ザ・グレート・展開予測ショー

大々々々々々銀河宝樹


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/12/25)

「ぷはーーっ!」

!?

小竜姫の姿が、10トントラックから見え隠れする。
続いて、ジークフリート、ハヌマン、ワルキューレ・・・
そして魔軍・神軍の両最高司令官までもが目を覚ましたのである。

「私は・・・私は・・・・・見てはいけないものを・・・・ぶつぶつ・・・・」
「先生っっ!??!」

その場をばったりと倒れた唐巣は完全に白目を拭いている。
ピートは先生を起こそうと体を揺すってやる。
だが、目の前を見たくないという意思が働く成果、そう簡単には起きそうもない。
むちゃくちゃな展開だ。

「・・・しかし・・・・(苦笑)」
「はじめから全員生きていたという展開は強引過ぎないか?」

雪乃丞は思わず呟く。
言うまでもなく、その場の全員は苦笑しているが、美知恵は納得している。
流石は美神の親と言うだけあろう。

     ☆            ☆            ☆

一定マイト数を得て、第二段変身を開始する「奴」。
それはすさまじい者である。
樹の枝をめぎずぅ・・・がぎぃ・・・とならしながら、次なる形態を目指す。
枝は折れもせず、17の竜の頭を持ち、23の豪腕に、31の触手と29本の尾をムクムクと
ウルトラマングレイトのゴーデスの如く太らせていく。
そして一つの竜の頭が樹の皮を破って突き出るなり、ガバボア・・・・と、不気味に首を撓らせて這い出るように
首元が太くなっていく。

・・・・・・・・・・・鵺?

進化した「奴」は、ウッチンダー∞【インフィニット】を発見するや、別の竜頭が雷【イカズチ】を吐き出してくる。
地球防衛軍は焦って登場すると、青白に光り輝くフィニットシールドをウッチンダーの前に張り巡らした。
張り巡らされたシールドが、イカズチを吸収して強力化して跳ね返した。

・・・しかし、「奴」はその攻撃を吸収した。
自ら力を蓄えて吸収し、パワーをあげるや、バキューム光線を発する!

「どわーーーっ!?宇宙恐竜ゼットンかお前はーーー!」

防衛軍隊長は辛うじてシールドを外して避けると、そのウッチンダーの前に「奴」が佇む。
全エネルギーを吸収しようと自ら動き出したのだ。
今までは、一向にひたすらパワーを吸収するだけの行動だったのが、今度は向こうがテレポート行動により
動くことを覚えたのだ。
やばいと思った地球防衛軍は、ウッチンダーを乗り捨てるしかなかった・・・・・!
乗り捨ててパラシュートで降りていく途中、衝撃の映像を目にした。
高さ55メートルはあると思われるウッチンダー∞を0.000000000000000487754569421375167998秒もの僅かですべて飲み込んでしまったのだ!

     ☆            ☆            ☆

「ちっ、やはりウッチンダーでも駄目だったか・・・。」

雪乃丞は、悲しげに言う。
何を隠そう、雪乃丞はかつての土曜夜六時代にあった「ウッチンダーDX」のファンだったのである。
特に、ウッチンダーDXに搭乗する5人の戦士の一人、ウッチンダーピンクの毎回見える胸の谷間にくぎ付けだったらしい。
それを思い出してにやけるジョーを前に、弓は思いっきし突っ込んでやる。

「やーねー、思い出してにやけるジョーって・・・・」
「・・ま、・・・・待て弓。俺だって男なんだ!」

こんなジョーと弓の漫才を前に、話を進めるためカオスは一つの作戦を告げる。
攻撃しなくとも倒す方法はあるのだとその一言を。
さてその手段とは?

「ふう・・・・・。攻撃するばかりが奴を葬る方法とは限らん。」
「何だと?」

GS一同は、無免許GSのカオスのほうを見る。

「これじゃからGSは嫌なのじゃ。頭が固すぎんじゃよ。」
「てめーに言われたかねーわい!」

GSたちは声を一斉にしてカオスに思いっきりそう言ってやる。
こんなボケボケカオスにまで言われるなどというのは腹立たしいものがある。
だが、カオスの言う手段を聞くというのも一理はある。

「どういうことなのか説明してもらいましょうか。」

ピートが一役を買って指示を仰ぐ。
だが、カオスはそのピートに指を指して言う。

「一応はバンパイアハーフのお前ならわかっておることじゃろう。」
「・・・・もしかして、奴のエネルギーを吸い取るとでも。」
「そのとおりじゃ。」

カオスは威張り散らしたようにカカカカと笑い上戸になる。
というわけで方針は大方決まった。
次回からの大反撃・・・もとい大吸生気の作戦が始まる。

     ☆            ☆            ☆

その頃、唐巣はというと・・・・

「うーーん・・・・カオスが神で、神が悪魔で・・・・」

両軍の最高指揮者を徐に見てしまったせいで、気絶したまま魘されていたという・・・・・。

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