ザ・グレート・展開予測ショー

オリジナル(12)


投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/12/22)

つづき・・・長いよね

帰り道
「おお、そう言えば自己紹介がまだだったね、僕の名前は翔、皆月翔(みなづきしょう)、十七歳、よろしく」
「ええと、僕は名前は順一、鈴木順一、こちらこそ、僕も今度十七歳になるんだ、よろしくね」
僕と翔くんはお互いに右手を出しガッチリと握手した
「おおぉ〜い、ジュンイチー、たいへんたいへん」
むっ、この感覚はゆいだな
僕は後ろを振り返ってみる
「なんだよ、ゆ・・・」
「朝、出来なかったゲキガーンパーンチ」
奇襲とも言えるゲキガンパンチが見事に顔面にヒットした今日のゆいは僕が起きるより早く出かけたので朝は喰らわずに済んでいた
「ぐわっ、いきなり何するんだぁ」
「いやー、朝、出来なかったから今の内にやっておこうかと、そんなことより大変なのよ」
「そんなことよりって、自分でやっておいて」
「ジュンイチといっしょに見たあの悪魔動物園の悪魔たちが昨日の夜に全部殺されてたの」
「はい?」
なんとなく話の内容を飲み込めたが僕にとっては次元の違う話に思えた
ただ翔君はこのテの話に弱いのか、すごく弱った顔をしてた
「どうかしたの翔君?」
「ギクッ、なんでもない、なんでも」
「?」
「あの〜、ところでジュンイチ、こちらさんは?」
「あっ、この人はね、うわっ」
翔君が僕の首に腕を巻き、ゆいから少し離れた所へ連れて行く
「彼女、かわいいね、何、順一君の彼女?」
「ナァ〜」
翔君に抱かれてる子猫があくびした
「ゆいがかわいい?僕は普通こんなこと言わないけど目が腐ってんじゃないの」
「順一君、それは彼女に対して失礼だよ、むちゃくちゃかわいいじゃないか」
僕はゆいの顔を見てみる、う〜ん、客観的に見ればかわいいかもしれないが、僕のビジョンでは歪んで見える
「じゃあ、順一君の彼女じゃないんだな」
「そうだよ」
「よしっ」
翔君は僕を連れてゆい前まで移動する
「えっと、こちらのお方は?」
ゆいがまた尋ねる
「この人は・・・」
「順一君の親友の皆月翔です、よろしく」
しっ親友?、僕なんかが翔君の親友でいいのかな
「へぇ〜、ジュンイチの親友かぁ、珍しい」
「珍しいって?」
僕がゆいに尋ねる
「ジュンイチってさ、友達は作るけど親友になるぐらいまで深く付き合わないのよね」
よくよく考えたらそうかもしれない
僕はどこかで人との間に距離をおいている節がある
たが翔君に親友と言われても拒絶感は無く、むしろ嬉しかった
「ああ、私の紹介がまだだったわね、私の名前は日下部ゆい、十七、高二、好きなものはロボ、よろしくね」
「日下部ゆいさんかぁ、顔もかわいければ名前もかわいいね」
「まぁ、私なんかにお世辞言っても何も出ないわよ」
「お世辞じゃ無いよ、正直な気持ち」
ゆいの顔がガラにもなく赤くなる
「じゃ、僕はここで、またね順一君、日下部ゆいさん」
『ナァ〜』(子猫は翔君が飼うことになった)
「じゃあ、また、翔君」
そういい終わったあとゆいの方を向いて
「何、ガラにもなく照れてるんだよ、ゆい」
僕がそういうやいなや、素早く裏拳が飛んできた
「いった〜、なにすんだよ」
「ジュンイチに彼女ができるためのレッスン、女はねぇ、お世辞でも言って貰いたい言葉があるのよ」
「じゃあ、ゆいは女じゃないからお世辞を言わなくていいんだ」
ピクピク、ゆいの怒りのボルテージが上がっている
あれ、僕、いま、余計なこと言っちゃった
「ああ、ゆいはかわいいなぁ、この世に君の右に出る者はいないくらい、うんもう僕のお嫁さんにしたいくらいだ」
ゆいの手を見てみると霊力が集中している、ヤバイ
「男でも無いジュンイチに言われても仕方無いのよ」
ストドォーーン
ふっ、どっちもどっちじゃないか、ゆい
僕の体が宙を舞う、ああ、もしこれを客観的に見たらどれほど痛々しい光景なのだろう
まぁ、霊波攻撃なのでいつも喰らってるおかげでダメージは軽減したけど(嬉しいような、悲しいような)
「お嫁さんにしたいだなんて、簡単に言うんじゃ無いの」
「あ、うん、それよりもさぁ、大変と言えばそんなことよりもっと大変なことが起こったんだけど」
「なにが起こったのよ、言っとくけどね、朝のあの光景はすごかったんだから、ちょっとやそっとのことじゃあ驚かないわよ」
大変なことって驚かすためにあるのか?
まあそれはともかく
「姉さんが帰って来た」
「うそ?」
「ホント」
「うそよ、だってまだ四年経ってないじゃない、なに大学を辞めちゃったの」
「違う、卒業しちゃったの、だからこれからずっと家にいるの」
「うそ〜〜〜、いや〜〜〜〜」
ゆいも姉さんにひどいことされたんだな、うんうん

飛帰宅
ここが今日から住むところか
いや〜、今日はカルチャーショックばかりで全然探しモノが探せなかったな
なんせほんと、全部いっしょだったな僕たちのいた世界といい友達はできたし、かわいい娘(こ)に出会えたし
居間の方で怒鳴り声が聞こえる
「おいっ、人は殺さねぇって言っただろ、なのに何二人も斬ってんだよ、カザマ」
「別に過ぎてしまったものは仕方無いだろ」
「クォーター、お前だって怪我を負わしるじゃねえか」
「ジンさんのやり方だと効率悪いんだし別にあたしはいいと思うけどね」
「シリア、お前は義と言うものが無いのか、効率の良さで人の命を奪っていいはずがない」
あ〜あ、ユウジさんうるさいよ
『ショウの部屋』ここが僕の部屋だな、広くもないが狭くもないちょうどいい部屋だ、布団がある、転がる
鈴木順一君と日下部ゆいさんか、いい人と出会えたな
何か今日は疲れたな、おやすみ
『ミィー』
そういえばこいつの名前なんにしよう、『ミィー』て鳴いて『ナ〜』てあくびするからミィナでいいや、僕の名字と似てるな
「よろしくな、ミィナ」
『ナ〜』
ミィナはそんなこと興味なさそうにあくびをする
「ははは、お前らしいや」
明日から探し始めるか、探しモノ
それしても日下部ゆいさん、めちゃくちゃ霊力強かったな
まあそれより、順一君と握手した時はすごかった
霊力がまったく無いんだもの、霊力ゼロ、まるで僕たちみたいだ

おまけ
「ところでさぁ、なんでジュンイチはウェイターの制服を着てるの」
「翔君の趣味と衝動買いと僕のドジの結果」
「・・・本当、いい親友を持ったわね」

つづく
次回予告とまったく違うことをやってしまった
次はヒロイン登場だい(これまた多分)

皆月翔(みなづきしょう)・・・彼は順一の親友であり恋敵?でもある存在ですね、性格的にあまり似ていないところがいいですね、翔は積極的、順一は消極的、の割にはやっぱり似てるかも
名前は翔の方は決まっていましたが、名字に迷った、でもまあ皆月になりました、しかし、ショウを漢字にする時、前にヒを置いてヒショウにしないとこの漢字がでないので苦労してます

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