未来掲示・別編 (ラプラスの語り、その20)
投稿者名:トンプソン
投稿日時:(02/ 1/15)
そこは一筋の陽光も蛍光灯もない薄ぐらい部屋である。ある特殊な牢屋だ。
貴方はどうしてもこの鬱蒼とした部屋の奥へ行かねばならなかった。
=どあぁ?いたのか。=
悪魔ラプラス、確実に未来を映し出す能力を持つ。
待ちなって、未来ってのは無限の可能性がある。その数と同等の俺がいる訳だがな。
それでも聞きたいのなら、俺の知っている歴史を語ろうじゃないか。そう忠告を一つ。
誰が来るかな、誰が来るかな?
さて、今バイクに乗ってすげぇ形相の女がいる。
我等が美智恵隊長さ。おや何か言ってるな。
「なによ!何が愛しているよ!!地味ったらしい秘書に手をつけるだなんて!」
公彦のアホーか。
あいつは・・俺の後継者候補なんだがなぁ。
まぁ何時も通り話を総合すると、御忍びで大学に行った所、見詰め合う二人がいたんだと。
それを見た時、持参した愛妻弁当も落した程のショックらしくてね。
とーっても痛いびんたと共に泣きながら外にでちまいやがった。
・・・。あんた歳幾つだよ?
「ち、違うんだ誤解なんだー」
ん?どっかの誰かのタイトルと一緒の事言ってるな。
「くそー、ウチのめ。娘も二人いて大人しくしてると思ったら、浮気しやがってー」
と、似たような事、言ってても、どういう仕返しをするか考えているようだ。
「そうだ、私も浮気すればいいのね。ならターゲットは・・」
どーして横島になるんだろうねぇ。
「娘もなんのかんの言って手を出さないなら問題ないわよね」
あるだろ?・・なぁ。
嫉妬に燃える女は恐いよねー。恐いよねー。
そんな事も知らずに、美神令子の事務所は何時も通り。
「なんであんたはそんなに助平なの!」
こちらも手痛いビンタを食らっている。こちらは、
「ええやんけぇ、ふとももぐらいさわらしてくれても!」
すると、おんなっぷりのママさん登場だ。何も誰にも断りを入れずにな。
「あら、それなら私がさわらしてあげよーか?横島クン」
「ママ!」
有無を言わさずに連れてきやがった。
「さっ、触って攫われたー」
まぁ、そんな所か。
と、電話がかかる。
「おい、令子」
「親父!」
「大変だ、美智恵が早とちりして、俺が浮気をしただなんて」
何々、秘書の松井さんがはじめてコンタクトをしたが、体に合わずに見てもらっていた、だと?」
まぁ、傍目からみりゃラブシーンか。
「あっそ。ママなら今きて、横島クンを・・」
すると、文字通り驚のは我が後継者候補、公彦氏でな。
「なに!も、もう手遅れだ・・」
「ちょっと親父、何いってるのよ?」
「俺は、あいつの性格を知り尽くしている!」
まさしくそのとーりだな。この夫婦。
「うそでしょ?あんにゃろ!」
「・・・・。何処にいった事やら。しょうがない。迎えにいくか」
おやおや?浮気してるんですぜ。
その頃な、言わずともがなだがよ、横島は廻るベットで終えていたのさ。
「一体・・何なんだ?」
「うふふ。どーだった?興味あったでしょ?」
普段なら飛びつくだろうけどね。あまりにも意外過ぎるからよ、硬直してるぜ。
最もすべてがな。
「もう一ラウンドいっとく?」
美智恵隊長はこの最、若いツバメをしこんどこう、といった所か。
そして廻るベットのある場所から外に出た時にな。
「あんた!」
「美智恵・・・・」
と、熱い抱擁となったから、いたたまれない横島ってか。
いや、今回は悪くないぞ。
さてと、この二人、隊長夫妻は文字通り心が繋がっている夫婦だ。
だから、互いの事がわかっちまうのさ。
「そ、そんな事だったなんて・・貴方」
パンチ覚悟であったんだろうけどな。だが、ずっと抱いている。
これはな。公彦氏も自分の思いを伝えているのさ。
秘書の松井さんに対する互いの重いみたいなのをな。
「そうなの・・じゃあおあいこじゃない。先に手を出したのは、私だけど・・さ」
「あぁ、なら俺も許してくれるな」
「当然じゃない」
まっ、智識階級が『お妾さん』を持つのは然程珍しい事ではないがね。
一昔前ならな。
だがよ、
現在の人間の感覚代表の美神にはちと、判らんだろうな。
横島は、
「まぁ・・なんだか解らないけど、解らないけど」
まっ。そんなモンだ。男の妾なんぞな。
ハートブレークの美神を助けたのは、
「貴方に任せるわね。西条君」
と、言う訳さ。よかったな。西条。
横島と美智恵隊長の子供は、ひのめちゃんの義妹か。
はてさて。
-くくくく、忠告したはずだぞ、誰か来るかなと=
ここはバチカンが誇る最強の牢獄である。その中にはもう開けないドアがある。
よって一般人がくる事はまずないの。その牢獄に風が起こるのを貴方は感じていた。
おそらくは衛兵が来るのではないかというのは当然の帰結だ。
誰が来るのかと尋ねる貴方にラプラスは意外な一言。
=ドア、開いたのか?=
今までの
コメント:
- ラプラス 「ん?なんでぇお前か」
???ソン「すまん。ちょいと匿ってくれ」
ラプラス 「まーた、なにかやっちまいやがったな?どれどれ・・なるほど」
???ソン「まぁ、そういうこっちゃ。ほとぼりが冷めるまで」
ラプラス 「面白い・・よかろう、そろそろ特別編を言いたい所でな、お前も付き合え」
???ソン「おぉ、頼むぜ。ラプッチ」
ラプラス 「まかせなよ。俺も今、気は乗らなかった隊長の可能性のある未来を語っていた所だ」
トンプソン&ラプラス 『んじゃ次は『未来掲示・本編、ラプラスの語り』です!』 (???ソン)
- ……なんだ、あんたか。(珍しく引っ掛からなかった奴)
でも、今回は流石に凄まじ過ぎるんでないかい? 幾ら突然の出来事に脳天が沸き返っているからと云って、あの教授殿にあそこまでの甲斐性が有るとは端目にも思えんし(失礼)、それに件の「心の繋がり」とやらは、この最初の場面でこそ試されるべきじゃないか、なあ? だから票の方は評の通りって事で勘弁して欲しい。
まあ寧ろ、あんな事が有った直後に、あの美智恵と修羅場る事を覚悟した松井助手の度胸に拍手を送りたいね、我は。……ああ、勿論こんな難題に単身挑んだアンタの無謀、いやさエンタァテイナァ魂にも心から、な。 (Iholi)
- 心が繋がっていると言うのなら、誤解は起きないと思うけど・・・。
きっと、横島と美智恵が×××するというアイデアが先で、その理由付けのために公彦の浮気が取って付けられたのだろう。
それにしても公彦がものわかり良すぎるよなあ(笑) (JIANG)
- IHOさんへ> まぁ、大変でしたよ。ホントに。
JIANGさんへ> と、言うか、「横島X隊長」のリクエストがあったからですね。
(トンプソン)
- ↑いや、申し訳ありません。(←リクエストの張本人)
それにしても横島。お前、男妾かよ〜。情けな〜。 (黒犬)
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