ザ・グレート・展開予測ショー

プロレス学生(上)


投稿者名:二エー
投稿日時:(01/12/28)

学生はプロレスをする・・・・なぜ?それは・・・
「そこにリングがあるからさ」
これは、四角いジャングルの中で戦い、散っていった漢達の物語である。

 もとは、学校で何か忘年会を開こうというのが事の始まりであった。
ただ騒いでもツマラン。ということでこのプランは実行に移され、学生プロレスタッグマッチをオカズにしようじゃないかと言う事になった・・・・もちろん、裏では非公認のトトカルチョ(胴元・・?聞くまでもないでしょ!)も行われており、会場(横島のガッコの体育館)は今、熱気と興奮の渦になっている。さらに、優勝者二人にはトトの売上の10%が手に入る事もあって出場者達の気合も半端ではなかった。

そしてこの阿鼻叫喚の四角いジャングルにおける生存競争を勝ち抜いた二組によって今まさに決勝の幕が上がろうとしている・・・・・。

愛子「さあああっ!師走も終わりに近付いたこの寒空の下、ここだけは真夏のような熱気、いや闘気が立ちこめております。熱いッ!熱過ぎですッ!まさに青春ですッ!!ちなみに実況は私、「永遠の青春実況中継人」こと愛子が担当させていただきます。そして解説には実はプロレス経験もある元幽霊、今は花の女子高生氷室キヌさんをお迎えしてお送りいたします!」

おキヌ「よろしくお願いします!」

愛子「しかしこの二組が決勝まであがってくるとは・・お約束といえばお約束な展開にな
りましたね。」

おキヌ「ええ、両陣営の実力、金銭に対しての執着心などを総合して妥当な結果だと私は
思いますが」

場内の照明が落とされ、会場が闇に包まれる。そしてリングの中央にスポットライトの照
明が集中する。その光の中でなぜかタキシード姿の銀二(!?)がマイクを手にし、婦女
子の歓声を一身に浴びながら用意された紙を読み上げる。

銀二「只今より、第1回GS―1クライマックス、決勝戦を開始致します!・・・ジャッジは妙神山管理人、小竜姫様に勤めていただきます!」

名前を呼ばれた小竜姫(実はヒマ人?)が軽く頭を下げる。

銀二「それでは・・・赤コーナーより・・ピート・ザ・ファンク選手、アントニオ伊達選手の入場です!」

赤コーナー奥の入場口にスポットライトが集まり、某「炎のファ〇ター」が会場に流れだし、それに会わせるようにピート、雪ノ丞の二人が入場してくる。ピートはオーソドックスなレスリングスタイルだが、雪ノ丞に至ってはなぜか赤い「闘魂」と書かれたガウンを羽織り、首にタオルをかけていた。・・・・歓声が巻き起こる。(8割女性)

「きゃあああっつピートおおおっ!かっこいいいいい!」
「ピート様―っつ!」

愛子「正に王道!キング・オブ・ロードです!この堂々たる入場振り!・・・それにしてもおキヌさん、彼ら燃えてますねえ!私はあの二人のあんな真剣な顔を久しぶりに見た気がします!」

おキヌ「ええ、伊達選手のほうは天然でこういうことが好きなだけでしょうが、ピート選手の燃えっぷりはどうしたんでしょう?」

愛子「いずれにせよ、ラフファイトを得意とする伊達選手と正統派シューター(打撃を得意とする選手の事)のピート選手の組み合わせは絶妙と言えます!」

雪ノ丞「へへ・・ついに、ついにあの野郎と決着をつけられる時がきたぜえっ!」
ピート「神父・・僕は勝ちます!勝って・・・今年こそは雑煮にモチをいれましょう!」

雪ノ丞「よっしゃあああっつ!いくぜ、ピート!」
ピート「おう!」
二人が同時に駆けだし・・・ロープを飛び越えてリングに降り立つ。

銀二「続いて・・・青コーナーより・・・グレート・タダ選手、マスク・ド・タイガー選手の入場です!」    

青コーナーの奥の通路に同じ様にスポットライトが集まり、某「グレート・〇タのテーマ」が流れる。そしてそれに合わせて横島、タイガーの二人が入場してくる。この二人の服装は・・・
一言でいうと「変態」と言う奴だろう。横島は顔全体に赤いペイントを施し、妙に歌舞伎役者っぽい動作をしている。タイガーにいたっては・・・

愛子「いやーおキヌさん、何回見ても見苦しい姿ですねえ・・・」

おキヌ「ええ・・往年のタイガー〇スクファンが見たらいろんな意味で涙する事でしょう。あの『むっちりムチムチタ〇ガーマスク』は。」

怒号と悲鳴が巻き起こる。(8割女性)物も飛ぶ飛ぶ。

「横島―っつ!あんなキザ野郎共殺っちまえーっ!俺が許す!」
「負けちゃえーっ!この卑怯者共―っ!!」
「そうよそうよ!ピートに怪我させたら許さないからね!」

愛子「正に外道!アウト・オブ・ロードです!この散々な言われよう!女性陣の皆さん、物を投げないでください!おキヌさん、これはやはり・・・」

おキヌ「ええ・・やはり前試合までのグレート・タダ選手の卑怯っぷりが響いてますね!タイガー選手は比較的クリーンなファイトをしているんですがね・・何故でしょう?」

愛子「いずれにせよこの覆面二人組、ファイトスタイルに違いはあっても中身は同じモテナイ桃園の誓い義兄弟!このマイナスベクトルがピート、伊達選手にどう働くか興味深いところではあります!」

タイガー「フッ・・好き勝手言われてますノー。・・じゃが最後に笑うのはワッシらじゃああああっ!横島サン、いや、グレート・タダ!やってやりまショウ!!ワシらの明日のカロリーの為に!」
横島「フッシャアア!!(訳:よっしゃああ!!)」

二人は先程とは対照的に怒号の海を掻き分けるようにゆっくりとリングに向かい、ロープをくぐる。

そして、リング上で両雄が向かい合った・・・・見えない火花が散る。


美神「はいはい一口千円からねーっ今なら7:3でピート、伊達組が有利よ―。」



・・・・・アホネタで,すみません。

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