破滅の歌 第一楽章 〜『問う』 そのことの 愚かさよ〜
投稿者名:S・R
投稿日時:(01/12/21)
おこ〜んば〜んわ〜。そんなこんなでS・Rです。
で、突然ですが皆さん、何があった訳でもないのに気分が沈んだりすることって無いですか?
・・・これはそんなときに書かれた話です。だからいつものとはコンセプトというか
もうまったく別物と考えてください。つまり今書いてるのやこれから書くものとはまったくつながりがありません。 そしてこのあとには何も続きません。
時期を置くと書く気がうせそうなのでできるだけ一気にやります。出来ない様な気もしますが。
では・・・
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破滅は誰にも気づかれぬ
しかし 誰もが破滅を知っている
それは見えざる気付かざる
奇跡が起こる余地さえも無く
……その日は、運が悪かった。誰が悪いんじゃない。『運』が悪かったんだ。 たった、それだけの……
事務所は、いつにも増して騒がしかった。それもそのはず、美神の機嫌が悪かったのだ。
理由は割愛するが、ともかくこれ以上ないほどに機嫌が悪かった。
そのストレスを横島にぶつけているのである。とは言え、何の理由もなしに殴るわけにもいかず
分割でストレスを晴らすこととなった。以下、その理由である。
足音がうるさい
視線がむかつく
バンダナがむかつく
たまに出る関西弁がむかつく
足がくさい
口がくさい
服がくさい
手がくさい
返事が遅い
その他数十種に及ぶ虐待を受けている、そのとき。
『横島ク〜ン!』
外からの声。というか、玄関からの声。
『オーナー、客人です。』
少し遅れて、……実はさっきから呼んでいたのだが聞いてもらえなかった……人口幽霊一号の声。
ぱたぱたと、さっきまで所在なさげにしていたシロが玄関に向かう。
「はーい、どなた様で……」
ござるか。とでも繋げようかとでも思ったのだろうか。口がパクパク言っている人狼をみて、
机を背負ったセーラー服の少女、愛子が声をかける。傍らには、不安げに身をちぢ込ませた少女が居た。
『横島クン、います?ちょっと学校のほうでやってもらうことが……』
さっきまで聞こえていた悲鳴の主なのだから、大して意味の無い質問だったが。
訊いたとたん、血みどろのぼろゾーキン、もとい横島が這って出た。
愛子はうわ、と短く悲鳴を上げただけだが、もう一人は『これ』に慣れていなかったらしい。
ここでこの少女が、ただ悲鳴を上げる、とか、逃げ出す、とかしてくれたなら、或いは
『破滅』の引き金は引かれなかったかもしれない。
決定的に運が悪かったこと、それは、この少女が……
とても優しかったことだった。
「酷い!何でこんなこと!」
愛子と一緒にいた少女が、横島のところに駆けつけてかばう。
「こっ、これは……!?」
混乱しきった、そして、地獄に仏を見つけたような表情で少女を見やると、
なぜかクラスメートの妖怪の声が聞こえた。
『ああ、その子……横島クンに』「先輩っ!!」
訳がわからない。俺に……何なんだ?何でこの娘は顔が赤くなってるんだ?そもそも誰なんだ?
聞き慣れぬ声に降りてきたほかのメンバーが、少女に抱かれた俺を見て絶句する気配を感じながら……
役得と、それに伴う更なる地獄を感じていた。
今までの
コメント:
- 退くも地獄、進むも地獄(笑)。どちらの地獄に転ぶにせよ、結局は彼の理性次第。と云う事は。
美神が付けた難癖の列挙がいやはや何とも。「足がくさい」はどんなタイミングでこじつけたんだろう(笑)。
僕も多少なりともソウウツの気が有りますが、自分でコントロウルするのは結構難しいですね。僕の場合ウツの時でもここに来たり、お気に入りの音楽を歌いながら聴いたりすると、結構立ち直れますね。偶にソウにまで達して却って大変な時もありますが(笑)。
まあ小難しい事を考える時にはウツの方が効率が良くなったりもしますし、要はソウウツとバランス良く付き合う事ですかね。お互い頑張りましょ、S・Rさん。 (Iholi)
- Iholiさん>
と言いいますかむしろIholi様。いつも温かいお言葉、本当にありがとうございます。
今現在、なんだかうつ病のような精神状態からは脱却しましたけど、これ書くために
わざと気分を沈めてみたり。そうでもしないとバッドエンドになってくれなくて。
能天気だなあ自分。 (S・R)
- おお! GS美神の暗部を扱った作品が!
俺も、実はこーゆーのが結構好きなので、応援します。
・・・・・・姫に見つかると怒られるのでこっそりと(爆 (黒犬)
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