ザ・グレート・展開予測ショー

おいろけ妖精、パウチ登場


投稿者名:トンプソン
投稿日時:(02/ 1/15)

今まさに美神が感じている臀部への手触りは・・・
「横島ッ!毎度の事ながらっ!」
顔を目掛けてガゼルパンチ!
が、風を切る。
「へっ?」
横島より、顔1個分低いところに、
「えへ。美神さんのおしりすべすべー」
「オキヌちゃん!?」
以外や以外。オキヌちゃんである。
「いいなー。脂の乗ってる・・」
異様な目の輝きである。
「どうしたのよ?間違えてお酒でものんだの?」
と、オキヌちゃんの口臭を嗅ごうと身を屈めた時に、
「んぐぅっ」
目を白黒させるのも当然である。
「わーい、美神さんの唇うばったー。今度は横島くんねー」
パタパタとスリッパが遠ざかっていく。
美神は呆然と立ち尽くす。
すると屋根裏から、
「うわーん、美神殿ぉ・・」
と、泣顔で飛びこんできたのがシロである。
「美神殿、美神殿、美神殿!」
答えはシロ自身から、
「タマモに き、キスされたで御座るぅぅぅぅぅ」
真赤になって告白。
と、そこに電話の呼び出し音。
『あっ?れーこちゃん?エミなワケね。なんでもパウチが2、3匹東京で暴れているらしいワケ』
全てが納得いく。
『目くじらたてる妖精じゃないケド、警察の風紀取締りから依頼があったワケね。知ってたら・・ってモシモシ?れーこ?』
「じょ、冗談じゃないわよ、パウチが家に?」
「パウチってなんで御座るか?」
パウチ、北海道の妖精で、取り付かれると、
「色っぽくなっちゃうわけよ!」
と、謀少年跳躍雑誌の妖怪漫画であったのを、私は覚えている。
「・・不味いわよ。オキヌちゃん・・横島の所いくですってぇ!」
「タマモもおいろけ婆になってるで御座る。本当のメギツネになって御座るよ!」
「私が許さないわよー」
009びっくりのスピードで横島のアパートに向う。
ドアをあけると、
「あっ!美神さん」
オキヌちゃんは着の身着のままで寝ている。
パンツ一丁で顔にキスマーク、やや息も上がっているのだから、
「こん下道!わ、わたしという者がいながらぁ、浮気しやがって!!」
有無を言わさずパンチにキック。
「ご、誤解っすよーー」
一度ノックダウンはしたようだ。
数十分後。
「俺はいっつもパンツ一丁で寝てるんです」
一応着替えてからたんこぶいたそうに、
「寝てたらオキヌちゃんが突然きた見たいで、『貴方、起きて』ですよ」
更に気が付いたら、キスマークがあったから驚きであって、
「俺が起きたらオキヌちゃん、服に手をかけたから、驚きましたよ」
取りあえず、納得いこうと頑張っている美神が、
「じゃ、なんでオキヌちゃん、寝てるのよ」
「そりゃ俺だって朝からあんなんがあったら怪しみますよ」
煩悩と戦って、文珠を使い眠らせたそうである。
「・・・じゃ、こっちから質問しますけど、オキヌちゃん、どうなったんですか?」
事の起こりを話すと、
「へー。そうだったんすか。んじゃ勿体無かったかなー」
又拳骨が飛んだ。
「なんて事いうのよ!」
騒がしいかった所為か、オキヌちゃんが『ウーン』と寝返り。
「・・ちっ。先ずはエミに連絡しないとね、私もパウチの退治方法を知らないし」
と、携帯に電話をすると、
『オタク、何やってんのよ!』
「なにやってるのって?一人発見したわよ」
『オタクントコの狐、町で大暴れよ!男という男が仕事にならないって!」
タマモは、知ってる人は知ってる通り、世界最高級の美女であり、妖女であり、とりあえずは幼女である。
『もう、国のトップは感づいてるみたいなワケよ?オタクも不味いんじゃないの?』
ワタシには好都合だけど、つけるところがエミである。
「解ったわよ!とりあえず、こっちに一ついるから頼むわよ!オキヌちゃんにとりついてるの!」
『そうなの、じゃタイガーとピート向わせるから、徐霊させるから、場所どこ?あぁ、横島の家ね』
直ぐにやってきて、オキヌちゃんは、すぐマトモになったが、
「わたしったら・・」
と、恥ずかしがって何も出来ないのである。
「オキヌちゃんはいいわよ、タマモはどーなってるの?」
と、テレビをつけると、
『なぞの美女、に群がる男達!』
と、特別番組もやっているではないか。
見ると・・薄衣しか纏ってないタマモが何処で手に入れたのか高級そうな扇子を使っている。
「と、止めないと美神さん」
「おー、まいがー!」
と、オキヌちゃんはタイガーに任せて、現場に向う。
「しょうがないノー、ピートはん美神はんの事務所に」
「えぇ、そうですね・・でも鍵は」
「ピートしゃん。霧になれるじゃろし、人狼がいるじゃけん」
車上の人となった、美神と横島。
「まったく。取りあえずよかったわ」
漏らしたのは、横島ににゃりとさせたのであったが、
「んで、タマモ対策はどうします?」
「私も頭が冴えたわ。簡単よ。先ず小学校に行くわ」
「小学校?」
「えぇ、あの男の子に頼んで、あとはアレね」
アレ?
小1時間後、東京の店という店で、あぶらあげを買えることはなかった。
特に豆腐屋では、
「おい・・一体何事だよ?油揚げが御礼完売ってさ」
と、驚くおいさん達も多かった。
さて、車上に一人、小学生の男の子が乗っている。
「そんな・・・タマモちゃんが・・でも」
「でもなぁに?」
「なんですか?この格好」
横島が横で笑っているのもしょうがない。
まるで。
「あぶらあげを着てる気分ですぅ」
「いや、そのままなんだけどね」
成るほど。体操服の上から大量に油揚げをぶら下げている。
さて、現場はもうすでに王女様にむらがる下僕達である。
だが、
「クンクン。この匂いは!」
すると男の一人が、
「そんなものより、どうぞ、ダイヤモンドで御座います」
「何を!こちらはゴルフ場の利権だ!」
我も我もと、超高級品を持ってくる。
「う、羨ましいわね」
「・・・美神さん?」
「そ、そうね。そんな事をしている場合じゃないわ、さっ、真友君。あの中に・・」
と思ったら、上が急に暗くなって、
「わーい。真友君におぶらあげだー」
と、飛んできたものである。
逃げるわよ!と美神が言うが、
後から後から、車やら、馬やら、ヘリコプターやら潜水艦?やらが追いかけてくる。
だが、それに目をくれず、
「んーちゅ」
「やめてよぉ」
と、言いながら目じりが下がりっぱなしの真友君である。
「うっ、羨ましい奴!」
「ちょっと、寝かしなさいよ、横島!」
「そんな事言っても・・文殊も切れてまして」
タマモが着ていた物が風に飛ぶ。
それにむらがる男達もいる。
「これはおれのだー」
「ん?あれは西条?」
「まったく・・お兄ちゃんたら!!」
怒る美神の隣に颯爽とバイクがやってくる。
「エミ!」
「毎度ー、小笠原エミ、GS事務所でーす。御利用ありがとーございましたー、れーこちゃん」
徐霊そのものは簡単であるが、
「ちょっと!誰があんたに依頼したってのよ?」
「おやや??オタクが私に依頼しワケでしょ?当然じゃ無いワケ」
口論が始まった頃、タマモもマトモになっていた。
「わたし、何やってたの?」
「ううん。なんでもないよ、一緒にあぶらあげ食べよ」
「うん!」
「たく、後の祭りってかよ」
横島も疲れ果てている。
夜は何事もなかったようになっている。
「ちかりたー」
と、横島は事務所のソファーでへたばっている時、美神はシャワーを浴びている。
「まったく、とんだ1日だったわね」
シャワーが温いのか、熱くして、
「それにしても、驚いたわよ。オキヌちゃんにも、大胆になって」
そのオキヌちゃんはタイガーにつれられて今日はずっとベットである。
しょうがないので、シロと遊んでいたりしていたが。
「そういえば・・シロさんこの家には妖精さんがすんでいませんでしたか?」
「あぁ、そういえばそうで御座る。ピート殿。鈴女という妖精が!」
「・・・。おそらく、友達のところに遊びにきたんじゃローカ?」
「・・・・・。黙っているで御座る、あいつも拙者の友達で御座る」
「人騒がせじゃノー。おっと、そのカード、もらうケンのー」
「あっ、やられたで御座る!」
まだシャワー室にいる美神。
「でもさぁ。危ない所だったわね。・・って何が危ないのよ、ねぇ、覗きにくるような・・」
窓をあけるが、どうやら今日はきてないみたいだ。
「あれま。折角シャワーを浴びてるのに・・もう少しいるかな?」
なかなか複雑で素直になれないという所か。
さて、ひとつの間違いがある。エミは『パウチは2、3匹』と言ったのだ。
元々、勝手気侭な妖精なのである。
鈴女の巣に、まだ一人残っていたのである!
「ん?どうしたの?パウチちゃん3」
『えとね。私が必要な女の人がいるみたい。じゃーねー』
「それって、美神さんでしょ?今シャワーを浴びている」
『ビンゴー!!』
美神はパウチの退治法は知らない。更に感じる事も出来ない。
横島が、そろそろ帰るかとソファーを立った時、
「ねぇ、よ・こ・し・ま・クン」
鼻から抜ける声色の美神はバスタオル1枚である。
「うわっ!み、美神さん、あぎゃーーーーー








     




   
                                  あんv」

・・・・・。

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