば完全に時効・・くくく・・
　　　　結果オーライというヤツじゃ」
キヌ「な・・何かドス黒いオーラが・・
　　　それに『渡すつもりがない』って・・？」
カオス「さっきのギャグは美神のすぐつっこむ性格を
　　　　利用した芝居という事じゃよ
　　　　そんな事より
　　　　お主は夕食までの６時間、
　　　　皆にヒーリングを施せ
　　　　今夜はたらふく食うからな・・」
キヌ「よく分かりませんけど
　　　とりあえずやってきます」

カオス「よし、頼む！・・くくく・・・」

　この時のカオスの顔は笑みがこぼれまくっていたそーな　
−−−
ガレージでは
隊長が再び捜査官を数名呼び、
お金を回収していた

隊長「全部本物でしょうね！？」
捜査官５「ええ！間違いありません！」
隊長「よーし、また銀行へ行くわよ！」
捜査官６「さっき置いて来たパトカーはどうするんですか？
　　　　　あれのせいでずっと通行止めらしいですが」
隊長「しゃーないわね〜
　　　見つからないように路地から行きましょ
　　　見つかるといろいろ聞かれるからね」
捜査官５「（なんでこんな人が警察やってんだろ？）」
捜査官６「（腕だけはいいからだろ）」　　　　　

こーして隊長は
金を回収し、路地から再び銀行を目指した　

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